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【ジム・クレイマー】Fedの利下げを息を止めて待つ必要はないかもしれん!ノーランディング!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/8のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

先週の金曜日に発表された雇用統計の数字は強かったよな。あんなに強い数字を、月曜日になったからといってただ忘れてしまうわけにはいかん。あの数字は、ありふれたデータポイントのように軽視して良いほど、取るに足らないものではなかったんや。今日はダウは-0.03%、SP500は-0.04%、そしてナスダックは+0.03%という動きの乏しい日やったが、改めてあの雇用統計の数字がわいらの経済や株式にとって、今後数年間で何を意味するのか、考える価値があると思っとるんや。

 

雇用統計というのは政府から得られる数字の中で最も影響力のある数字やで。重要さという意味では、雇用統計に匹敵するものは何もないほどや。わいはここまでこの数字をずっと注目して来とるが、その重要性は一度も失われたことがないで。歴史を見てみるとこの数字が多くの物語をコントロールしていることがわかるんや。じゃあ先週の数字はどうやったか、ちょっと分解してみようやないか。最初に目を引くのは、失業率が3.8%だったということで、非農業部門雇用者数が30万も増えたことや。この数字、信じられないぐらい強いと思わんか?

 

わいらはここまで11回の利上げがあったんやで?5.3%と短期金利が歴史的に高い時に、わいらは3.8%という低い失業率をもっとるということなんや。この先Fedがインフレを抑えるために仕事を潰すのではなく、仕事を生み出そうというムーブをした場合、この失業率がどれほど低くなるか想像できるか?今、ありていに言えば、わいらが目にしとるのはこの国の経済的な奇跡や。今朝、わいは商務長官のGina Raimondoにインタビューして、フェニックス、アリゾナ州で3つの半導体工場に650億ドルの投資をサポートするための66億ドルの助成金について話しをしたんや。ちなみに、650億ドルの投資を得るために66億ドルがかかるなら、それはかなり良いビジネスやで。

 

商務長官のGina Raimondoは、プロジェクトが完成すると、2万の建設作業員と6千の直接製造作業員の仕事を生み出すと言うたんや。ただ、わいは正直言ってこの返答に呆れたで。なぜなら、この低い失業率で、これらのAdditionalな人々をどこで見つけるのか想像できなかったからや。今この国アメリカにはそんな余剰かつ高等な労働者はそこまで大量におらん。わいらアメリカは毎年7万の学部生エンジニアしか生み出してないが、アメリカの人口の10分の1にも満たない小さな島国の台湾は、11の主要な工学プログラムを持ち、17万6千の学生がおるんや。今はアメリカに余剰労働力が豊富にあった古い時代ではないから、その点をよく留意する必要がある。

 

他のほとんどの数値、例えばパートタイム雇用や労働力参加率などは、3月にわずかな変動があっただけで、これらの数値の変化は賃金に下向きの圧力をかけることになるんやが、それはまだ起こってない。さらに詳しく見ていくと、全従業員の平均時給は0.3%増加しとる。過去12ヶ月で、賃金は4.1%上昇した。この上昇具合は信じられないほど一貫しとって、とても強力や。こういうホットは雇用統計の数字を受けて、果たして本当にFedが金融政策の引き締めを終了したと宣言すべきかどうか疑問に思わせるぐらいや。まるで彼らが仕事を終えていないかのように感じさせる。

 

では、仕事はどこにあるんや?わいらは72,000人を医療分野で追加したんや。今、わいらは看護師がとても不足しとるが、追加人員のうち18,000人は看護・介護施設におるんや。病院では27,000の仕事が追加された。これは、ポストCOVID時代の手術の増加の影響かもしれんな。後はレジャーおよびホスピタリティ産業の雇用も大きく上昇しとって、人々は個々の部分を心配するのをやめるべきや。港湾関係の数字を見るに、パンデミック前の2020年2月のレベルに戻っていて、49,000の仕事が増加したんや。経済が繁栄しとるれっきとした兆候や。もっと多くの人々が仕事に戻り、もっと多くの場所に出かけるようになるかもしれん。

 

後は在宅勤務の人々がもっと外に出始めたのかもしれん。人々がお金に余裕があって、COVIDで自宅に閉じ込められていた時に多くのことを逃したと改めてきづいたのかもしれん。とにかく雇用者数の増加は大きな数字や。製油関係の雇用も71,000増えて、平均月間増加数の54,000よりも高いんや。とにかくこのホットな数字が示すことは、より多くの人々が仕事を失うまで、経済はホットすぎるままであり、長期金利は今日のように上昇し続けるかもしれんということや。

 

わいらは、雇用が実際に消費者の支出を決定して、それがわいらの経済の約75%を占めていることを知っとるやろ。だから強い雇用の数字から消費者について多くの推定をすることができる。クレジットカードの使用が大幅に増加しとって、それが危険だと考える人々も多くおることは承知しとる。ただ強い雇用の数字、ひいては強い経済がさもありなんと裏付けされるニュースが今日あったよな。世界最大の商業不動産オーナーであるブラックストーンが、賃貸アパートを所有する不動産投資信託、アパートメント・インカムREITを約100億ドルで買収する計画を発表したんや。これは、マイアミ、ロサンゼルス、ボストン、ワシントンD.C.などの沿岸部のマーケットに76の高品質な賃貸住宅コミュニティを所有する大きなREITや。

 

オフィス用不動産はまだ疑問視されているかもしれんが、アパートメントは過小評価されているかもしれないと思わせるで。ただ、スティーブ・ムニューシンと彼の仲間たちがニューヨーク・コミュニティ・バンコープに10億ドルを投じた時とは異なり、わいにはちょっと危険に思ってしまうところもあるんや。なぜならアパートメントのレンタルユニットの多くがレントコントロールされた疑わしいモーゲージだからや。ブラックストーンは建物の維持と改善のために4千万ドルを投じて、さらなる成長を追求するために投資する意向や。

 

こういうことがおこるのはなんでや?強い雇用統計の数字や経済の数字も相まって、皆が今の経済がハードランディングしないと信じとるからや。あるいはソフトランディングですら直面していないと皆信じとる。ノーランディングシナリオを皆が信じてないと、ブラックストーンのようなニュースは出てこないし、彼らはそんな決定をしない。わいらは強力な経済を持っていて、だからわいはこれからの決算シーズンもあまり心配していないんや。過熱しすぎのインフレなしにこれほどの雇用創出が行われるというのは、今の状態の最高さを表しとる。

 

結論やが、もしあなたがFedからの利下げを期待している場合でも、それを息を止めて待つ必要はないかもしれんで。今のこの強い経済にはそれが必要ないんや。ただただ、これ以上の利上げがないことに感謝するべきなんや。

 

 

利下げはいつあるのでしょうか。

 

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