アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】アメリカ商務長官の危機感とプラン!ハリスとトランプと台湾と中国!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/25のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今のこのマーケットは実際にここで転換点にあるのかもしれん。最近、大型株のテクノロジー銘柄の売りが続いとるよな。一方でそこから流れ出た資金が中規模会社の株や小型株にいっとる。それが寄せ集まって代表的なベンチマークになっとるのがラッセル2000や。後はS&P600もそうなんや。今日はダウは+0.20%とプラスの日になったが、SP500は-0.51%、そしてナスダックは-0.93%と下落してしまった。やっぱりナスダックが一番弱かった。ソフトウェア、IT、半導体株が弱いで。

 

今までこのマーケットを牽引してきたナスダックが、ラッセル2000と勢いが逆転する現象がおこっとる。このリーダーシップのは7月11日に始まったんや。6月の消費者物価指数が予想よりも低いことがインフレの減速を示唆して、それがFedの利下げ観測を広めた。そしてラッセル2000の勢いは、前大統領トランプがホワイトハウスのレースで決定的なフロントランナーのように見えた時期にさらに加速したんや。彼は保護主義的な経済を推し進めるとして、副大統領候補にJDVanceを選んだ。この共和党のコンビは、製造業を海外に移す企業に対して敵対的で、すべての輸入品に関税を課したいと公言しとる。国際企業とその株主にとってこれはとても悪いことや。

 

大型株のテックから小型株へのローテーションは9日前、ブルームバーグが、トランプが台湾を中国から防衛する価値があるかどうか疑問を呈するインタビューを公開したときに過熱したんや。台湾は最先端の半導体のほとんどを製造しとるが、トランプはあろうことかそれを守る価値があるかどうか疑問視し、彼らが対価を払わない限り守るつもりはないという強硬意見を述べた。これにより、大型株テックの市場はさらに燃えてしまい、テックラリーの王者であるNvidiaも炎上してしまった。

 

Nvidiaはすべてのチップを台湾で製造しとる。今、大統領選挙は民主党がバイデンからハリスに候補者を変更したことで以前とは異なる状況にあるが、でも台湾の問題、半導体の問題は依然として市場の重要な考慮事項や。トランプがあれこれ言うななかで、ここまでのマーケットのリーダーシップのコホート全体が打ち砕かれて、ウォール街はAIの将来を疑問視して、大規模なデータセンターが本当に収益を上げるかどうかを疑い始めた。わいは率直に言って、政府のテクノロジー政策について懸念を抱いとる。特に半導体は、Accererated computingとAIの中心にある。これは今地球上で最も重要なテクノロジーのテーマや。

 

だからこそ、これらの問題の機微を理解している行政の担当者に今こそ話を聞く必要がある。だからこそわいは今日、Gina Raimondoさんを番組にお迎えできることを嬉しく思うで。彼女はアメリカ商務長官として今の状況を最も良く把握している人物や。Ginaよ、Mad Moneyへようこそ。

 

ジム。こちらこそあなたと一緒にいることができて嬉しいです。

 

さて、商務長官、10日前まで、わいはこの国が常に同盟国として台湾を防衛すると考えとった。彼らは半導体の供給においてわいらを上回っとるかもしれんが、軍事やサプライチェーンにおいては友人であることが重要で、友人を危険にさらすことは難しいと感じとった。だからこそ、トランプ前大統領が、台湾は防衛費を支払わなければならないかもしれないと述べたとき、今の友好関係が危うくなると危機感を感じたんや。あなたも同じように感じたか?

 

私がというよりは、私のボスのバイデン大統領はこのトピックについて非常に明確であり、この件で無謀なことをする余地や政治的な駆け引きをする余地はないと思います。ジム、今、私たちのチップの93%が台湾の一社から供給されています。あなたが言及したNvidiaのすべてのAIチップは台湾で製造されています。私たちの車、電話、軍事装備にはこれらが必要です。したがって、これらの問題に対して真剣に取り組み、真剣な解決策を見つける時が来ました。これがまさに私たちがChIP法を成立させた理由であり、同時にそれを実施している理由です。

 

高級チップには特定の専門的な膨大なファウンドリ能力が必要よな。ChIP法でアメリカにも多くのファウンドリを建設しようとしとるが、将来的にはどういう青写真なんや?

 

AI用半導体は現在はほぼ100%が台湾で製造され、アメリカではまさにゼロという状況です。これは持続不可能で、安全ではなく、私たちを脆弱にしています。私の目標は、今後10年間でこの国で使われるリーディングチップの20%をアメリカで製造することを達成することです。また、同盟国である日本などでも半導体が製造されることを望んでいます。私たちはこの極端な脆弱性の状態から抜け出さなければなりません。

 

トランプが発言したように、台湾がアメリカから半導体製造の仕事を奪ったと思うか?

 

いえ、私はこれがアメリカのビジネスマンたちが行った選択であることを知っています。つまり、これは一夜にして起こったことではありません。あなたも私と同じように知っているでしょう。アメリカ企業は安い資本と安い労働力、そして利益を求めていました。そのため、すべてが海外、つまり中国や台湾などに移ってしまいました。ただし、今目覚めてみると、チップや重要な鉱物やコンポーネントなどを海外にたよることで、私たちがあまりに脆弱になってしまったことに気づくのです。すべての物事が短期的な利益のためにあるのではありません。国の安全保障も主要な観点として持たなければなりません。

 

もしわいがTaiwan semiを経営しとって、110マイル離れたところにわいの会社の半導体を狙っている国があり、アメリカがわいを守らないと感じたら、わいはその国のトップの習主席に電話をして、「あなたの国と取引をしなければならない。」と言うで。そのリスクはどう思う?

