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【ジム・クレイマー】連邦政府の発表を鵜呑みにして、ホームワークをしない人々には見えないこと!景気後退!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/6のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

昨日、みな極度に今の状況を恐れとったよな。避けられない景気後退について叫んどった。ただ、今日冷静になってみると、少なくともいろいろな決算を聞いている限りは景気後退の証拠があまり見られないことに気付いたりしないか?今日はダウは+0.76%、SP500は+1.04%、そしてナスダックは+1.03%とリバウンドした日やったんやが結局景気後退なのかそうじゃないのか?わいは各企業が報告する実際のデータに基づいて考えることを好むんや。連邦政府の発表を鵜呑みにしてホームワークをしない人々とは違うんやで。

 

ニュースを聞いてすぐあれやこれや言う人は自分の手を汚さない。Fedのパウエル議長の意図を予測しようとばかりする。彼らはまるで、コーチやゼネラルマネージャーよりも自分には知識があると考えていて常に不満を持っているイーグルスファンを思い起こさせるで。ちょっとここで、過去24時間に決算を報告した企業達を見て、本当に今アメリカは深刻な景気後退に向かっていると言い切れるかどうかを確認しておこうやないか。まず取り上げたいのはPalantirや。

 

今回の決算でわかったのは、この会社は巨大な100億ドルの契約を含む素晴らしいストーリーを報告したということや。27%の売り上げ成長を実現した。ウォール街が期待していたのは22%の伸びやったから、それよりも全然上や。これは素晴らしい成果で、AIに対する需要が前例のないほど高まっていると彼らはカンファレンスコールで述べた。AIストーリーを信じるわいらにとっては、この成果は心強いものよな。

 

次に、Lumen Technologiesの今日の動きを見たか?なんと93%も株価が上がったんやで。わいが知っているほとんどの人は、この負債を抱えた通信会社をこれまで敬遠しとったんやが、昨晩、Lumenは5億ドルのAI事業を確保して、さらに70億ドルのAI関連の仕事の可能性があることを発表した。これは驚くべきことで、株価はまるで複数の買収提案を受けているかのように急騰したんや。この株を持っていたかったと皆が思うような動きや。

 

さて、わいは経済活動のバロメーターとして鉄道を常に好んどるんやが、CSXの決算は素晴らしかったで。昨晩の決算では、この会社は取り扱っている広範な貨物のうちの、ほとんどすべての部門で彼らの計画を上回る売り上げを上げたんや。CSXは実際の輸送量の増加と価格上昇を見せているわけやから、運営に関する疑問もほとんどない状態なんや。もしわいが他の状況を何も知らなければ、まるでこの国の東部とか南部で経済のブームが起きているのではないかと考えるかもしれん。景気後退とは真逆のことや。

 

今日決算を発表した2つの異なるシクリカル株、CaterpillarとBuilders Firstsourceは、どちらも予想以上の結果を示したで。住宅供給業者であるBuilders Firstsourceは、リモデリングと改装の弱さに逆らって、堅調な数字を発表したんや。今の状況は金利が下がるとともにさらに改善するやろう。国境を越えたビジネスも非常に良好で、わいが考えていたよりもはるかに好調な数字を発表しただけでなく、さらに、18.1億ドルの価値しかない会社が10億ドルの自社株買いを行ったりしとる。BuyBuyBuyや。株価は今日4%以上も上がっとる。

 

Caterpillarについては、今のこの環境下でのこんなにいい業績を出してくるのかと驚いたで。高金利が続く中で、EPSが前年比で約8%増加して、強力なマージンと拡大する受注残高を持っとる。これは並外れとるで。シクリカル的な、何かサイクルにのるような短期的なものではないで。経済がこの時点でひどい状態にあるはずだということを覚えておいてほしい。なのにCaterpillarは非常に好調だということなんや。Builders Firstsourceだってそうや。

 

