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【ジム・クレイマー】だから言っただろ!?この流れに適応できない企業は死あるのみ!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/4のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

つい最近まで、多くの人がAIの話というのはただの誇大宣伝やと、それこそ本当にいつも言うとった。AIに対する投資を多くの会社が莫大にやっとるが、そんなもの回収できるはずがないと言われとった。でも昨夜、SalesforceのCEOのMark Benioffと話した後、やっぱりそんなことは全くないんやな、と改めて強く思ったんや。もはやAI事業は空虚な約束どころではないで。Generative AIやAccerelated Computingはもはや風変わりな、マニアックな言葉なだけではないで。その成果はもしかしたら、誰もが可能だと思う以上にもの凄いことになるかもしれん。

 

AIに期待されていることは大きかったわけやが、実際現実はその既に大きな期待をゆうに超えるかもしれんのや。それが今日、Salesforceが11%も上昇した理由であり、その決算はまさにその上昇に値するものやったんや。こういう動きもあって今日は、ダウは+0.69%、SP500は+0.61%、そしてナスダックは+1.30%と上昇の日になったで。わいはここのところAIの力についてあまり深く入り込まないようにしてきたんや。なぜならこの番組ではここまでさんざんAIのパワーを言ってきて、みんなもうそれを聞くのにうんざりしていると思うからや。

 

ただ、今はもしかしたらわいの番組でさえ、AIのパワーは全く十分に話していないかもしれないと思っとる。あまりにも多くのお金が生み出されていて、やっぱりわいはそれを軽視したくないんや。なぜなら、お金を生み出すものは何であれ、わいは注目したいからや。Gnerative AIとAcccelarated Computingは世界を変えたんや。この5年間、NvidiaのCEOであるJensen Huangは、彼の最速の半導体がすべてをひっくり返し、変えることができるとわいらに行って来た。そして世界は良い方向に変わって来たように見える。

 

重要なことは、Nvidiaの半導体は、顧客の企業に大きな利益をもたらすということや。昔は実際に半導体がどのように機能するのか、理解しがたい面もあったんやが、今は具体的に明らかや。ちょうど2年前、OpenAIのChatGPTでGenerative AIのパワーが明らかになったわけやが、それまではNvidiaでさえ、ただのゲーム半導体の会社やと思われとった。昔はIntelがキングでNvidiaはだたのポーンやったんやが、Generative AIとAccerelated ComputingのおかげでNvidiaがまごうことなきキングになったんや。Intelはもうチェスのボードの上にすらおらんようになってしまった。

 

ただ、Generative AIが出てきた当初も、それが何をするのか具体的にわからんかったから、価値提案を説明するのは難しかったりしたんや。それは一種の遊びのように感じられた。俳句を書いてくれ。私がMad Moneyでガンジーにインタビューするとしたらどうなる?セザンヌのような絵を描いてくれ。AIは確かにたくさんの楽しみ方がありそうやったが、本当に商業的な価値がどうなのか、まだまだ霧に包まれとるようやった。JensenはAIに基づく新しい産業革命についてあらゆる場所で布教しとるが、テクノロジーに精通したごく少数の人々を除いて、多くの人にとっては人生を変えるような革命にどうやってなるのか不明だったんや。

 

もちろん、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud、Oracle Cloud Infrastructureといった巨大なクラウドインフラ企業が存在することは重々承知やった。TeslaがNvidiaが作るものすべてを注文している、少なくともそうしようとしていたんやが、決して十分には半導体を得られなかったことも知っとった。そしてそれは、Microsoft、Google、Amazon、Metaも同様やった。彼らは世界中のこれらのデータセンターにNvidiaのチップを詰め込んできたが、でも結局誰がデータセンターとは何かを知っていたやろうか?

