アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】マーケットの間違いをつくことができる勇敢な投資家が、素晴らしいポジションを築くことができる!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/05のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

マーケットっていうのは本当に何度も何度も間違いをおかすものなんや。その間違いにつけこむことができれば儲けることができる。今日はダウは-0.22%、SP500は-0.06%、そしてナスダックは+0.31%やったわけやが、今のマーケットはその間違いによって、素晴らしい株のいくつかがその素晴らしさに見合う評価を得られていなかったりする。そのギャップをわいらはついていきたいわけやが、今わいがマーケットの間違いのためにアンダーバリューされとると思っている5つの銘柄をあげて見ていこうやないか。

 

まず一つ目に挙げたいのがEli Lillyや。新しい減量薬のZepboundが承認されるのをわいは辛抱強く待っていたんや。同時に、保険会社がそれに対して支払うのかどうか、そこのところが大きな焦点やと思っていたんやが、今日発表されたのは、Zepboundは12月1日からアメリカで販売されて、シグナヘルスケアの全国優先薬のリストに追加されるということなんや。これは重要なニュースで、でも何が起こったか?今日LLY株は日中は下落しとったんやで。わいはその動きがあまりにおかしいと思い、朝のCNBC Investing Clubの会議でクラブメンバーにLLY株を買うように言ったんや。その後株価は持ち直して結局今日は+0.42%のプラスやったんやけどな。

 

二つ目に挙げたいのがP&Gや。この会社は為替変動とか強いドルなど、絶え間ない問題に悩まされてきた会社や。この会社が収益のブレイクアウトを成し遂げようとするたびに強いドルによって邪魔をされたりする。ただ、この日、彼らは自ら問題に取り組むことを決めたんや。CFOのアンドレ・ショールデンは、モルガン・スタンレーの会議で「ナイジェリアやアルゼンチンのような場所を考えるとき、米ドル建ての企業として価値を生み出すのは非常に困難です。マクロ経済環境も難しいため、P&Gはこれら2カ国でのビジネスを最小限に抑えています。これらの国では、強いドルのリスクで年間4億5000万ドルの売上が失われています。この影響は無視できません。」と言うたんや。

 

わいは彼らに損失を被ってもこういう国から撤退することを勧めるで。PG株は今日3.49%も下落したんやが、会社は今年10億ドルの為替損失を抱えているため、そこのところは減少させる必要がある。ちなみに、8年前にベネズエラで同じことが起こって、ベネズエラで損失が続いて、この会社は最終的に撤退したんやが、その時も株価は急落したんや。P&Gにとっては、中国も依然として問題や。P&Gが厳しいのは、通貨が絶えず切り下げられている国に固執しているからや。株価の動きは素晴らしいというほどのことではないが、この会社のポテンシャルはもっとあると思うんや。

 

三銘柄目はAppleや。これはマーケットで最も大きな企業の一つや。今日バンク・オブ・アメリカがApp Storeの売り上げ計画が予想を上回っていると言うたんや。また、鴻海精密工業(Foxconnとしても知られる)は、11月の売上が前年比18%増で、今年2番目に良い月だったと発表したんや。最も強いFoxconn部門はiPhoneを製造していることが知られとる。ウォール街は新しいスマホを入手するのにかかる日数に焦点を当てていて、待ち時間が長ければ長いほどスマホは良く売れていると考えられとるが、Appleが強い需要に応えるために十分なスマホを製造しているとやろうか?ウォール街の情報の読み方は誤ってないんやろうか?

 

四銘柄目はNvidiaや。商務省のジナ・ライモンドが対中国向けのAIチップに対する新たな取り締まりを行うことについて数日間とても心配されてきた。新しい規則がどれほど厳しいかについての恐怖でNvidiaの株価はつまずいてきたが、実際には新しい規則に実質的な変更はなかったんや。Nvidiaは今完全に規則に準拠しとる。そもそもNvidiaの半導体を欲しがる顧客は多くて、古い顧客に規制がかかってもすぐさま新しい顧客がとってかわるやろう。AppleもNvidiaもわいにとってはやっぱり、Own it, don't trade itの株や。

 

最後の五銘柄目はDisneyや。先週、この会社は配当を復活させたんや。多くの人々が、この会社が配当をだしてかつ、同時に残りのHuluの支払いをするための財務状況を持っていないことを心配しとったが、実際にはこの会社は十分な現金を持っていることがわかったんや。わいはDisneyの取締役会が大株主のネルソン・ペルツを受け入れる準備ができていないことを知っとるが、プロキシファイトは株主にとって非常に良いものになる可能性があるで。ペルツはディズニー株を30億ドルを保有しとって、歴戦の強者や。今日、Disneyの大株主であるインコアが、ペルツを支持すると表明したんや。

 

インコアは株主への手紙で「ペルツ氏は株主活動の先駆者であり、何十年にもわたり自分自身、彼のパートナー、および彼が投資した会社の株主に数十億ドルを稼いできた」と述べて、支持するということや。わいはこれに完全に同意するで。株価は数年で半減しとる。これらの損失に対して誰かを責任を持たせる時期かもしれん。わいのファンドもDIS株を長く苦しみながら保有しとるんやが、ペルツのようなアクティビスト投資家の力も借りて会社が改革されて行ってほしいで。わいは、新しい取締役のジェームズ・ゴーマンを尊重しつつも、改革を応援したいんや。

 

わいはDIS株の下落トレンドはおかしいと思っとる。今日は株価は上昇するべきと思ったが、-1.33%も下落してしもうた。マーケットは間違えとる。わいが思うに、多くの株主は自分が何を所有しているのか、または株の方向に何が重要かさえ知らないんや。今回の結論やが、マーケットに間違いがある限り、そこに絶好の投資機会があるということや。わいは今回挙げた5つの銘柄それぞれで、株の購入機会は明らかやと思うで。他の人々が正しく反応するのは時間の問題やろう。そこを前もってつく、より勇敢な投資家が、結局は素晴らしいアメリカの会社で素晴らしいポジションを築くことができるんや。

 

 

いい五銘柄ですよね。

 

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