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【ジム・クレイマー】この企業には最高の賛辞を使い尽くしてしまう!株価が頭打ちなんてあるわけない!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの11/21のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

わいがこのサウンドボードのボタンを今まさに押そうとしているのには理由があるで。それは、ある会社の決算がまさにボーリングで言うとストライクで、ボールがヘッドピンに当たり、残りのピンを吹き飛ばしたからや。その爽快なストライクの音を今から鳴らすで。美しい音や。なんのことを言っているのかというと、Nvidiaの決算や。

 

昨日の夜、Nvidiaはまさにストライクを出したんや。そして今日、様々な種類の株が、素晴らしい音のシンフォニーの中で、揺れ動き、滑り、振動し、揺れたんや。そして株価平均は上昇して、今日はダウは+1.06%、SP500は+0.53%、そしてナスダックは+0.03%だったで。Nvidiaは今、誰が世界最大の企業になるかのレースでトップにたっとる。

 

今の時価総額は、Nvidiaは3.6兆ドル、Appleは3.5兆ドルで、Microsoftは3,1兆ドルと大きく遅れをとった形になったで。勝者であるNvidiaは、競合他社との差をさらに広げとるんや。その数字は驚異的やった。Nvidiaは2年前には時価総額がわずか5,000億ドルで、まだまだ知らない日も多くいた会社だったんやで。それが今や、Nvidiaは今回の決算で350億ドルの売り上げを計上して、純利益は200億ドル、粗利益率は75%だったんや。これらの数字は途方もなく素晴らしく、まさに見事な成長や。

 

さて、1年前、多くの批評家がNvidiaの株は高価すぎで、利益の50倍で取引されているなんて馬鹿げているぐらい高いと主張しとった。そして多くの人が、この一見過大評価された株を推奨するわいを笑ったりしたんや。でも、今実際の利益の伸びを考慮に入れて数字を見てみると、1年前のNvidiaは実際には先行利益の20倍で取引されていたことがわかる。全然過大評価されてないで。

 

それほどまでに、Nvidiaの成長は、多くの人の予想を超えるほど驚異的だったということや。成長を考慮にいれるととにかく安いということなんや。会社の成長が予想を上回ると、こういうことが起こる。そして今まで何度も言ってきたように、Nvidiaはこの10年間わいらの予想を上回り続けとる。株価が高すぎるやって?いやいや、全くリーズナブルな価格やろ。それがNvidiaという株や。

 

だからこそ、わいは長い間この株を大好きなままなんや。彼らはどうやってこのものすごい成長を実現させとるんやろうか?ボーリングでいうと、Nvidiaは一つではなく二つのボールをレーンに投げとる感じなんや。一つはアクセラレーテッド・コンピューティング、もう一つはAI、この二つのボールですべてのピンを倒しまくっとる。CEOのJensen Huangと彼のチームは、史上最高のボウラーや。

 

わいは今朝のスクォーク・オン・ザ・ストリートという番組で、Nvidiaの決算についてどう思うかと尋ねられて、その時株価は1ドルか2ドル下がっていたんやが、わいは冷静だったんや。時には多くの人から嘲笑されるほど推奨してきたNvidiaという株について、わいは正直なところ、Nvidiaで起こっているようなことをこれまで見たことがない、とはっきり言うたんや。これは本当や。こんな成長は一回も見たことがない。

 

そして今朝、19社がNvidiaの目標株価を引き上げたにもかかわらず株価が下がっていた時、わいは、この株は今現在起こっているテクノロジーの地殻変動の大元で、株価はそれを単に捉えていないだけだ、と言うたんや。この番組を見てくれている人はわかってくれるやろ。Nvidiaはビジネスに関する我々の常識をすべて覆してきとるんや。彼らの製品への需要に関しては、最高の証言しか聞くことはないで。

 

Nvidiaの需要に関しては、「狂っている」という声も聞こえてくるほどや。まさに昨夜のキーワードは「驚異的」だったんや。もしかしたらJensen Huangでさえ、この時点で需要の高さの比喩を見つけるのに苦労しているかもしれん。例えば彼は、最新かつ最高のチップであるBlackwellの用途としてOpenAIを説明したとき、彼はそれをiPhoneのように全く新しいものだと言うたんや。

 

確かにわいらはiPhoneを一生に一度の発明だと考えとるよな。でもNvidiaの決算のカンファレンスコールを聞くと、iPhoneですら比較すると小さいかもしれないと思わせるほどや。だって結局のところ、iPhoneがどれほど革新的であっても、それは単一のデバイスに過ぎない。一方でNvidiaのチップは、わいらの知る世界を全体的に再構築しとるんや。

 