 

確かにTeslaは自動運転車のために半導体を必要としとった。MicrosoftはChatGPTやCopilotのために半導体が必要やった。MetaはMeta AIのために、そしてAmazonやGoogleを含む投資家から大金を調達したAnthropicのようなスタートアップは、Claudeと呼ばれるものを作るために半導体が必要やった。そこまでは簡単や。でも結局、彼らが一体どうやって投資のリターンを得るつもりなのか、わいらには全く分からんかった。例えばAIで運用されるコールセンターを作って、法律事務所を支援したり、農場を支援したり、ということはできるやろう。AIを使ってローン担当者が書類を要約したり、文書を校正したり、平凡な業務を行うということにもなるやろう。そしてもちろん、両親が年間8万ドルを費やしている大学生がChatGPTを存分に使ってレポートを書く、といったことにもAIは有用やろう。

 

でも、良く想像されるそれらの使い道で本当に巨大なAI投資は元がとれるのか、そんなわけないんやないか。そういう風潮がどんどん強くなってきた。確かにテックの巨人たちはお金を使う余裕があるから、どんどんNvidiaの半導体を使ってデータセンターを作るやろうが、でもわいらはAIについて、誰も関わっていない何十億ドルもの冗談のように感じ始めとったんや。つまり、なぜOracleの創業者であるLarry Ellisonが3か月前にこう言ったのかわからんかった。

 

Larry Ellisonの言葉を引用しよう。「我々は現在162のデータセンターを持っています。でもこんなものは全然十分ではなく、ただの初期段階にすぎません。私たちは招待、世界中に1,000、2,000、またはそれ以上のOracleデータクラウドセンターを持つことになると予想しています。」ここまでは、そんなものか、と思うやろう。でも疑問なのはそこからや。誰のために?何のために?Jensen Huangが良く説明に使う、デジタルツインを作ることで工場建設のシミュレーションコストを劇的に削減するという話は、それはわかりやすい。でもその話を除いて、経済的に意味のある実用的なAIの使い方は具体的に何なのか?

 

わいが知る最も賢い人々の何人かがついに言い始めた。AIはやっぱり誇大宣伝やったんやないか。そしてもはや多くのヘッジファンドのマネジャーがこう言っていたりする。「Jim CramerはAIのことで騒ぎ立てているが、データセンターの拡張競争なんて、偽の軍拡競争以外に何かあるのか?何か大きなものがあれば教えてもらいたいものだ。」と。でもわいは自分の信念を貫いてきた。Nvidiaのプラットフォームを使って労働者の生産性を向上させていたServiceNowとかの例もあって、わかりやすくAIがお金の儲けにつながる話が出てきていて、これからそれはもっと顕著になるはずや、と思ってきた。例え多くの人に疑念の目を向けられても。

 

そして昨夜、わいが待ち望んでいた確認が得られたということや。Salesforceが決算を発表したんや。そもそも9月に、テクノロジーのすべてを祝うイベントであるDreamforceで、CEOのMarc Benioffは、Einstein Copilotと呼ばれるものを彼の会社が作り出したとわいらに伝えたんや。それは人間と協力して顧客関係を改善したりできたり、さらに多くのことができるものやった。でもAIに関連して顧客関係について聞いたのはこれが初めてやった。それまでは常にAIの使用は内部的で、隠されていて、未知のものやった。まるで「Agentec」という作り上げられた言葉のように。

 

ところが今は状況は全く違うで。昨夜、Benioffは見事な説明をしてくれたからや。彼は新しいコンセプトがあると説明したんや。それは「デジタル労働力」と呼ばれる。それは全く新しい労働力で、あまりに多くの仕事をしなければならないために生産性を上げられない、忙しくて疲れ切った人間の従業員と肩を並べて働くものや。追加の人員を雇うことがあまりにも高価になってしまったこの世界で、疲れ知らずのお助けマンや。わいらは突然Agentforceを手に入れた。

 

