アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】ビッグウィークが来る中で、覚えておくべきこと!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/25のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

さあ勝敗を決する時や。決算シーズンのクライマックスに差し掛かるとわいはいつもそう感じるんや。来週はすごいで。Alphabet、Meta、Apple、Microsoft、そしてAmazonからの決算発表を聞くことになるからな。しかしなんで、これらの大手テクノロジー会社はいつもほとんど同時に決算を発表するんやろうな。まるでわいに心臓発作を起こさせようとしているかのようや。Nvidiaだけが欠けとる。Jensen Huangよ、ありがとう、決算日を重ねないでいてくれて。しかも来週の金曜日は重要な雇用統計の発表もある。わいらは実際には弱い非農業部門雇用者数の数字を望んどる。そうすればFedが金利を引き下げ続けることができることになるからな。

 

だから来週がエキサイティングやから、今日はダウは-0.61%、SP500は-0.03%、そしてナスダックは+0.56%だったんやが、今日の動きなんかはあまり考えても意味がないで。こうなってくるとやっぱり肝心なのは来週や。ということで、見逃せない大きな一週間になる来週のゲームプランに早速いこうやないか。月曜日はFord Motorの決算があるで。わいは彼らが保証問題のないクリーンな四半期を迎えて、EV部門であまり損失がないことを強く望んどる。でもそれは望みすぎかもしれん。どうなるか見てみようやないか。

 

火曜日は注目決算がいっぱいあるんやが、まずMcDonald'sの決算があるで。注目はやっぱり、最近悪化している大腸菌のアウトブレイクの状況についてや。CDCは感染が拡大していると述べとる。新たに26件の症例があったということや。この出来事がMcDonald'sというブランドにどれだけのダメージがあるかを判断するにはまだ早すぎる。ただどう転んでも、今の株価には短期的な重荷にはなるやろう。でも、5ドルのミールディールを発表して以来、McDonald'sは絶好調であることも忘れたらあかんな。多くの顧客が本当に安い価格にエキサイトしたんや。ウォール街はこの株から離れることはできないやろうが、買う人は、炎に飛び込む蛾のような状況になるのか、それとも年内きちんと堅調にいくのか、注目しようやないか。

 

さて、消費者分野全体で最も強力なセクターとして、今年はクルーズ銘柄が挙げられるで。素晴らしい株価の動きを見せとって、その中でも火曜日に決算があるRoyal Caribbeanはナンバーワンのオペレーターや。今回の決算で大きなガイダンスの引き上げを期待したいで。後は、RedditとPayPalの決算もあるが、両方とも素晴らしい結果を出すと思うで。これら3つはホットな株で、そのままの勢いを保つんやないかと思うんや。ただ期待が高いからこそ決算に対する緊張感も高いということはわかっとかんとあかん。逆にガイダンスの下方修正という事態になれば、大きな打撃を伴うやろうからな。現にここまでだってそういう例がちらほら見られるで。Newmontとかな。

 

さあ、火曜日は更にAlphabetの決算もあるんや。わいのファンドでもこの株を持っとるんやが、先月ちょっとポジションを削ったりしたで。CNBC Investing Clubのメンバーの人は知ってくれているやろ。ここのところこの会社は、あまり印象的な結果を出さないことが多すぎる。わいはまだ、素晴らしい会社だとは思っとるが、素晴らしい株ではなくなってきとる。要因の一つとして、経営陣が、投資家やアナリストが聞きたいことに無関心のように見えるんや。彼らはWaymoの分社化についても話す必要があると思うで。Waymoは大量のお金を失い続けとって、うまくいっているとはいえん。Elon MuskがTeslaのカンファレンスコールでアピールしたのと同じように、Waymoはどうなっていくのかはっきり示してほしいで。

 

火曜日は更にAMDの決算もあるで。AI産業はこれからも加速的に伸び続けて、それを支える半導体会社は一つでは不十分なことは明らかや。AMDはNvidiaには追いつかないやろうが、ビジネスの一部を奪うのには十分なクオリティーをもっとるやろう。しかも彼らはPCへの大きな露出があって、今は大きなPCリフレッシュサイクルの真っ只中や。これは長期的に素晴らしいストーリーやとわいは思うから、メンバーの人はわかっとると思うが、わいのファンドは最近AMDを買い増しとるんやで。火曜日はChipotleの決算もあるで。ブライアンニコルがStarbucksに去っていってしまったが、わいはおそらく大丈夫やと思うで。まあでも株価は停滞しているように感じるし、50ドル台から抜け出せるかはわからんけどな。ただ、暫定でなくきちんとしてCEOの発表があればまた状況が変わるかもしれん。

 

さて、水曜日の朝はEli Lillyの決算があるで。この株を早くから買ったことは、わいのファンドの最高の選択の一つで、この株はやっぱりGLP-1受容体作動薬のストーリーに支えられて大きくあがってきた。今朝、Stifel Brokerageがこれらの薬が食品株に与える影響についてのレポートを発表して、GLP-1受容体作動薬はやっぱり食品会社にマイナスの影響を与えると言うとる。つまり、それはLillyにプラスの影響を与えるということや。