今この世界には、Nvidiaによって置き換える必要がある1兆ドルのコンピューティングパワーがある。Nvidia Omniverseで建設される必要がある何兆ドルもの工場がある。法務業務、予測、サプライチェーン管理、エンジニアリング、そして何よりもコーディングで何兆ドルもの節約が可能や。プログラミング言語ではなく、機械に対して単純な英語で指示を伝えることができるようになる。そうやって人間の労力を節約することで、何兆ドルも生み出すことができるんや。Elon Muskはみんなに雑用をこなす人間のようなロボットを提供する計画をしとるよな。それはまさにシェイクスピア的や。その全ての下地にNvidiaがある。

 

ボウリングの比喩に戻ると、Nvidiaの今回の決算は地震のようなもので、全セクターが異なる方向にどんどんピンが倒れたんや。まず、ポジティブな点として、Jensen Huangは、彼のチップにたいするものすごい需要をすべて処理するのに十分な電力が現在ないことを明らかにしたんや。そうなると、Constellation EnergyやVistraのような電力生産者が当然のように上昇するで。

 

データセンター関連株だって上昇したんや。つまりVertiv、Dover、Eatonのような株で、これらの会社はデータセンター建設における「つるはしとシャベル」のような会社なんや。高帯域幅チップに関連するメモリ不足もキーエレメントや。ということはMicronが大事やろ。バックボーンとなる光学製品は誰や?例えばMarvell Techや。コネクタ企業のAnphenolだってもちろん株価が上昇する。これらはすべて典型的なピンアクションや。

 

そして、これから言う言葉を書き留めておいてほしいで。これから何度も耳にすることになるやろうからな。何の言葉かというと、それは「エージェンテック(agentec)」や。全く新しい形のコンピューティングのための新しい言葉で、Nvidiaによって動かされるエージェントがあなたの組織内に存在して働きまくるということや。例えばSalesforceのCEOのMarc Benioffは、数十億のエージェントを作成できる製品「AgentForce」について話しとるよな。

 

エージェンテックは何を意味するんや?例を挙げると、例えば今日、わいは月曜日に受けた検査の結果について医師と話したかったんやが、電話をかけると、わいのことを何も知らないいつもの自動応答の馬鹿音声が出てきて、4つの選択肢を提示してきた。しかもそれらは速すぎて繰り返してもらう必要があった。それから、「2」を押して、わいが話したい人に少しでも関係のある人と話そうとしたんやが、そこからまた違う選択肢に飛ばされて、今度は「3」を押したんや。ようやく人間に繋がったと思ったらそれは間違った人で、正しい人に転送してもらわんとあかんかった。そしてその正しい人が折り返しわいに電話をくれるということでわいは待っとったんやが、結局折り返しの電話は来なかったんや。

 

一方でエージェンテックな世界では、わいが電話をかけるとエージェントが応答する。このAIエージェントはわいの番号を認識しとるから、もちろんわいの名前を知っとる。即座にわいの記録を呼び出して、今週初めに会った医師と話したいかどうかを尋ねてくるやろう。その問いにわいが「はい」と答えると、わいの詳細なメッセージをきちんと医師に伝えるやろうし、エージェント自体がいろいろな質問に答えることもできるんや。なぜなら、よくある質問を処理するために必要なすべての情報をエージェントは持っとるからな。

 

今言ったようなことがエージェンテックな会話型の仮想エージェントで、これらはすべてNvidiaによって動かされるんや。わいは仕事によってはもはや人間はいらないと思うんや。エージェントが欲しいで。だからSalesforceが飛躍するんや。同じことがAccentureやServiceNowにも言えるかもしれん。このプロセスを支援する会社、Nutanixもそうかもしれんが、そういう会社がこれからも飛躍が期待されるやろう。

 

ああ、でも少しネガティブな面も取り上げておこうやないか。なぜなら、今日のような上昇日の中で興味深かったからや。Microsoftの株価は1ドル79セント下落して、Metaは2ドル43セント下落、Amazonは4ドル50セント下落、Teslaは2ドル39セント下落したんや。これはなぜやろうか?これらの企業はNvidiaの最大の顧客なんや。だから下落しとる。コストがかかり続けるやろうということでな。

 

今までほぼ1年間、Nvidiaのチップへのこんなに需要は続かないと言われ続けとった。でもそれらは全くの嘘やった。需要は加速しとる。なぜなら、リターンがとても大きいからや。Jensenによれば、顧客が1ドルを投入するごとに、5ドルの利益を得る計算になるんや。つまり、彼らはNvidiaのチップを購入するしか選択肢がないということなんや。だから今、Nvidiaの株価が頭打ちになるという考えは忘れないとあかんで。

 

結論やが、わいとしては、まだまだ今回のNvidiaの決算は序盤だと思うんや。自分がこんなに最高の賛辞を使い尽くすような企業が現れるとは思ってもみなかったで。今回のNvidiaの決算、そしてそこから伺える今Nvidiaで起こっていることは非常にポジティブで、言葉では言い表せないほどや。わいらの頭では理解できないほどや。でも幸いなことに、わいらは理解する必要がないのかもしれん。Jensenが技術と知性を持って、わいらのために素晴らしい未来を実現してくれるんやから。

 

 

Nvidia賛歌が止まらないですね。

 

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