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【ジム・クレイマー】待ち続けたら機を逸する!?立ち上がりに乗るべきなのか!?ピークから大きく下落して回復している銘柄達!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/6のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

もしかしたらセルオフが終わったのかもしれん。もしかしたら株価は下落しすぎたきらいがあったのかもしれん。わいはそうやって信じ始めとるところや。四月に大きな株価の下落をわいらは経験したわけやが、先週がターニングポイントだったのかもしれん。FOMCを無事通過して、パウエル議長は恐れられていたようなタカ派のスタンスをとらず、そして金曜日の雇用統計はソフトは数字やった。Fedは金利を上げることはなく、むしろやっぱり下げる方に進むと皆が感じた。

 

これからしばらくは別に大きな動きをおこすようなことはないかもしれん。少なくとも今すぐはないやろう。ああ、公に発言するのを待っているFedの委員が数人いるけどな。Disneyの明日の決算も心配されとるけどな。でもやっぱり先週生まれた安堵感は大きかったということなんや。だから今日はダウは+0.46%、SP500は+1.03%、そしてナスダックは+1.19%と大きな上昇の日になったで。もしかしたらトレンドが変わったのか?ここからの下落は押し目買いのチャンスになるのかもしれん。

 

言い換えれば、もしかしたら最悪の事態は過ぎ去ったのかもしれん。典型的な、ピークから大きく下落して、そして立ち上がっている株を見ていこうやないか。まずはやっぱりNvidiaや。3月8日に株価がピークに達したんやが、なぜ株価が下落方向に向かったのか覚えとるか?驚くほど強い雇用統計の結果が発表されて、Fedはまた利上げしないといけないんやないかという観測が生まれたからや。ただ、NvidiaのGTCを覚えとるか?彼らは信じられないほど革新的な半導体を発表したで。Blackwellと呼ばれるもので、現在利用可能なものよりもはるかに速いんや。

 

どれほど凄いのか、例えばロボットにメジャーリーグの野球を教えたいとしよう。今の半導体やと、教え込むのにめちゃめちゃ時間がかかるし、全部の場面に対応することはできん。やけど、Blackwellを使うと、普通にピッチャーもバッターも現実的に可能な時間で凄まじい量のトレーニング情報をロードすることができ、ロボットはきちんと球を投げて打てるようになる、そういうイメージや。まあでもこの例はおいておいて、もっと現実的に役立つことに目を向けても、Blackwellは以前は非常に時間がかかっていた遺伝子やたんぱく質の配列や構造の迅速なマッピングを瞬時にできたりするから、すべての主要な病気がミクロレベルでどのようにおこっているのか、解明速度が段違いに早くなるかもしれん。薬もより早い速度で作れるようになるかもしれん。多くのライフサイエンス、その他の研究が大きく加速するやろう。

 

あと、Blackwellを擁したスーパーコンピューターは多用途の製品の使い道を無限に広げるやろう。例えばAppleのVision Proと共にワークすることで、デジタルツインの世界の中で実際にいろいろなことができるようになる、それを実現する計算能力の早さがBlackwellにはある。この半導体はどんなハイパースケーラープログラムも大きく加速することができる。Amazon、Alphabet、Meta、Microsoftは全てBlackwellチップをできるだけ確保しようとやっきになっていて、彼らが自社で開発しているよりパワーの弱い半導体とは競合しないぐらい性能が違う。

 

果たしてBlackwellがどう役立つのか、わいらの小さな脳では想像しきれないぐらいの可能性がBlackwellにはある。かつて数週間かかっていた計算が、Blackwellを使えば1時間で完了できる。普通に考えてNvidia株の未来は明るいはずや。やけどこの株はピークから22%以上も下落した。皆インフレやFedの姿勢を心配していたからや。四月の下落は大きな下落やった。インフレのおさまらなさ、経済の過熱ぶりはその下落を正当化したかもしれん。でもそうじゃなかったかもしれん。いずれにしても、Nvidia株は戻って来た。

 

それでは、Apple株はどうや?Appleの株価がボトムをつけたかどうかは率直に言ってわいはわからんと思っとるで。ただAppleは6月10-14日にWorldwide Developers Conferenceが開催されることはもう皆しっとるやろう。いかにVision Proがエンタープライズ向けに優れたツールであるかがわかるような発表等々、多くのエキサイティングな発表があるかもしれん。Appleのこの前の決算は恐れられていたよりもiPhoneの売り上げの落ち込みが抑えられていて、そして何よりも期待されていたサービス収入が素晴らしかった。

