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【ジム・クレイマー】今は決めつけが良くない、障害物レースのような株式相場!また最重要数字が金曜日に!ゲームプラン!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/26のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

決算シーズンはここまで悲喜こもごもという感じで、マーケットにおいては決めつけは良くないということがはっきりわかる相場になっとるよな。Meta Platformsの決算でビッグテックはダメかと決めつけた人は、大きな間違いやったんや。なぜならAlphabetとMicrosoftはこの長い間でも最も素晴らしい決算を報告したからな。今、こういうビッグテックはAIやクラウドに狂ったように投資しとる。まだまだその分野は全ての企業がビジネスをやっても十分キャパがあるんや。

 

今日の朝注目されとったPCEは、予想に一致しとって、予想よりも高いから下手したら利上げもあるのか、みたいな展開にはならなかったよな。こうなると債券金利も落ち着いて、そうなると株式市場にとっては明るい展開になる。今日はダウは+0.40%、SP500は+1.02%、そしてナスダックは+2.03%と大きな上昇の日になったで。4月は下落が続いとったが、今週はプラスの週になった。でもだからといってここから続伸するとは限らない。まだまだ非常に厳しい展開になるかもしれん。ということで来週のゲームプランにいってみようやないか。

 

この週もいろいろあるで。注目決算が目白押しな上に、金曜日の雇用統計で疲れ切る、お腹いっぱいの週になるやろう。まずはちょっと普段は言わないことやが、週末の日曜日から始めようやないか。日曜日はJensen Huangが60 minutesというテレビ番組に出演して、彼のインタビューを多くの人が見ることになるで。わいは普通、ビジネスニュースショーはあまり気にとめないんやが、今回は違うんや。Nvidiaに魅了されている人が多いから、このショーは株価に影響を与える可能性があるで。月曜日にNvidiaの株価が更に上がる準備をしておいた方がええかもしれん。

 

月曜日は更にSofiの決算があるで。今わいが最も質問を受けるフィンテック会社といってええやろう。この株は苦痛の株となってしまっていて、数字は改善されとるんやが、複雑なバランスシートのために株価が簡単に上には動かないんや。公募増資とかをしたりしとるからな。あとは、バイデン大統領の学生ローン免除プログラムがSofiの収益にどのように関連しているのかも注目や。月曜日は更にDomino Pizzaの決算もあるで。比較的新しいCEOのRussell Weinerは素晴らしい実行力で、今この会社はChipotleに次いで業界で二番目に優れている実行力を持つと言われとる。ハードルは高いが、どうなるか見てみようやないか。

 

さて、火曜日は興味深いで。GLP-1受容体作動薬で体重を減らそうとするEli Lillyと、ファーストフードで体重を増やす方向にビジネスをしているMcdolandsが両方とも決算があるんや。わお、や。Eli lillyの決算ではやっぱりGLP-1受容体作動薬の売り上げがどれだけ良いかが焦点や。大きな数字を期待しとるで。後は他の薬についてもFDAからのコメントや承認がどうなのか聞きたいと思う。アルツハイマー病治療薬については、Biogenの競合製品がすでにある程度の注目を集めているため、今ここでの事態の進展具合がさらに重要やで。

 

マクドナルドの決算においては、彼らが価格をどれほど引き上げたのか、もしかしたら引き上げすぎているかもしれないから、コストとの兼ね合いについて注目したいで。もしかしたらちょっとは価格を戻す必要がないのかどうか。まあわいら夫婦はどっちかといえばWendy'sのファンで、妻のLisaはベーコンイーターなんやけどな。火曜日は更に、American Expressのアナリストミーティングがあるで。4/19の決算は素晴らしかったんや。株価は決算に向けて上がり続けて、決算後更に上がっとる。この会社はすべてを正しく行っていると思うし、だからこのアナリストミーティングもブロックバスターになると思うで。

 

火曜日の引け後は、とても重要な企業の決算発表がある。そうや、Amazonや。Metaのような、AI投資による支出が増えて落胆の決算になるのか、それともMicrosoftやAlphabetのような、素晴らしいクラウドの数字を出して、誰もその投資の支出を気にしないような決算になるのか、注目や。AlphabetにおいてはYouTubeが優れた広告の数字を示したんやが、Amazonが果たして広告ビジネスで同じようなことを見せられるのかどうか。わいはそこのところはちょっと疑問なんやが、でもAmazonはもはや明日がないかのような勢いでNvidiaの半導体を買いまくっているし、後わいが注目しとるのはeコマースにおける配送コストの低下や。こういうところが、ガイダンスの上方修正のキーになってくると思うで。

 