それにたいしてBenioffはこう言うた。引用するで。「私たちはあらゆるビジネス、あらゆる業界に対して、この新しいデジタル労働力の時代を解き放っていきます。」彼はさらに続けて、「その影響はまさに深遠で、途方もないものになるでしょう」と言うたんや。今また、わいがどれだけAIというものがパワーがあるか説明しようとするとわいを嘲笑する人がいる。でもBenioffは言うで。「数十年にわたり、経済成長は人間の労働力の拡大に依存してきました。それはすべて、より多くの労働力を得ることに関するものでした。でも、もうそうではありません。今やAIによって駆動されるエージェントによって、退屈だが不可欠で、誰もやりたがらない作業においては、彼らがデジタル労働力を駆使してより速く行うことができます。」

 

そうや、まさにそこにAIのパワーの一つの答えがある。BenioffのAgentforceは10月の最初の週だけで200件の契約を獲得したんや。多数の有名企業が関与して、さらに何千もの案件がパイプラインにある。今言うとるのは期待でも希望でもなんでもない。実際の顧客、実際のお金、具体的なものの話や。これは短期間で行うには途方もない量のビジネスや。AIは単に人々を置き換えるものだという幅広いコンセンサスがあるが、それはまったくの間違いや。JensenはAIがれっきとした「フォースマルチプライヤー」(力の増幅器)であると言い続けてきたが、多くの人々は具体的に彼の言うとることをわからんかったんや。彼はAIはより多くの仕事を生み出し、人々をより優秀にすると言うた。そしてBenioffはわいに「Agentforceは、以前は手が届かなかった仕事を創出し、人々をより生産的にし、より多くのビジネスを行えるようにし、顧客をより深く支援することです」と言うた。

 

わらにBenioffが述べたことが今わいがAIについて語っとることの本質や。彼の言葉の引用を続けるで。「仕事は進化していきます。役割は変化し、ビジネスは適応する必要があります。」ここで引用は終わるが、この言葉にわいは身も蓋もないことを付け加えたいと思う。「さもなければ死ぬ」と。確かに、初期費用は高くつくやろう。わいらはデータセンターやコンピューティングパワーへの需要が実際に加速していることを知っとる。そしてそれは、昨夜更にあったMarvell Techの決算のカンファレンスコールからの教訓でもあった。彼らはMeta、Amazon、Google、Microsoftを含むあらゆる企業と協力してAIチップを作っとる。

 

昨夜の2つの大きな決算の後でわいが言えることは、データセンター建設にしのぎを削っているテックタイタンたちは、誤った軍拡競争で過剰に設備投資しているのでは決してないということや。彼らは単に現在および予測される需要に追いつこうとしているだけなんや。彼らは手に入れられる限りのNvidiaの半導体を必要としとる。それは全く自然なことなんや。皆どれほどAIのパワーを使えるかで生き死にに関わってくるんや。となれば今の状況は当然で、もしこれらがまったく理解できないなら、ただ株価を見てほしいで。今日Salesforceの株価は11%上昇し、Marvellは23%上昇したんや。

 

もちろん、常に懐疑的な人々はおるやろう。でもわいらは今、待ち望んでいた重要なユースケース、Agenticを手に入れたんや。彼らはわいら人間が望まない、埋められない仕事だけを担当して、わいらが実際に得意なことをするための時間を増やしてくれるんや。出生率の低下と労働力の減少により、わいらの生活を向上させるには、Salesforceを導入してデータセンターに接続し、Jensenがずっと予測してきたことをやっていくしかないんや。今やわいらはデジタル労働力を持っとる。これがまさに現代の革命家たちなんや。

 

結論やが、この新しい産業革命が深く浸透していく時、あなたはもはや人間と話したいとは思わなくなるやろう。人間の店員はあなたとゆっくり話す時間がない。だからわいは、はやくAgentforceをだしてくれ、というやろう。そして全ての人が、Agenticをもたらした会社に感謝をして、それが生み出すデジタル労働力に感謝するやろう。そうしてわいらは本当にやりたいことだけに集中できるやろう。誰かがやらなければならないので、毎日やらされていた退屈な仕事をやる必要はなくなるやろう。デジタル労働力がそれらを行うんや。しかもわいらよりも素晴らしくやってくれる。このデジタル労働力を使えない企業は死あるのみなんや。

 

 

AIはまだまだこれからですね。

 

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