こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの12/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。
わいは今シアトルに来とるんや。昨日はAmazonの本社からお送りしたわけやが、今日はどこにいると思う?そうや、この素晴らしい景色からわかるやろ。シアトルのスペースニードルからお送りするで。わいはシアトルで素晴らしい時を過ごしながら、やっぱり結局のところAI革命が株式市場の主要なテーマになっていることについてたくさん考えとったんや。この日は、ダウは+0.17%、SP500は+0.80%、そしてナスダックは+1.37%と上昇の日になったんやが、株価平均よりもずっと大きく上がったAI関連株がいっぱいあったんや。
今、AI関連ビジネスは、この業界の先駆者たちが技術を主流化した後の段階で、多くの会社がその技術を商業化するためにできる限りのことをしとる。それに伴って株価もどんどん上がっとる株があるんや。わいはこのAI革命は本物だと思っとる市、今は潜在的でも将来的に大きな利益につながることを全く疑ってないで。多くの人々が、AI革命が過大評価されていて、それに基づく株価のラリーがただの期待先行の実態のないあぶくのようなものやと思っとることをわいは知っとるが、ただ、そう思っとる人たちはAI関連ビジネスの持続的でとても強力な成長性を十分認識できていないと思うんや。ウォール街のプロでさえ、きちんと認識できていないかもしれん。
そういうことが露わになった一つの事象として、今日のAMD株の急騰があるで。AMDは昨日、開発者向けの五辺とで、AI向け半導体の新製品のMI300Xを発表したんや。AIチップの最大手のNvidiaのものに勝るAI処理能力を持つとの触れ込みなんや。MicrosoftとかOracleとかMeta Platformsとかの大手もこのAMDのAI半導体を採用することが決定しとるんや。何よりも大事なのは、CEOのLisa Suが、AI半導体の市場規模は今後4年間で4000億ドルの産業まで拡大すると言うたことや。重要なことは、彼女は8月には、最大で2000億ドルになるかもしれないと言うとったことや。わずか5ヶ月間でAI産業の見通しが倍になったんや。この規模と速度こそが何よりも重視すべき点なんや。
AMDのMI300XはNvidiaのAI向けGPUのH100よりも高速処理が可能になるとLisa Suは説明したわけやが、じゃあNvidiaとAMDはビジネスを食い合うのかというと、そうやって思わない方がええと思うで。現実はどうなっとるかというと、両社がフルスロットルでも、まだまだ満たせないぐらい需要が強いんや。わいはAMDの長年の大ファンやが、わいのファンドは以前AMDは利確して、今はNvidia一辺倒になっとるわけやが、Nvidiaは別にこのAMDの発表で自らのビジネスが脅かされたりはしないんや。だからこの日Nvidiaの株だって、下がってないやろ。
さて、昨日のMad MoneyはAmazonの本社からで、AmazonのCEOのAndy Jassyとわいはしゃべったんやが、Amazonは自らAI用チップを製造しているにもかかわらず、クラウド用にはNvidiaの非常に強力なGrace Hopper Supercomputer Chipを使用すると言うたんや。NvidiaとAmazonの関係性は堅固やで。しかもクラウドの移行にはまだまだ多くの成長余地が残されとるんや。Andy Jassyが言うたのは、今Computingの90%がまだオンプレミスで行われていて、まだまだ多くがクラウドから離れているということで、わいはそれを聞いて驚いたんや。
ということは、一般的なAI革命に取り残されるであろう顧客たちは、まだまだこれからクラウドに移行しなければならないということで、クラウドへの切り替えを行う企業の競争上の優位性は非常に顕著で、基本的にクラウドに変更するか死ぬかという状況になるやろうから、クラウド会社はこれからもとても素晴らしくやるやろうと想像できる。そのクラウドのトラフィックを処理できるのはAWSのAmazonとGoogle CloudのAlphabetと、AzureのMicrosoftだけや。
