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【ジム・クレイマー】どの株が良いかを考える前に、まず自分自身を深く知るべき!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは+0.17%、SP500は-0.21%、そしてナスダックは-0.12%やったんやが、今夜もわいが蓄積してきた知恵のいくつかを共有したいと思うで。この株式市場のビジネスでは蓄積してくのが大事なんや。優れた投資家になるためには、バランスを取る必要があるさまざまなことがあって、全てを一度に追うのは難しいかもしれんから、だからこそホームワークのしがいがあるビジネスなんや。そして、知識や知恵を蓄積していくことは、株が上がったり下がったりすることを日々おっていくよりもはるかに重要やったりする。正しい規律、正しい枠組み、正しい哲学がなければ、うまく株式投資をするのは難しい。

 

だからこそ、わいがいつもCNBC Investing Clubで言うとるように、わいは常に規律を重視する。そしてその規律は時にフレキシブルにもなりうる。そういうと、矛盾しているようにあなたは感じるかもしれんが、でも変化はとても大事なんや。まずは確信を持って、信じる企業についていくのがええが、株を買う理由となる要素が変わったときにはすぐに買いの姿勢を変える必要がある。常に用心深くあるべきやが、同時に機会が訪れたときには積極的に行動する準備も必要や。懐疑的である必要があるが、信じるべき時には信じぬくことも知る必要がある。高騰している株を追うのは避けるべきやが、でも場合によっては高値をおっても買っていくべき時もある。な?単純じゃないやろ?

 

もし自分で株を選ぶなら、何が必要かと言うと、それは良い判断力や。でも、当然ながら良い投資判断は、テレビの1時間や1年で教えることができるものではない。だからわいはあなたが良い習慣を身につけるのを助けたいんや。個別の株やマーケット全体について考える良い方法を伝えて、自分の判断を養うためのツールを提供して、そしてCNBC Investing Clubでは株式投資のプロセス全体をより集中的にガイドすることに焦点を当とる。

 

振り返るに、わいがいっていたハーバード大学の教授たちは、わいに何を考えるべきかではなく、どう考えるべきかを教えることに重点を置いとった。だからわいもそれに倣いたいんや。良い投資家になる方法を教えたいんや。良い投資だとわいが考える株をただ教えるのではなく、や。良い投資をする際に何をする必要があるかと言うと、様々な要素を文脈で考えることなんや。まず第一に、自分のお金を管理するとき、他のどんな考慮事項よりもまず、自分自身を知る必要がある。

 

これは以前から繰り返し言うとることやが、非常に重要なので繰り返し言うで。あなたの真の目標をきちんと考えてみないと、どの株を買うべきかは永遠にわからないんや。資産を増やすために、大きな人生の変化をもたらす投資をする必要があるのか、退職のために貯蓄しながらまともなリターンを得るだけでいいのか、たくさんのお金があってもっと投機的なポジションを取っても支障がないのか。まずは自分自身の目的を考えんとあかん。そして同時に考えるべきは時間軸や。いつまでにどれほど儲けたいのか。

 

多くの人がそういうことをはっきりと考えようとしない。そしてただただ、すべてのお金を投機的な株に投資し、単に大きな当たりを望んでいるだけになってしまったりする。でも全ての人にピッタリな株式投資の方法なんか存在しないんや。投資に関してはワンサイズフィットオールのアプローチは存在しない。もし、簡単な、万人に向けて真実である株式投資方法があると言う人がいれば、その人は単に無知か、おそらく何かを売り込むために平気で嘘をついているかのどちらかや。

 

あまりにも多くの人々が、単にお金を稼ぐというあいまいな目標で株市場に投資する。ただただお金を稼ぎたいという、それだけのために。わいも確かにお金を儲けたいから株式投資をしとる。あなたもそうやろう。でもどれだけの儲けを、どれだけ早くリターンを得ることを望んどるんや?目標に到達するためにどれだけのリスクを負うつもりなんや?そもそもどれだけのリスクを負う余裕があなたにあるんや?そういう質問の答えはあなたとぴったり同じの他人は存在しないんや。答えはあなたの中だけにある。

 

