俺のブログは正直をモットーにしている。やったトレードは書く。やってないトレードは書かない。
今日は久しぶりにパウエルさんの会見をちゃんと聞いていたんだ。面白いように株価が動く動く。
パ「利上げしまっせ。0.25%」
とかいってる間にみるみる株価がさがる。織り込んでたんじゃないんかい!
パ「今後は様子見ていきまっせ」
ん、下げ止まった?
パ「いろんなことを勘案せんといけませんからなあ。わいは何も頭の固いだけの意固地なじじいやないで。市場とも対話していきながらあんじょうやりまっせ」
とかうだうだ言ってる間にだんだん回復しだした。
ここで俺は決めたんだ。これにのる!こっから上向きや!今までもなんかぐだぐだ下がっとったんや。来年の利上げは三回や無くて二回って言うとったし、上や上や!
パウエルは十分ハトなんや!ハトなんや!
ここで今週末のQQQの$159のコールを購入。第一の矢を使う。
しかしここからだんだん不穏な空気になっていく。
パ「記者の人達、質問してもいいで。なんやて、経済どう思てるかやって。経済は強いよ。今後いろいろ注視せないかんが経済は強い」
やばいやばいやばい。経済強いとかいうな。
パ「トランプ?政治?影響を受けるわけねーだろこのやろー。俺を誰だと思ってるんだ。独立機関として粛々と利上げするんだ」
やばいやばいやばい。意固地なじじいだ。株価がこのあたりからみるみる下がる下がる。
俺のコールがすぐに半値になっちまった。
だんだんパウエルの顔が憎らしく見えてくる。
口調はなめらか。穏やか。知性を感じる。でも顔が能面のよう。意固地。
株価の下落?知らんがな。経済は強いんやで。って本当に強く思ってるみたいに見えだす。
その様子は市場参加者とかなりギャップがあったと言わざるを得ない。
正直言って俺の印象ではパウエルは最悪だ。
株価が下がるのも納得と思った。
株式市場には寄り添ってない。
そういうメッセージがわざとか無意識か、だんだん険悪になる記者とのやり取りもあって、最悪になっていった。
株価はこんなにもかというぐらい下がり続ける。
でもここで、はてと思っちゃったんだ。これってただの雰囲気やん。
もう株はここまで十分下がってるよ。株式市場はコテンパンだよ。
FOMCで裏切られた気になったら更に下がるのはわからんでもないけど、これはだいぶ雰囲気やろ。
冷静になったらあがるんちゃうか?
と思ってたらちょっとずつ株が回復しだした。ここで第二の矢投入。今週末のQQQの$156.5のコールを購入。
どうせ第一の矢は半値になっとるんや。
矢を出していくで。やけくそや!
そうこしてたら株価が上がってきて、第二の矢がいい感じに効きだす。
ええでええでと思ってたらまた下がりだして、第二の矢もとんとんに戻る。
うーん。うまくいかん。
もうええ!
万が一今週だけを見たらわからんかもしれんが、来週はいけるやろ!
第三の矢(最後)の来週末のQQQの$154.5を購入!
市場の閉まり際にぐぐっと上がりそうになるが、そうもいかずぐだぐだで終了。
市場が閉まって、第一の矢は-56%、第二の矢は+11%、第三の矢は-6%だ。QQQばっかり。
結局自分としては以下のように思ったということです。
1.0.25%の利上げはやらなしゃあない。やんなかったら株価は下がってた恐れすらある。来年の利上げ回数の見積もりが二回に減ったことは株的にはプラス。株式市場にとってという観点で見ても、これ以上やりようがないだろう。至極妥当。
2.パウエルは能面で株式市場に冷たかった。だから株は下がった。でもそれは雰囲気の話。よって株は戻るはず。
3.今までとにかく下げすぎ。FOMCも終わってひと段落ついた。今週の残りと来週は上がるはず。
今日の結論:今年最後の大勝負!どや!