Microsoftの名前が出てきたが、今MicrosoftはAIビジネスにおいてまごうことなきリーダーやと思うで。彼らのAIのコパイロットプラットフォームはめちゃめちゃ成功しとる。わいが多くの人としゃべって理解しているのは、コパイロットがビジネスパーソンが仕事をより良くするための能力において他に匹敵するものがないぐらい無敵であるということや。たとえば、新しいコンセプトを不動産投資家とか銀行が理解できるようにどうすればいいのか、そのビジネスのプロじゃなくても消化しやすい形に翻訳しなければと苦戦するビジネスパーソンが、その手がかりやインスピレーションを得るためにコパイロットに頼ることができるんや。わいはこのビジネスが大好きやで。シアトルに来て一段と感じるのは、実用的な日常業務用途でコパイロットがダントツで先を行っているということや。OpenAIへの素晴らしい投資がMicrosoftのAI推進にどれほどのパワーを与えていることか。
さて、Googleはどうなのかということについてやが、Googleは一般AIの分野で競争相手に大きく遅れをとっていると多くの人に思われとったんやが、ついにGoogleもGenerative AI向けの新しい大規模言語モデルのGeminiを発表したよな。スンダー・ピチャイCEOはGeminiのことを、賢いソフトウェアというよりも、より便利で直感的な、相談できる専門家または仲間のように感じられるようになる、というとるんやが、リリースと共に出された動画は驚異的や。XのプラットフォームでもコードなしでGeminiとバッチ処理を行うことができて、このツールは形、色、アイテム、映画を認識できるんや。
じゃんけんをしている動画はそう認識できるし、人の手で動物を作っている動画も、人がやっているということをきちんと認識しながらその動物も言い当てることができる。有名な映画のワンシーンとかも、きちんと認識することができるんや。この発表が、今日アルファベットの株価を5%上げた理由なんや。投資家たちが彼らがAIで何をしているのかをようやく理解し始めたんや。昨日まで、わいらはもしかしたらGoogleがまだ検索モードに固執しているという幻想の中にいたのかもしれん。Geminiがワークしている動画を見ると、このビジネスが検索やYouTubeだけではないことがはっきり示されとるで。だからGOOGL株はAIの仲間たちと追いつこうとしとるわけなんや。
Amazonの株主にとって競合がすごいことに心配が募るかもしれんが、そんな心配は無用や。Generative AIはすでにAmazonのビジネスに深く組み込まれとる。AIを使って世界中の人々が何を欲しいと思っているのかを、彼らが自分で何が欲しいかを知る前にAmazonはわかったりしとるんや。だから彼らは必要なものをその日に送ることができる。あなたが店に行って品物を探して、万引き対策で閉まっているガラスの戸棚を開けてもらって、レジまでそれを持っていって料金を支払って、その品物を家まで持って帰る、そういう必要がなくなっとるんや。ただただAmazonでオンラインで注文すればええんやから。朝注文して、オフィスに行って帰ってくると、もう注文したものが玄関に届いとるんや。
わいは多くの人としゃべるわけやが、多くの人はまだまだGenerative AIが実際に何を意味するのかをまだ理解するのに苦労しとる。それはわいもそうで、全員そうや。ここから何がどう更に花開いていくのか。ただ、例えばAmazonのNFLプレゼンテーションで次世代統計を使用したプライムビジョンを見たりすると、AmazonのGenerative AIは実際NFLの試合で多くの動きを事前に予測できたりするんや。次はブリッツが来る、とか、高確率で瞬時に予測できる。とてつないことや。驚異的なものや。こういうの一つとっても、これからまだまだ驚くべき未来がGenerative AIによってもたらされることは間違いがないんや。
未来は誰もGenerative AIから隠れることはできん。Generative AIはわいらを驚かせてきたし、これからも驚かせ続けるやろう。ということは、それを支える株たちも同様に、わいらを驚かせる進撃をするということや。AIのブームは終わったと勝手に思っている人、それはとんでもない間違いやということに気付いてほしいで。まだまだこれからなんや。
AI関連株がこれかも伸びてほしいです。
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