 

そうですね、そのリスクはあります。しかし、私が言えることは、アメリカとTaiwan Semiの幹部たちとの関係は非常に良好だということです。まず第一に、彼らは素晴らしい会社です。そして第二に、彼らはアメリカへの投資に非常にコミットしています。彼らはここにいたいと望んでいます。アメリカはAIで世界をリードしているのも大きいです。現大統領の半導体計画を実施することについて非常に良い感触を持っています。

 

Nvidiaの最近の中国用の半導体は問題ないと思うか?それに関しては政府のお墨付きなんか?

 

特定のチップについての情報は差し控えたいですが、Nvidiaはアメリカ政府の素晴らしいパートナーであり、私たちがお墨付きを与えたものしか出荷しません。

 

アメリカの半導体について次に聞きたいんやが、半導体の生産の拡大に関して、われわれの現在地はどんな感じなんや?

 

順調に進んでいますよ、ジム。今年の終わりまでには、Intel、Samsung、TSMCなどの主要プレイヤーとの契約が完了するでしょう。TSMCは来年にはチップの生産を開始する準備ができています。ですから、予定通りか、それ以上の進展を見せています。また、サプライチェーンにも取り組んでいます。工場だけでなく、基材などの材料の道筋もきちんとつけなければいけません。あとは人員のトレーニングにも取り組んでいます。トレーニングパートナーシップの設定が進んでいます。ですから、順調に進んでいます。2030年までにアメリカで20%の半導体を製造するという大胆な目標ですが、実現するつもりです。私たちはチームで動いています。彼らは本当に優秀な人々です。ちなみに、チームには政治的な人間は誰もいません。能力が高い人達に集まってもらっています。25年間KKRのパートナーだった人物がいますし、ゴールドマン・サックスやJPモルガン出身の人々もいます。インテル、TSMCのプロジェクトマネージャー、HPやIBMからのメンバーもいます。私たちは、この任務を遂行するためにゴールドスターチームを編成しました。さらに、どの企業とも話をしましたが、すべての企業が私たちのチームとのやり取りがトップクラスで専門的だと言っており、実際に彼らの計画をより良くするのに役立っています。

 

なるほど、そういうことを聞けて何よりや。わいもいろいろな人と話をしたが、あなたのチームメンバーを、「信頼されるアドバイザー」と言うとった。政府の人間に対してそんな言葉を聞くことは通常ないからな。さて、次期大統領候補からバイデンがおりて、ハリスになったことで、何か計画の変更はあるんや?

 

バイデン大統領は昨夜の演説で、今後6ヶ月間に多くの仕事をする必要があると述べました。私は年末までにこれらの主要企業との契約を締結してどんどん前に進んでいくつもりです。そしてこれはバイデン・ハリスのイニシアティブであり、ハリス大統領になったらより強力にこのイニシアティブを支持し続けることに全く疑いはありません。彼女は最初からこのプロジェクトに関与しており、彼女が成功に導くことに疑いはありません。

 

それでは後は、中国との現状について効きたいんやが、あなたはこの国で彼らに教訓を与えるためにもっと多くのことをする必要があるとお考えか?多くの半導体製造装置企業が、「我々は何を売ることができ、何を売ることができないのか正確にはわからない」と話しとる。これから更に締め付けていくことはあり得るんか?

 

私はどのアメリカ企業の一銭の収益も奪いたくありません。彼らが収益を上げ、その利益を研究開発に再投資することを望んでいます。しかし、時には国家の安全保障が優先され、利益が後回しにされることがあります。これらは難しい決断です。私は慎重に対応しようと努めています。これは中国に教訓を与えようとか敵対しようとかいうことではなく、アメリカ人を守るために重要なのです。中国は自分たちのやることをやりますが、私はアメリカ人を守る必要があります。多くの場合、知的財産が本当に技術の核心を成していて、私たちはアメリカの財産を守らなければいけません。私たちは防衛や軍事、中国が何をするかを心配しなければなりません。アメリカに対して使用される可能性のある高度な技術を中国軍の手に渡すことにならないようにしなければなりません。

 

さて、今の副大統領、ハリスはどのような人なのか、彼女について率直にどう感じているか教えてほしいで。

 

彼女とは3年半の間一緒に仕事をしてきました。彼女はエネルギッシュで聡明です。企業は彼女が彼らと協力し、話を聞き、最も重要なこととして安定性をもたらすことを知っています。すべてのビジネスリーダーが望むのは安定性と予測可能性です。

 

ハリスについて「洗練された」という言葉を使うのは妥当か?

 

はい、彼女とはAIやブロードバンドについて仕事をしてきました。彼女はまさにその分野でも「洗練」されており、聡明で問題を把握し、良い聞き手でしかも良い学習者です。

 

それは素晴らしい。今日はあなたに来てもらって本当によかった。わいは台湾の状況について、特にトランプがいろいろな発言をしてからというもの、心配で仕方が無かったんや。あなたも台湾や注目の問題に同じ懸念を抱いてると思うが、そういうことにアメリカで最も関与しているのがあなたや。そんなあなたからの言葉を皆にお届けすることができて本当に良かった。来てくれてどうもありがとう。

 

こちらこそお会い出来て良かったです、ジムよ、本当にありがとうございました。

 

 

当たり前の話ですが安心感が高まりますね。

 

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