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【ジム・クレイマー】次のNvidia株を探せ!一兆ドルを次に超えるのはどの企業!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの2/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

みんなが今口々にわいに聞いてくること、それが次のNvidiaのような株は何なのか教えてくださいということや。Nvidiaは素晴らしい上昇を見せている。それはもうわかった。次の上昇銘柄にはもっと早いうちから入っておきたい。だからその銘柄を今わいに聞いてくる。ただ、わいはここではっきり言うてやるで。次のNvidiaのような銘柄?そんな銘柄、簡単に見つかるわけないやろ。確かにNvidiaはひとまず素晴らしい上昇を成し遂げたように見える。驚くべき数年間の動きを作り出して、この間の決算後の更なる上昇なんか、凄まじいものや。

 

もうNvidiaはいい。Nvidiaに匹敵するラリーをおこすものが知りたい。そう思うのは無理からぬことかもしれん。でもネクストNvidiaなんか、そんな銘柄、はっきり言って無いで。今日はダウは-0.16%、SP500は-0.38%、そしてナスダックは-0.13%と下落の日になったが、今日のような日には、Nvidiaのこの信じられないほどの成長を成し遂げることができる会社を見つけることがいかに難しいかを実感するんや。わいはずっとNvidiaに言及してきたものとしてはっきり言うで。もしかしたら、Nvidiaはこれまでに語られた最大の需要ストーリーかもしれん。

 

AIはデジタルに関わるものすべてにとってゲームチェンジャーになることができるんや。これからの成長のほとんご全てといっても過言ではない。それが潜在的に数兆ドルの規模であることをわいらはもう知っとるやろ。とてつもないマーケット規模や。数十億ドルでも数千億ドルでもなく、確実に数兆ドルのビジネスなんや。その規模のマーケットをこんなにも技術力で圧倒して引っ張っている会社はNvidiaをおいて他にないんや。時価総額としては、MicrosoftとかAppleがNvidiaより価値が高いが、わいはそう遠くない将来にNvidiaがそれらさえも圧倒することができると見とるで。

 

わいは狂気じみてそういう予想をしとるんやないで。5年前にはたったの950億ドルの時価総額のNvidiaが今ではほぼ2兆ドルの価値があり、わいがNvidiaの本社にJensen Huangを初めて訪ねていった時以来、株価は1,875%上がっとるんやが、でもこれが狂った動きなわけはない。十分に素晴らしい製品を作り出せば、そういう急上昇も正当化することができる。Appleは世界で最高のスマホを作って、今2.8兆ドルの時価総額があるが、それは5年前には1,220億ドルの価値があって、素晴らしい成長やが、まあ可能な成長やと思うやろう。

 

Microsoftはエンタープライズソフトウェアの重要な部分に対する事実上の独占ビジネスをやっとるから現在3兆ドルの時価総額があるが、それは5年前には862億ドルの価値があったんや。両者ともNvidia株におこったような急激ぶりはないで。成熟期にあるでもまだまだ成長会社という感じ。Microsoft、Apple、Nvidia、Amazon、Alphabet、Metaと、一兆ドルクラスの会社があるが、わいは次のNvidiaなんか簡単に見つかるはずはないと言うたが、じゃあせめて次の一兆ドル企業は何なのか、それを見ていきたいと思うんや。

 

次の1兆ドルの時価総額を越える会社は何なのか。もしかしたら今、時価総額が700億や600億ドルの企業の中に隠れとるかもしれんな?更なる成長がそういう企業のなかに醸造されているかもしれん。ということで、候補銘柄を見ていきたいわけやが、第一位はウォーレン・バフェットが運営するBerkshire Hathawayや。時価総額は8850億ドルや。バークシャーは1600億ドル以上の現金ももっとる。バフェットはまだまだ株を買うための多くの余地があるで。ただ彼はこの高値圏で株をどんどん買うことを控えとるんや。規律を持っとるんや。

 

バフェットは、まだまだ彼の二つのコアポジション、MerkとCocacolaを愛しとって、彼はこれらの株からの配当を含む儲けが大好きや。ここからでも、時価総額1兆ドル超えるのはなかなか難関やで。彼はより機関投資家に株を買ってもらっとるが、それだけでこの株が一兆ドルに押しあがるわけではないんや。ただ、自動車保険のところで儲けが伸びて、GEICOとかも伸びるようになって、ここまでバークシャーに多くの利益をもたらしてきたApple株も好調さを取り戻したら楽しみやで。

 