 

最も重要なのは、カンファレンスコールでCEOのティム・クックが、次のiPhoneは果たしてサムスンが持っているすべてのクールなAI機能を持てるのか聞かれたとき、彼が微笑みながら心配ご無用と言うたことや。ということは、次のiPhoneのバージョンが絶対に買うべきものになるかもしれんということで、iPhoneの買い替えサイクルは進むのかもしれん。もしそうなら今すぐAppleの株を買う価値があるやろう。ウォーレン・バフェットはApple株を13%程度売ったということがニュースになっとるが、それはでもキャピタルゲイン税が上がる可能性があるからかもしれんし、彼はAppleは極めて素晴らしい事業をやっていて、2024年末時点で最大の保有株である可能性が極めて高いと思う、とはっきり述べとるんや。ただAppleの株価はピークから底まで17.8%下落しとった。そしてその一時的な底から今立ち上がって来とる。

 

これらNvidiaとAppleはわいが常に、Own it, don't trade itと言うとる銘柄達やが、他に、ピークから大きく下落していて立ち上がっている株は何がある?いっぱいあるで。ARM Holdingsや。マーケットシェアを素晴らしく獲得している半導体アーキテクチャの会社で、超高速なCPUビジネスは非常に強力や。ただ今回の下落で、株価はピークから48%も下落したんや。数週間前に底を打った形になっとるが、まだ高値からはかなり下のところや。水曜日の決算が楽しみや。

 

AMDに関しては、売上高ガイダンスを十分に引き上げなくて株価が下がったんや。2024年のAI向け半導体の売上高が約40億ドルになるとのガイダンスを示して、一月の時点での予想から5億ドル上方修正したにも関わらず、マーケットは引き上げ幅が期待ほどではないという判断をしたんや。わいはアナリストが先走っとるだけやと思うが、この株はピークから底まで38%も下がったんや。今、反発し始めとるように見えるが、これはもしかしたらチャンスかもしれん。

 

Salesforceはこの前素晴らしい決算を出したんやが、その後株価はピークから16%下がって、今はそこから横にしか動かないような状態や。お買い得やと思うで。Microsoftの決算は素晴らしくて、Azureの素晴らしいガイダンスを出して、クラウドビジネスの急成長ぶりが復活して、CFOのAmy Hoodはカンファレンスコールで、わいが聞いた中で一番生き生きしとった。ただこの株も株価はピークから底まで10%下がったりしとるんや。そこから調子を取り戻しとるけどな。

 

おいおいジムクレイマー、テクノロジー株ばっかり見るなよ、と言われそうやが、テクノロジー株にこだわっとるわけではなくて、以下に素晴らしい成長株が、でもピークから大きく下落しているのか、そしてそこから立ち直ってきているのか、ということを見とるわけや。3月の時から比べると多くの株がピークから下落した形になっていて、皆株を持っていた人は何もかもが無傷という風にはいられなかったやろう。ピークで勝った人は今もなお損失を抱えとるかもしれんな。

 

典型的な例としてMetaも見ておこう。この前の決算が大きく落ちて、そこから今立ち上がっとる。ピークからは18.5%下がった。そのような損失を一手に引き受けて平気な人は多くないやろう。だからこそより長期的な目線が必要なんや。CNBC Investing Clubのメンバーなら、わいがMeta株を持っていて、3/18に規律が大事だからという理由だけで少し利確したのをしっとるやろう?こういうことを常日頃からやっていると、いざ株価が下落した時に取れる選択肢が多くなるということなんや。

 

結論やが、もしかしたら株のセルオフはついに終わったのかもしれん。こういうセルオフは度々マーケットを襲って弱い株の持ち手を振り落とすんや。そこで振り落されてそれで株式市場を諦めた人は、儲けという果実を口にすることは決してできん。まだまだこれから悪いニュースが出てくるかもしれんし、セルオフが終わってないということも考えられるが、今ここまで見てきたように、ピークから大きく下落してきた銘柄達が立ち上がり始めとる。わいらは今のところはもはやFedを気にしなくていい。今のような時こそわいらが待ち望んでいた時や。まだまだ下落があるかも、と、びくびくして、下落をいつまでも待っていたら株を買うことはできないし、儲けの機会を逸するで。そもそもわいらはセルオフに見舞われたとこやないか。今こそわいらが待ち望んでいた上昇の時かもしれんのやで。

 

 

立ち上がりに乗りたいですよね。

 

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