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【ジム・クレイマー】2024年にSP500は5000に達する!?BoAが考えるその5つの理由と、ジムクレイマーの意見!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/21のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは-0.18%、SP500は-0.20%、そしてナスダックは-0.59%と、下落の日になったで。まあここまで一直線に上がってきたからな。わいは毎日膨大な量のレポートを読むが、時々とても興味深いレポートを手に入れることがある。今日はそれを皆に共有したいと思うんや。Bank of Americaの株式ストラテジストのSaveta Subramanianさんによる戦略レポートなんやが、その題名がなんと、「米国株戦略:S&P 500が2024年に5000に達する5つの理由」というものや。正直言うと、わいはこの記事が気に入ったんや。

 

今の時期というのは、来年に何が起こるかについての多くのレポートが出てきて、それらの多くはネガティブなものやったりもするんやが、このレポートはS&P 500の5000ドルの価格目標を掲げとる、非常にポジティブなものや。ここまで株価が上がってきて、ほとんどの人が現時点で、ここからまだまだ上がり続けると公然とBullを肯定することが力強くできていない。そもそも、わいは自分自身の経験から知っとるんやが、ネガティブなことを言ってあたらなくても、そんなに批判はうけないんや。ただ、めちゃめちゃBullなことを言って間違ったら、大きな非難をうけがちなんや。あなたは絶望的な愚か者として笑いものにされる。

 

ウォール街では、あまりにもポジティブであることによって仕事を失うことの方が、ネガティブで仕事を失うよりもずっと簡単や。ストラテジストも、もし何かに対して過度に楽観的で、それが崩壊したら、解雇の理由になる可能性があるんや。誰も好き好んで火の中に飛び込もうとはしない。ましてやいま、地政学的なリスクも高まっていて、債券投資だけでかなりのリターンがもらえる高金利下で、わいらの大統領はあまりに高齢で、バースデーケーキがもはや時限爆弾なんじゃないかと思われるほどで、選挙があることを考えても楽観的にならない理由は数多くあるように見える。

 

そういうわけで、Bank of AmericaのこのBullishなレポートは、今の株式リサーチコミュニティでは急速に不足してきているBull目線のもので、メディアのコメンテーターのほとんどが堂々と言えないようなものや。今日はわいはNvidiaの決算も素晴らしかったと思うが、彼らのガイダンスも素晴らしかったにもかかわらず、常に何か問題を見つけたがる人がいて、株価も引け後に上がっていない状態や。ただこういう中で、BoAのレポートの主張は、個別株投資の世界が楽園になる可能性があるというものや。

 

わいらはずっと、債券金利の暴政に苦しんできた。今年のほとんどで、わいらは債券市場によって設定される長期金利と、Fedによって設定される短期金利との関係性によって振り回され続けてきた。Fedが短期金利を引き上げるにつれて、長期金利は上昇し続、どんなに各企業の状態が良くても、債券金利が上がったら株価は下がり続ける、そういう世界やった。実質的にすべての株が一緒に取引されるマーケットやった。全ての株は、長期債券市場の長い指揮棒で指揮されたオーケストラのメンバーのようやった。

 

でもBoAのレポートは、そういう世界から抜け出すかもしれないと言うとるんや。わいが気に入るのも当然やないか。数週間前に長期金利がピークに達した後、マーケットは素晴らしい上昇ウェーブを実現したんや。そして個々の株式で本当に息をのむような素晴らしい動きがあった。最近のリテールでの数週間を考えてみてくれ。Home Depot、Target、Macy'sなど、大きな上昇を見せたやろ。そして、今日はBurlingtonが素晴らしかった。こういう動きは主に、彼らが過小評価されていたから見られたんや。

 

株価の動きというのは、常に過去の動きと無関係ではないから、それを覚えておいてほしいで。わいはいつも、ここからの株価だけを考えようということを言うが、さはさりながら、ここまでの評価がどうなのか、そして業績発表の結果、ウォール街はその評価と業績のギャップにどれぐらい支払うのか、今まで虐げられてきた株は、その点がポイントになってくるんや。そのポイントを正しく把握した人が多くのお金を稼ぐことができる状況が来たんや。

