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【ジム・クレイマー】荒野の7人銘柄のネガティブ面に反論!でも大きくなりすぎたポジションは規律を持って削ろう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/28のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

かつての偉大な野球選手、ヨギ・ベラが有名なレストランについて「もう誰も行かない。混んでいるから」と言ったんやが、わいはいわゆるMagnificent Seven、荒野の7人銘柄も同じように感じたりするんや。これらの銘柄は非常に人気があるにもかかわらず、今実際にホットなのかというとどうなんやろうか。今日はダウは+0.24%、SP500は+0.10%、そしてナスダックは+0.29%だったわけやが、とにかく今の株式市場は荒野の7人銘柄に左右されるよな。Alphabet、Amazon、Apple、Meta Platforms、Microsoft、Nvidia、Teslaのウェイトを合わせると、S&P500の29%に相当するんや。

 

ただ荒野の7人銘柄は最近指数と共に動かなかったりする。なぜなのか。わいは今、他の投資家と話す時間がかなり長くなっとるんやが、実際にこれらの株を熱く語る人にはあまり出会わなかったりする。なぜなんや?理由はいくつかあるで。まず荒野の7人銘柄のほとんどは、株価が額として高額や。いや、株価の額なんか関係ないよと思う人もおるやろう。理論的にはその通りなんやが、やけど実際問題として多くの投資家は、100ドル未満の株を購入したいと思っていたりするんや。1980年代や90年代のように、株価が3桁になるたびに、会社が2対1や3対1の株式分割を行うような時代を望んどるんや。

 

でも現在のほとんどの企業は頻繁に株式分割を行ったりしないで。その結果株が上がるにつれて株価の額がどんどん高額になっていき、非合理的なんやが、行動心理学的にと言おうか、高額な株価は、多くの一般投資家の購入意欲を減退させとるんや。荒野の7人銘柄がそれほど好まれない二つ目の理由として、アナリストやメディアがあまりにネガティブなことを吹聴して、たとえ素晴らしい企業であっても、それらの株を持つことに置いて、多くの人々を怖がらせているからや。毎日毎日ネガティブなニュースが出るんや。わいはそれが気に入らんのや。

 

ということで、今回は荒野の7人銘柄に対して、どのようなネガティブな意見が出ているのか、その最たるものをそれぞれ見ていって、わいはそれをその場で打ち消してみせるということをやっていきたいで。このことによって、不必要なネガティブバイアスがなくなるやろう。まずAmazonから始めようやないか。 Bear派は、Amazon Web Services(AWS)が以前のように速く成長していないと指摘しとるんや。ただ、わいはそんなこと心配に値しないと思うで。彼らはNvidiaとの巨大な戦略的提携を発表して、新しいスーパーコンピューティングインフラとソフトウェアを導入したんや。AWSの減速が本当に心配されるべきものだったら、Amazonはそのような投資はしないはずや。

 

Alphabetはどうや?この前の決算は、ほとんどすべてが完璧だったけど、Googleクラウドについてはそうではなかったんや。クラウド部門は84億ドルの売上を記録したんやが、86億ドルが見込まれとったんや。運営収益は6600万ドルに留まって、ウォール街はさらに6000万ドルを期待しとったんや。そうや、Googleクラウドは実に6000万ドル、期待を下回ったんや。その結果、Alphabet株は市場価値で約1800億ドルを失った。時価総額が1兆7600億ドルから1兆5800億ドルに減少したんや。これは狂気や。しかし、アナリストやメディアからは、Googleのクラウド事業が、クラウドサービスの減速や市場シェアの喪失のために圧迫されているとの声しか聞こえない。わいはGoogleクラウドが再加速すれば、この1800億ドルをすぐに取り戻す可能性があると思うで。実際、時価総額はもう既に1兆7300億ドルに戻りつつあるんや。

 

次に、Appleやが、アナリストたちは世界中のiPhoneの販売減速をずっとずっと推測しとるんやが、実際の数字が何であれ、より重要なのは新規のアップル顧客の生涯価値や。様々なサービス、サブスクリプション、製品をトータルで見て、彼らが将来的に死ぬまでにどれだけ支出するかを見る必要がある。そのようにこの企業を見ると、サービス収益は増え続けとるし、ユーザーの生涯価値は非常に高いことが分かるやろう。なんでiPhone単体の数字が話題になりやすいのはわかるけどな。

 

Meta Platformsについては、ネガティブ面として、まだマーク・ザッカーバーグがメタバースに対する執着のためにお金を無駄にしとると言われとる。これについてはちょっと待ってくれと言いたい。この会社の残りの部分は極めて過小評価されていて、この株はその価値を全く反映してないで。メタバースについてはまだ信じがたいかもしれんが、でもここまでザッカーバーグがやってきたことを見てみ?彼はデスクトップからモバイルへの移行に成功して、FacebookからInstagramへの移行、TikTokと競合するためにReelsを立ち上げ、予想以上に早く成功させたんや。彼はここから先も信用するに値すると思うで。

 

Microsoftは実はあまりネガティブなことを言われていないんや。順調や。唯一聞くのは株価があまりに急激に上昇しとるということやが、この業界に速度違反切符はないで。彼らのAI製品「Copilot」が大成功しとる。この株は長期保有すべきや。

 

Nvidiaに関しては、多くの人が指摘するのは、その製品が高価すぎることで、そのために大口顧客を失い、内部開発した競合他社に取って代わられるんやないかということが心配されとる。でもわいは、顧客は他の製品よりもNvidia製品を使いたいと願っていると思うで。実際には、Nvidiaは他の誰よりも優れた製品を持つ良心的な独占者なんや。Nvidiaの株は常に高価に見えるが、振り返ってみると実際には安かったと思うものなんや。ハードウェアの会社としてだけでなく、組み込みソフトウェアを込みの抱き合わせAI株としてNvidiaを分析したら、今よりずっとはるかに高い価値でも不思議ではないかもしれん。

 

Teslaは、決算の際にイーロン・マスクが新車ローンの金利が高すぎると述べて、その点が販売に影響を与えると述べたために大きく下落したんや。ただTeslaが決算を発表したのは金利が上昇する噂が最高潮だった時で、それ以来金利は大幅に下落しとる。

 

さて、ここまで荒野の7人銘柄それぞれにおいて、よく言われている典型的なネガティブ面を見てきたが、それらがあまり説得力がないことはおわかりいただけたやろう。ただ、これらの株の最大の敵は、2023年の成功かもしれん。ここまで本当に大きく上昇してきたからな。わいのファンドはちょっとずつこれらの銘柄のポジションを削っとるが、大きくなりすぎたポートフォリオにおけるポジションは規律を持って削る必要があるで。結論やが、弱気のアナリストが毎日メディアでネガティブな言説を繰り返して自己正当化を試みとるが、わいは絶え間ない否定的な意見の中でたまには何か肯定的なことを言ってほしいと願っとるで。

 

 

来年も荒野の7人銘柄が伸びますように!

 

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