はっきり言ってこういうことは景気後退では起こらないことや。リセッションをただただ怖がっている人たちは、そしてついに狼が来たと叫ぶオオカミ少年のような人々は、Builders Firstsourceという会社をそもそも聞いたことがあるんやろうか?Caterpillarが記録的な決算を発表したことを知っとるんやろうか?もちろん知らんやろう。彼らは自分で情報を集めることをしない。

 

さて、後は、今日のSimon Propertyが株価が5%以上上がった動きにも触れておこうやないか。景気後退がおこったら、アメリカで最大のモールの所有者である彼らは崩壊するはずやろ?でもこの会社は予想以上に素晴らしい決算を発表したんや。彼らはほとんど空室がないといい、1,400件のリースを顧客と締結し、そのうちの30%は新しい顧客だったんや。確かにモールでのトラフィックは5%減少したが、でもこの会社は2.5%の配当増を発表した。カンファレンスコールでも自信を持った物言いをしていたで。この自信は本物やと思ったで。

 

他に何がある?後は例えばUberや。景気後退が迫っているのであれば、Uberからは顧客が離れるはずやろ?なのに今回の決算では、総取引高は前年比21%増加して、通貨ベースでは27%増加したんや。配達は70%増加していて、利用頻度は記録を更新した。Uber株は10%以上も上がっとるが、これらの数字は景気後退を本当に示しているんやろうか?経済が崩壊しそうな場合、人々がタクシーや食事の配達にこれほど多くの支出を続けることができるものなんやろうか?状況が本当に弱いなら、Uberはこれらの数字を達成することはできないやろう。

 

Fedが何をするかだけを考えているベアの人たちはいちいちこういうことを考えない。わいらは自分の手でやっぱりホームワークをしないといけないんや。今日Planet Fitnessは6%以上も株価が増加した。そもそもジムの会員ほど経済的に敏感なものはあるか?COVIDの際Planet Fitnessよりも大きな打撃を受けたジムはあるか?そのPlanet Fitnessが素晴らしい決算を発表したんやで。この会社はフランチャイズモデルで、フランチャイズの収益は前年比9.1%増加しとったんやが、これは重要な指標や。景気後退に突入するのであれば、この会社が2億8,000万ドルの自社株買いを今承認すると思うか?わいはそうは思わんで。

 

多くの人が商業不動産を心配しとったよな。多くの劣悪なビルや都市部の施設があって、COVID以来苦しんでいるビジネスが多いと皆思っとる。ではなぜ、Starwood Propertyは配当をきちんと明確化したんやろうか?もし商業不動産を心配しするのであれば、この会社の行動は奇妙に映るやろう。本当に今危機的状況なのか?

 

多くの人が消費者が限界に達していると心配しとる。その中で、今朝、下落しているビール会社のMorson Coorsが素晴らしい決算を発表して株価が5%以上上がったで。ビールの出荷量が通常よりも強かったんや。タコベル、ピザハット、KFCとかの親会社のYum Brandsの今朝の決算も良かったで。コア営業利益は10%増加しとった。売上は予想を下回ったが、マージンは素晴らしかったで。期待を上回ったことが重要なんや。

 

Zoetisだって素晴らしい決算を発表して今日株価は6%上昇したんや。動物医療というのは非常に重要なんやが、景気後退時には、人々はペットを連れて獣医に行くのを控えるんや。そのことは良く知られとる悲しいことやが、でもこの会社の決算は素晴らしく、ガイダンスも引き上げたんや。明らかに人々はペットを大切にし続けとる。

 

今挙げたことはこの24時間以内にあった決算の一部に過ぎん。悪い決算だってこれから当然でてくるやろうが、今日得たほぼすべての決算が良好だったことを忘れない方がええと思うんや。結論やが、最近はどれも素晴らしい決算が続いとる。こういうことはホームワークをすることを拒否して、罪深いものにしか耳を傾けない人々には見えんないようになっとる。あなたはそれでええか?それとも、森全体を見つつも、木一つ一つの傷み具合も見ながら納得して投資したくはないか?

 

 

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