火曜日は更にStarbucksの決算があるが、これは非常に興味深いで。この株はわいのファンドでも持っていて、わいのポートフォリオに痛みを与えとるわけやが、中国の状況は改善されとるんやろうか?朝食と午後の時間帯にずっと問題となっていた回転率の問題はどうやろうか?彼らはコーヒーのバリエーションが多すぎるという批判にはどう対応しとるのやろうか?労働問題はどうなっている?中東におけるボイコットの問題は収束したんやろうか?わいらはこの会社に信頼を求めとるんや。

 

さて、水曜日の朝は、CVSの決算があるで。この株は下落しとるが、とにかく万引き問題をなんとかせんとあかんやろう。ドラッグストアの役割はこれからどうあるべきなのか。特にAmazonがCVSで販売されるような多くのものについて当日配達を実現しようとしているこの時に、このビジネスはどうしていったらいいのか。わいは展望を聞きたいんや。水曜日は更にPfizerの決算もあるんやが、この企業に関してはわいらは失望に慣れとるで。キイトルーダがMerckに多大な貢献をしているように、Pfizerも何かあればええんやけどな。COVIDの時のワクチンは素晴らしかったんやが。

 

水曜日は更にMattiottの決算もあるで。この会社は常に上方修正をしてくれる会社で、今回も同じことを期待したいで。一部のアナリストは、今回の数字は軟調なんやないかと予想しとるが、わいは今、流れとして皆、物を買うよりも旅行のようなサービスや経験にお金をつかっとるから、堅調な数字を期待しとるで。後はWingstopの決算もあるで。ここまで株価は堅調に上がってきたが、わいはまだこの株でお金を稼げると思っとるで。株価が下がったら是非大々的にお薦めしたいんやが、良い銘柄の常で、なかなか株価は下がってこないよな。まあでもこういう動きこそが素晴らしい株の常道というものや。

 

さて、水曜日の午後はFedのパウエル議長がオープンマーケット委員会後の記者会見で彼の考えを共有してくれるで。わいは、金利が長期にわたり高く保たれるという議論をもっと聞くことになると思うんや。ただ、わいの経験から語るに、3月の経済は多くの人が考えているよりも弱かったんやなかとわいは信じとるで。だからFedが経済の数字を柔軟性を持たずにとらえていつまでも利下げに否定的だと、結構すぐ経済が悪くなってマーケットにとって悪いことになりはしないか、ちょっと今心配し始めとるんや。わいはFedが利下げを諦めて、経済が決して減速しないだろうと思った時に、実は減速が始まったと見とる。パウエル議長のニュアンスを感じ取りたいで。

 

水曜日最後に言及したいのがCarvanaの決算やが、ショートスクイーズが発生しとって、もしかしたらさらに株価が上がることもあるかもなと思っとるで。木曜日はいろいろあるんやが、もう一つだけに絞って言及したい。なぜならこの一つがとても大事やからや。そうや、木曜日はAppleの日です。わいはこのAppleの決算は失望をよぶんやないかと危惧しとる。ただAppleの歴史の中で最も予測された失望や。非常に多くの否定的な意見が既にあって悲観的な予測が既にされているから、決算後の実際の株価の動きはどうなるのかわからん。わいは$160になったら買い増そうを思っとるんやが、最近はそのレベルからじわりじわりと遠ざかっとるよな。

 

わいはAppleをテコ入れできることが二つあると思っとる。一つは、中国での競争激化やシェアの縮小が取り上げられとるが、世界の残りの部分、つまり中国とアメリカ以外の全ての国をまとめて、インドを含めた残りの国際的な機会の規模が中国なんかよりも大きいことを人々に理解させることが重要やと思う。後一つは、Nvidiaとの提携を存分にアピールして、消費者だけでなく、企業向けのハードウェアとしてのVisionProというものがいかに有用かをもっとアピールするということや。建設会社、自動車ディーラー、リテーラー、そういった幅広いセクターがVision Proを大々的に受け入れれば流れが変わるやろう。

 

最後に、金曜日には重要な雇用統計の発表があるんや。この数字は本当に大事、かつ本当に難しいものや。もし数字が強ければ、Fedは利上げを停止すべきではなかったと思ってしまうやろう。もし数字が弱くて、しかも水曜日にパウエル議長がタカ派のトーンやったら、なんでまだまだ金利を長期間高く保つとパウエルは話したのかという議論になるやろう。ということで来週も金曜日にキーの数字の発表があって、それ次第ではそこまでの流れもひっくり返ることになりかねない。そのことは前もって認識しておく必要があるで。

 

結論やが、わいらはまた来週も、ばかげた障害物コースみたいなところを走らんとあかん。まだまだどっちに転ぶかわからない重要決算が待っていて、そして最後にとても重要な雇用統計の発表がある。まだまだ揺さぶれられるマーケットになるかもしれん。ただ、わいはここのところいろいろな数字を見ていて、経済が弱まってきていると感じるで。Fedがそのことに敏感に気づいてくれていることを願っとるで。

 

 

どっちに転ぶかわかりませんね。

 

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