 

さて、昨日わいがChevronのメキシコ湾の浮体式プラットフォームを歩き回ったとき、わいが見たすべての機械の銘板を調べたんやが、その主なものはCaterpillarやった。彼らは、プラットフォーム上の多くの活動に電力を供給するタービンを製造しとる。そのCaterpillarが水曜日に決算を発表するで。わいは素晴らしい数字を発表してくれると思うが、でも今は株価がホットになっとって、このホットな株を更に上に動かすのに十分強い数字を発表するかどうかはわからん。別にこの株が上昇を維持できなくてもわいは驚かんで。実際、今回は下落するかもしれん。今年は30%上昇しとるしな。

 

さあ、水曜日はMag7のうち二つの会社の決算があるで。Meta PlatformsとMicrosoftや。Metaは前回、素晴らしい決算を発表して、広告市場全体が彼らの方向に向かっているような感じで、今回の決算もええんやないかと期待しとるで。一方でもしかしたらMicrosoftに関しては要注意や。アナリスト達が、AIアシスタントのCopilotが、期待されているよりも強力ではないというストーリーをさかんに喧伝していて、何とかしてこの会社はその話に終止符を打たんとあかんのやが、どうなるやろうか。それに失敗すれば、新しい強力なストーリーが出てくるまでは、この株は悩まされ続けるかもしれんで。

 

水曜日は更にBooking Holdingsの決算があるんやが、この前の決算が失望をよんだから今回はどうなるのか注目やで。後は、DoorDashの決算もある。この二つの会社の決算で消費者がまだ強いのかどうか、見たいと思っとるで。そして様々なトレーダーがこれらの結果からFedの次の動きを推測し始めるやろう。

 

木曜日は水曜日と同じように、Mag7のうち二つの会社の決算がある。それがAppleとAmazonや。AppleについてはわいらはiPhone 16の発売について多くのネガティブな噂を聞いとるよな。もしかしたらその噂は正しいかもしれん。そして本当にそうだったら多くの人が急いでこの株を売るやろう。でもわいは待ってほしい、と言うで。この光景はずっとわいはここまで見てきたものや。常にApple株は下落を怖がられとる。でも結局後から振り返って正しい戦略は何だったかを考えると、最良の戦略は保有し、取引しないことやったんや。Own it, don't trade itや。むしろ、もし弱い数字が出て株価が急落したら、いい買い場になるかもしれん。むしろそっちの心構えの方をしておいてほしいで。

 

Amazonに関しては前の決算と同様に判断が難しいで。前の決算では会社が何らかの形で弱い消費者の影響と結び付けられて、株価は容赦なく叩かれた。でもわいはその時、この株の動きはおかしいと言うたはずや。Amazonは非常にうまくやっていると言ったで。そしてその後当然のように、株価は回復して、決算前の取引水準に戻って、さらに上昇したんや。今回も期待したが、もしあなたがこの株をまだ持っていなくて買いたいなら、今買わないでほしいで。決算をきちんと評価してから買ってほしいで。

 

木曜日にはさらに2つの製薬会社の決算があるで。MerckとBristol-Myersや。このグループは、Fedが金利を引き下げるときには良くやるグループではないということで非難されたりしとる。ヘッジファンドのプレイブックにはそう書いてあるからな。でもわいは両方とも株価がまだ低すぎる水準やと思っとるで。

 

金曜日はまず雇用統計の発表に注目や。非農業部門雇用者数がどれほど増加しているのか。この数字がいかに重要かを強調しすぎることはできん。11月はFOMCもあるわけで、もし雇用がこれまでと同様に強ければ、11月の利下げはないんやないかと皆思うことになるやろう。そして10年物利回りが更に上昇して4.5%になるかもしれんということを予想しておこうやないか。でもわいの基本姿勢はわかってくれとるよな。今はやっぱり利下げサイクルなんや。わいは債券金利が上がって株価がダメージを受けたって、いずれは利下げサイクルに戻ってくるという観点から観察をしたいんや。

 

最後に、金曜日は2つの最大の石油会社、ChevronとExxonの決算もあるで。わいはメキシコ湾のChevronのプラットフォームから戻ってきたばかりや。Chevronは配当と自社株買いで巨額の資本を株主に還元することができとるが、でも株価のパフォーマンスはセクターの中でも最悪の部類や。ChevronよりもExxonの方が今は株価としては支持されとる。ChevronはHessを買収しようとしとるが、それに対してExxonが異議を唱えとる。決着は来年の予定やが、そこのところもおっていきたいで。

 

結論やが、この週はビッグウィークや。普通は大きなチャンスが到来する週やが、でも決算発表後の株価の動きが間違うこともあるということだけは覚えておいてほしいで。わいの体感やが、ほとんど半分のケースで決算直後の株価の動きは間違いだったりするんや。わいらがやるべきことは、冷静に数字を捉えて、カンファレンスコールを聞いて、自分のホームワークをこなすことなんや。

 

 

この週も楽しみですね。

 

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