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【ジム・クレイマー】結局これらの銘柄抜きで株式市場を捉えることはできない!短期トレードではなく投資をしよう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/14のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

彼らが戻ってきたで。そうや。あの一世を風靡しとった彼らや。その呼び方は何であれ、わいがここで言いたいのはビッグテック達や。やっぱり彼らの株価の動きというのは素晴らしいよな。しかし今は今決算シーズンの主要な4週間の最初の週や。ここからの決算は、株式市場、そしてわいらのポートフォリオにとってとても重要や。ここのところマーケットの驚異的な上昇が続いとるやろ。その中でどんどん懸念が高まっているのをわいは感じるで。どんどん緊張感が上がってきているように思える。

 

今日もダウは+0.47%、SP500は+0.77%、そしてナスダックは+0.87%と素晴らしい上昇の日になったが、上昇が続けば続くほど、これがいつ崩れるかわからんという緊張感に満ちてくるよな。でもそんな中でビッグテック達、昔FAANGと言われ、今はMagnificent 7と言われる株達、その支配力が帰って来とるんや。なんでそんなことになるのか、みんな不思議に思うやろ。彼らはどうやって何度も何度もカムバックを果たすことができるんや?ここで何が起きているのか説明したいと思うで。

 

今のブルマーケットは3年目に入ったんや。この二年間のブルマーケットでのビッグテック株の上がりは素晴らしかったで。今回は八銘柄を特にとりあげたい。Alphabet、Amazon、Apple、Meta、Microsoft、Netflix、Nvidia、そしてTeslaについてわいは話したい。Mag7のくくりでいうと、Netflixがそこに正式には含まれていないことは知っとるが、でもこの会社はわいが作り出した元のFANGの一部やったし、この会社はで木曜日に決算を報告するから今注目の的で、だからいれておきたいんや。

 

まあ、今上がっている株は他にも多くあって、上昇している他のグループを軽視したくはないで。例えば、わいのファンドで持っとるWells Fargoは、金曜日に素晴らしい決算を報告して、依然として今日も続伸しとる。以前のマーケットと違って、今はMag7以外はさえないゼロサムの関係ではない。他のグループもこの市場で活躍できとる。多くのお金が市場に流れ込んでいるからな。そしてそれは、Fedの姿勢が金利の引き下げ方向やからというのと、そんな中でも経済が壊滅しているわけではないという状況が大きい。

 

でもまあ全体を見ると、以下にMag7銘柄がマーケットを支えていることか。そして彼らの株価の粘り強さやその価値の持続力は本当に信じられないほどや。ということで、一つ一つ見ていきたいが、まずはわいがいつもOwn it, don't trade itと言っている2つの株から始めたいんや。そうや、皆さんご存じやろ?AppleとNvidiaや。最近Morgan StanleyのKaty Hubertyというアナリストと、後はEvercoreのアナリストも、なぜApple株を買う必要があるかについて語ったんや。両者とも、人々が決算発表前にこの株に対してあまりにも弱気になりすぎているかもしれないと強調しとる。

 

この株には多くのネガティブな話題が常につきまとって、多くの人々がこの歴史上最高の企業の一つを熱心にショートしようとしたりしとるのは、わいには奇妙にうつる。特にこの株が長期的に素晴らしいパフォーマンスを示しているというのに、わいには不思議や。それでも、常にこの株を持っている人を恐れさせるような話が出てきたりするんや。例えば以前のMad Moneyでの、あるアナリストがiPhone 16のリードタイムが短くて、需要があまりない、なんていうレポートを書いたことを言ったよな。なんだかんだ言うとる。アナリストたちはAppleの予想を下方修正したりしとる。

 

一方で、今の予想は低すぎることが証明されるやろう、と言う、さっき挙げたようなJPMorganとEvercoreのようなアナリストもおる。そして状況は変わっていく。Appleに対する多くの懐疑論は、数週間前ほど説得力がないかもしれん。例えば、多くの人々が中国の需要を心配しとったが、もし中国政府が実際に刺激策を実行し始めたらどうやろうか。つまり、中国の経済問題への懸念が解消されて、中国の消費者からの資金が増えれば、iPhoneの注文が増えると思わんか?結局大丈夫じゃないか、そうなると思わんか?これがわいが常にOwn it, don't trade itと言う理由や。

 

アナリストたちは常に不完全なデータに基づいて、一方的なネガティブな視点からあなたをApple株から追い出そうとする。考えてみてほしい。彼らはこれまでいつも間違ってきたんや。もし最近のネガティブな噂話でApple株を手放していたら、過去1週間の素晴らしい上昇を逃していたやろう。その前にも、別の上昇、さらに別の上昇を逃していたやろう。わかるやろ?Own it, don't trade itなんや。Apple支持者のBarclaysのBen Reitzesはこの会社をTeflon Donとよんどる。悪評があったって、テフロン加工されているフライパンのように、それがこびりつかなくてダメージをうけないマフィアのドン、という意味や。わいはその呼び方がぴったりだと思うんや。