 

さて、BoAのレポートは来年S&P500が5000に達する5つの理由を示したんやが、それを一つ一つ見ていこうやないか。わいは彼女の記事がいろいろなことを非常にうまく説明してると思うで。まず第一の理由やが、彼女は「ガーデンパーティーにはあまりにも多くのスカンクがいる」と言うとるんや。これはちょっと奇妙な良い方やが、多くのBearがあまり確信を持っていない、すなわり、今ネガティブな人もチャンスがあればBullに変身したいかもしれないという意味や。だいたい株式市場の上昇の前にはそういう状態になるんや。

 

第二の理由は、彼女は今は「ゴルディロックス経済」やと言うとるんや。あまりにホットでなく、あまりにクールでもなく、ぬるま湯の理想的な状態やということや。彼女は賃金の上昇が生産性の向上と高い利益率によって相殺されると予想しとる。ただ、わいはその点はあまり信じてないんや。わいは今おこっていることはインフレがなくなっているということやと思うで。だからこそ、Fedが金利を引き上げないことが最大の利益につながると思っとる。

 

第三の理由として、彼女は、GDPの成長が遅くなっても企業の利益が加速すると信じとるんや。今日のS&P500企業の多くは、広範な経済とは関係がないため、これは部分的には真実かもしれん。ただ、例え彼女が正しいとしても、工業株とかはわいは避ける必要があると思っとるで。事実、すべてのセクターの株が一度に上がるわけではないしな。

 

第四の理由として、2024年は選挙の年で、そういう時は株が下がる方向にはいかないということや。これについてはわいはちょっと意見が違うで。彼女は今の政治について好意的な見方をしとるが、それには両党の防衛支出とか医療分野に悪影響を及ぼす可能性のある財政の話も含まれとるわけやが、わいは少なくとも今回は好意的な見方に同意はしないで。ワシントンでは党派的な不和しかなく、何も進まないという完全な無力さがあるばかりやと思うで。ただ、よく知られている通り、政治が何も進まないことは、実際には株式市場にとって良いニュースなんや。政治の停滞を株式市場は好むんや。

 

ただ、それにもかかわらず、わいは今回の選挙でワシントンからの良いニュースを期待してないんや。バイデン大統領はUAWを支持してショーン・フェインという最も過激な労働組合の指導者を応援したわけやが、民主党は労働者の党であり、資本の党ではないため、彼らは株式市場にあまり関心を持ってないんや。一方、共和党は権力を持ってないから、今の現職の労働者の生活を楽にするために何もできない。どちらの党もマーケットを強化できるほどのことを多くを成すことができるとはわいは考えてないで。

 

最後に、第五の理由は、アメリカは言うても世界で多くのアドバンテージを持っとるという点や。脱炭素化のイノベーション、エネルギー問題、安全保障問題、ドルという基軸通貨、わいらの子供たちへの富の移転とか、結局アメリカは強い国や。さあ、ここまで5つの理由を見てきて、その理由をもっと細かく検証して、もっと欠点を見つけることもできるし、実際わいとは意見が違うこともいっぱい見受けられるわけやが、でもわいはここからの見方として、そのBullishさには賛成や。

 

結論やが、今ほとんどの人々はここから何も良いことが起こり得ない可能性もあると思っとるやろう。わいは、昨日も言うた通り、FTCが合併をブロックする点で非常に積極的な状況が変わればええなと思うし、可能性としては、荒野の7人銘柄以外の493銘柄の年に来年はなるんやないかなと思っとる。BoAのレポートで気に入っとるのはそのBullishさで、株価の上昇する理由はわいとは意見が違うが、SP500が5000に達するかもしれんという点では賛成やで。

 

 

来年も上がるといいですね。

 

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