こういう答えは、個別の株を選び始める前にきちんと持っておく必要がある。なぜなら、明確に定義された目標がなければ、どの株を購入すべきかを決定する方法がないからや。言い換えれば、あなたの401KやIRA、またはブローカー口座はただ無目的にそこにあるわけではない。退職のために貯蓄しようとしている場合、Teslaのような粗々しい株は資本を投じる最も適切な場所ではないかもしれん。一方で、すでに退職のためにかなりの額の資金を確保していて、資本増大を望むだけなら、リスクの高い成長株がずっと魅力的に見えるやろう。

 

要するに、個々の株についての判断を始める前に、あなた自身の内部基準がどのようなものになるかを把握する必要がある。それが良い投資判断の基礎であり、必要なものを知ることで、そのニーズに合った株を見つけることができる。この適合性のところは、非常に重要や。場合によっては投資の中で考慮すべき最も重要な部分の一つかもしれん。例えば、太平洋を横断するとき、あなたは飛行機で行くか?Boeing 737か?Ford Fiestaで太平洋を横断しようとはしないよな?では、もし子供を学校に迎えに行く場合、Main StreetをBoeingの飛行機で走るか?この場合はFiestaの方が適しとるやろ。家をリノベする場合はどうや?Home Depotに行って、木材やタイル、ペンキ、そしておそらくいくつかの電動工具を運ぶのに必要なのはなんや?Boeingの飛行機でもなく、Fordの小さな車でもなく、ピックアップトラックがええやろ?

 

こうやって単純化すると明らかに当然のことやと思えるかもしれんが、株についても同じことが言える。退職のために貯蓄している場合、低リスクの保有資産がゆっくりと安定したリターンをもたらすことを望むべきや。個々の株を研究する時間がない人には、S&P 500インデックスファンドのような低コストの基本的なものが間違いない選択や。わいはインデックスファンドを絶えず推奨しとる。素晴らしい投資やで。この仕組みはアメリカ株式市場という信じられないほどの富の創造エンジンを民主化したものなんや。

 

アメリカは他の先進国と比較して非常にビジネスフレンドリーな成長国のままで、S&P 500インデックスファンドを購入するときは、あなたは基本的に長期的なアメリカ経済のパフォーマンスに賭けとるんや。これは歴史的に非常に良い賭けやったから、わいは常に、最初の1万ドルはインデックスファンドに投資するべきだといつも言うとる。少なくともそのくらいのお金をインデックスファンドに入れるまで、個別の株を選ぶことはお勧めしないで。ません。それがあなたのポートフォリオの最も重要な基盤です。

 

例えば退職後の資金作りとかで、もし数十年にわたってゆっくりと安定したお金を作りたいのなら、特に大きな配当を持つ一貫して安定した個別株も検討することができるやろう。例えば4%の配当利回りはそれほど驚くべきものではないかもしれんが、その4%の年間リターンは18年でお金を倍増させるほどの威力があるんや。複利の魔法のおかげや。同じようなことを国債を買うことでできるが、株は債券からは決して得られないより多くの資本増加の可能性があるんや。優良会社の株価は長期目線で上がる可能性が高いからな。

 

もちろん投資は違う目的を持っても良くて、一人の人が複数の目的を持つために、複数の資金プールを持つのはええ考え方やで。わいは物事を分けることが好きやから、非常に慎重になるべき退職金ポートフォリオと、自由に使える資金のポートフォリオを設けるのがわかりやすくていい。前者はリスクを低く抑え、後者はより高い利益を生み出すためにより多くのリスクを負うことができる場所にするのがええやろう。ただ、ほとんどの人にとって、自由に使えるポートフォリオ、すなわちMad Moneyの部分は、退職ポートフォリオよりもはるかに重要ではないんや。あと、退職後の資金だけではなく、家を買うためや子供を大学に送るための資金も保守的アプローチで管理すべきや。

 

ということで、どの個別株を買ったらええかということより前に、まず自分自身を知ることが重要だということがよくわかったやろ?上がりそうな個別株を発見したら、興奮してすぐ飛び込みたくなるよな?わいにはその気持ちがよくわかるで。でもまずあなた自身がマーケットから何を得ようとしているのかを考える必要がある。自分を知る必要がある。自分自身への質問の答えは人それぞれ異なるんや。あなたが実際に求めている特性を知るまで、株についての判断はできないんや。

 

 

大事な視点ですよね。

 

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