 

じゃあ、Nvidiaはどうや?前回の決算後に株価が下がったのは、CEOのJensen Huangの冗談めかして発言したような、何か決算で致命的なミスをしたからではなく、レイバーデー明けの市場全体の下落に巻き込まれたからや。でも株価はその後すぐに戻ってきた。下落は結局一時的やった。そしてわいらが最近わかったのは、次世代のスーパーチップ「Blackwell」の需要がとんでもないということや。結局株価は完全に戻って来た。でももしこのちょっと前にこの株を売ってしまった人たちは、もうこの株に入りづらいやろう。

 

だからわいは言うとるんや。トレードしてはいけない、と。これ以上下がるだろうから売ったって、底なんか予測できないんや。売値より高くいったときに本当に喜んでまた買いに入れるか?何回も言うが、Nvidiaのような株を軽々にトレードしようとしても、高値で売って安値で買い戻すことはすごく難しいということを頭に刻んでおいてほしいで。再び買おうかなと思っても、もうその船は出航してしまって乗れなくなってしまった、みたいな感じになってしまうんや。うまく短期トレードするのは本当に難しいんや。難しすぎるんや。

 

さて、AppleもNvidiaもわいがOwn it, don't trade itといつも言うとる2つの銘柄や。でも全部のビッグテックにわいはそう思うわけではないで。Alphabetについては同じようには感じない。その理由の一つとして、政府の分割を目指す反トラスト法の訴訟があるからや。わいは政府の分割すべきという言い分にはめちゃめちゃ反対や。でもそれとは別に、Alphabetが強い収益を維持できるかどうかも懸念しとる。なぜなら、この会社はなんだかよりメディア企業のようになってきていて、そのセクターはとても競争の激しい分野やからや。YouTubeとNFLの組み合わせもどんどんいっとるが、わいは楽観していないで。水曜日にCNBC Investing Clubの月例ミーティングがあるから、その時にもっと詳しい話をしたいと思う。

 

一方でAmazonは簡単や。前回の決算で187ドルから161ドルまで叩き落とされたが、今では187ドルに戻っとる。わいはAmazon Web Servicesは驚異的な成長を続けることができると思うし、株価は再び200ドルの高値になると思うで。Metaに関しては株価は再び勢いに乗っとるが、なぜやろうか?Reelsの成功、Instagramのターゲット広告、WhatsApp、Meta搭載のRay-Banのおかげや。今この銘柄に逆張りするのは非常にリスクが高いと言わざるをえないで。一方でこの株を買おうというのは簡単や。バランスシート上の現金を除けば、この株はまだ驚くほど安いと思うんや。安すぎて少し奇妙なくらいやで。

 

Microsoftは、AIアシスタントであるCopilotの需要の弱まりによって打撃を受けるんやないかとされとる。本当にそれが弱みになるのか分からんが、噂があるのは事実や。そして今、その噂だけで株価を下げるのに十分や。でも株価を下げ続けるには、噂以上のものが必要やから、どうなるのか注視していこうやないか。Netflixに関しては木曜日に決算を発表する際、彼らが新しい広告層のマネタイズをまだ始めていないことを念頭に置く必要があるで。広告付き視聴プランの開始はまだやからな。ということは今回の決算発表におけるリスクは軽減されとるということや。なぜなら、経営陣はまだまだ将来について良い話をすることができて、それが株価に重要やからや。

 

最後にTeslaやが、うーん、わいは、Teslaがロボタクシーのイベントで、多くの人を失望させてしまったことを知っとる。結局のところ、具体的な話や事実が不足しとったんや。でもだからといって、あなたは本当にElon Muskの逆に賭けたいか?わいはそうは思わんで。彼はここからも何とかしてくれるやろう。だから、もしこの株を持ちたくなければそれはそれでええが、空売りしようなどということはリスクが高すぎると思うからやめてほしいで。

 

結論やが、やっぱりMag7+Netflixは強いな。株価は力強く上がってきているものが多い。もしこれらの株の反発を逃しても、そこまで心配する必要はないで。また下落することは十分にあり得るからな。そしてその時には今回の議論を覚えておいて、下落を利用して買いに入るということができるやろ。とにかく短期トレード的に物を考えるんやないで。中長期目線でいって、落ち着いて大きな上がりをとるんや。

 

 

Mag7はやっぱりいいですね。

 

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