さて、二つ目の銘柄はEli Lillyや。今時価総額は7330億ドルや。これに関しては一兆ドルは現実的なハードルなだけや。GLP1受容体作動薬がより世間に広く受け入れられるにつれて、兆ドルを超えるチャンスがどんどん出てくるやろう。これらの薬は糖尿病や肥満、だけでなく、それらに付随する多くの副次的な疾患や、高血圧、COPD、脂肪肝等、あとはおそらくは他にもわいらがまだ知らない多くのものについて効く可能性があるで。ただ、これらの薬が何をするのかということと、人々が考えていることとの間には、実際には大きな乖離があるから注意が必要や。GLP-1受容体作動薬は、あなたの食欲を減退させるのであって、食べることを難しくするわけではないしな。

 

Eli Lillyには更に近くFDAによっておそらく承認されるであろうアルツハイマー病治療薬もパイプラインにあるんや。わいはほぼ間違いなく、もうすぐにでも承認されると思うで。ただ、もしかしたらそのニュースでは株が売られることになるかもしれん。アルツハイマー治療薬の承認はもはや広く予想されていることやからな。ニュースが出たらおそらく株は売られるが、でも結局GLP-1受容体作動薬の更なる成長ストーリがどんどん情報として入ってくることで、Eli Lillyは製薬会社として初めて兆ドルレベルに押し上げられる会社になるやろう。だからこそわいは、この銘柄をわいのファンドで持っとるからな。

 

三つ目はTeslaや。時価総額は6350億ドルや。この株は下げ止まったように見えるが、機関投資家達がこの株をこれ以上下げないように標準を設定することに決めたような感じがするで。キャシー・ウッドの模倣者がいて、Tesla株が更に下がったときは更に買い込む準備をしているかもしれん。ただ安くなっても気にしないようなあまりにも傲慢な買い手がこの株に群がる状況だったら、この株は時価総額1兆ドルに戻すことはできないやろう。まだまだ大きな関門がこの会社には待ち受けとる。でも画期的な製品の発表で飛躍的な業績も時に見せるというのがこの会社の特徴やから、これからもそこのところ、期待してみようやないか。

 

四つ目はBroadcomで時価総額は6130億ドルや。わいはCEOのHock Tanが買収を行う名人であるから、この会社の未来を信じとって、だからわいのファンドでも持っとるで。この男が必要なビジネスを買うことでどんどん統合的に集中する部門を伸ばしながら、成長に陰りの出た部門を売却したりすることで、一兆ドルに到達できると思うで。ただ、わいのこの会社への恐れは、Nvidiaからのビジネスをやっているため、Nvidiaの勢いに便乗しとる節があるということや。あまりにNvidiaだのみになると、Broadcomが兆ドルの閾値を超える前にNvidiaが5兆ドルの時価総額になる必要があるみたいな議論も出てくるから注意せんとあかん。

 

五つ目は、クレジットカード会社のVisaや。これは新しい類ではなく、今マーケットが愛するオリジナルのフィンテックで、そのライバルのMastercardもあとで八位のところで出てくるが、両方が一兆ドルを超えるマーケットになると思うで。両方の株とも素晴らしいと思うからな。クレジットカードビジネスは実質的な寡占状態や。六つ目はJPMorganで、最近5000億ドルのバリアに衝突したんや。銀行というビジネスできちんと時価総額が5000億ドルを超えることができるということをまざまざと見せつけたんや。ただわいはこの株は近いうちに兆ドルのマークに到達することができるとは思わんで。なぜなら、銀行はお金を稼ぐものやが、それを投資家にはっきり示すのが遅かったりするからや。

 

さて、7-9位は一気に言うてみよう。7位がUnited Health、時価総額は4860億ドル、8位がMastercardで時価総額が4430億ドル、そして最後の9位がExxon Mobileで自我総額が4140億ドルや。Exxonは石油ビジネスで一度に100%の市場シェアをかつて持っとったんや。この国の多くの場所で唯一の石油はスタンダードオイルやった。それが今は違うが、この先どれほど伸びるのか。United Healthは一兆ドルを超えるチャンスがあると思うが、最初になによりもサイバーセキュリティーの強化に注力せんとあかん。

 

さて、今回の結論やが、次の一兆ドル企業を探せということで、時価総額が一兆ドル未満の株を1-9位までみてきたわけやが、もう一度はっきり言うとくで。次のNvidia株なんかないんや。この良い方はロースクール独自の言い方っぽくなるが、もう一度言うで。ネクストNvidia株なんかない。一足飛びにそんなものを探して乗ろうと簡単にするんじゃないで。この未来の一兆ドル企業候補リストはでも、着実に伸ばしてきてる株も多くで、よっぽど現実的な銘柄が集まっとる。この中で最もわいがエキサイティングやと思うが、やっぱりEli Lillyや。この先も楽しみにしとるで。

 

 

次のNvidiaみたいな株を探せというのは難問ですね。

 

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