アメリカ発ーマカベェの米株取引

アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

景況 銘柄

【ジム・クレイマー】2026年はやっぱり○○の年!空論でも売買でもなく、○○が大金を作る!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの1/5のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

「Mad Money」を20年やってきて、今夜、わいは皆さんに2026年のゲームプランを示したいと思うで。まずいいたいんやが、今年はできる限り、自分自身のお金は自分で運用してほしいんや。わいの新刊本の『How to Make Money in Any Market』でも述べたとおり、インデックスファンドに加えて、やっぱりわいは皆さんに個別株を持ってほしいんや。そして売買、すなわちトレードするのではなく、保有してほしいんや。複利の力が働くのに任せることや。

 

いちばん大切なのは、素晴らしい銘柄を持ち続けることなんや。ここでほとんどの人が間違えてしまうんや。多くの人が、長期で勝っている銘柄から、揺さぶられて降ろされてしまうんや。売っちゃうんや。それをやめんとあかん。だから、今日はダウは+1.23%、SP500は+0.64%、そしてナスダックは+0.69%と上昇の日になったんやが、そんな日にこそ、わいのやり方をどうか理解してほしいんや。わいの考え方の根っこは、「Mad Money」が始まる前にわいがゴールドマンサックスやヘッジファンドでやっていたセールスとトレーディングにあるで。

 

わいは、トレードというものの誤りとか落とし穴を強調したいし、逆に株を保有することの素晴らしさも見せたいんや。そして今日は実は、その説明をするのにうってつけの日なんや。まず、今日の主なニュースは皆分かっとるよな。トランプ大統領が、ベネズエラの支配者、マドゥロ大統領を打倒した、という話や。このことがアメリカの外交政策にとって何を意味するのかについては、言うべきこと、議論すべきことがたくさんあるで。でも投資家としては、そういうのをいろいろおいておいて、そこから儲けを得たいわけや。

 

ただ問題は、確かにこのことは大きなニュースではあっても、長期的に見て大きな“ビジネスの物語”ではないかもしれない、ということや。わいらが狙っているのは、スキャルピングみたいな短期の利益ではなく、大きくて長期の上昇や。もちろん、「今日は何が上がるか、何が動くか」を当てっこする、わいが“パーラーゲーム”と呼ぶ遊びは刺激的や。たとえば、ベネズエラに権益を持つChevron。長年ずっとそこでやってきたんや。ベネズエラでのアメリカ最後の主要石油企業として、マドゥロ政権下でも完全撤退せず、バイデン政権が 2022年末に制裁を一部緩和してから、生産と輸出を再開しとったんや。

 

現在、ベネズエラの埋蔵量からChevronが汲み上げているのは日量10万バレル超や。ベネズエラという国全体では、今や日量およそ90万バレルしか生産しておらず、その大半は中国に向かっとるんや。もしかすると、その契約は破棄されるかもしれん。ベネズエラは中国に最大で500億ドル規模もの借りがあるで。それをこれからの石油で払おうとしとったんやが、それはどうなるのか。マドゥロの後任がその債務を尊重するのかどうかは全然分からん。

 

もしかしたらアメリカの石油精製会社、特にValeroは、その原油の大きな受益者になるかもしれん。なぜなら、彼らには、いわゆる“ヘビー・クルード(重質原油)”を処理できる製油所がまだ残っているからな。ベネズエラが生産するのは、まさにその、簡単ではない原油なんや。Phillips 66とかMarathon Petroleumも大きな勝者になり得るかもしれん。ただし、その原油をメキシコ湾岸に振り向けられるなら、という条件付きで、今はどうなるかは分からん。というのも、ベネズエラの石油インフラはめちゃくちゃだからや。George W. Bushが23年前に、マドゥロの前任者をどうにかしようとして失敗して以来、彼らは長いこと干上がった状態で放置されてきたんや。

 

もしなんかやるなら、ここからすべてを建て直さなければならないやろう。どうやってかって?それはたとえばHalliburton、KBR、Schlumberger(いまはSLB)といった会社は、似た状況だったイラクで大きな契約を獲得したことを思い出さんとあかん。ベネズエラでもそうなる可能性があるで。ここまではでも、あくまで憶測や。問題はここからや。わいが今挙げた株は、もう今回のことが始まった瞬間から急騰してしまったんや。だから今日この“ゲーム”に参加するには、最初から高値を払わざるを得なかったんや。

 

どの会社がここからベネズエラに関わっていくか、という観点では、動きはよく考えられていたと思うで。多くの人の銘柄選びは正しかったのかもしれん。でも利益という観点では、よく考えられていなかったんや。そうなると、その場合は「株を買ったのは間違っていた」ことになる。なぜか? とにかく今日は寄り付きが高すぎたんや。全部がそうや。高値で入った人は損をする、と覚悟せんとあかん。なぜなら、こうした話が実際に形になるまでの時間軸は、数日ではなく数年だからや。

 

わいは賭けてもええが、数日後、いや早ければ明日にも、今日寄り付きで買った人、あるいは日中ずっと買っていた人が、プラスで売り抜けられる相手はいなくなるやろう。これは、わいらが以前にも同じ経験をしているから分かるで。George W. Bushがイラクに侵攻したときも、日量200万バレルの生産が、いずれ日量1200万バレルまで増えるかもしれない、なんて話が盛んに語られたんや。でも実際には、イラクの生産が倍の400万バレルになるだけでも9年かかったし、それ以降も大して増えていないんや。しかも正直言って、イラクの状況は、ベネズエラでわいらが今見ているものより簡単だったかもしれないんや。

 

そうや、ベネズエラはそれほど酷いんや。プロセスを考えてみてほしいで。ベネズエラは何年も前に石油生産の大部分を国有化したんや。それを再び民営化せんとあかんが、これは非常に難しいはずや。さらに、これらのプロジェクトには前払いの資金がないんや。そして最も重要なのは、原油価格が下落基調にあるため、関係者の大半にとって非常に大きな損失が出る可能性があるということや。仮にChevronが生産を倍にしたとしても、や。さらに、精製会社がどうやって、その“本来は中国向けで、中国への支払いと、ベネズエラが中国に負っている債務返済のために回っている”はずの原油を手に入れるのか分からん。

 

そして、トレーダーの誰も、そこまで考え抜いていないと思うんや。ただ上がりそうやということで飛びついただけやろう。では、結局ベネズエラの混乱からどうやって利益を得るのか?ということやが、わいは率直に言って、得るものはほとんどないと思うんや。本当に。得られるものはわずかで、しかも買い手はすでにそれを得てしまっているんや。別に誰かのトレードの利益に水を差したいわけではないんやが、結局それは「それだけ」の話や。うまくいった人というのは、今朝の取引が始まる前から、すでにこれらの株を保有していた人たちや。

 

今日になって入ったのなら、最初から手遅れだったんや。悲しい事実やが、本当や。わいは、こういう類のトレードは長期的に見て本当に勧められないと思っとるで。結果的に、最適とは言えないリターンになるはずや。いまどき、寄り付きの時点で「すべてが未消化で、まだ誰も織り込んでいない」なんてことは滅多にないんや。もし買った人がいたとしたら、あなたは単に遅すぎたんや。そのトレードは、寄り付きのベルが鳴る前に終わっていたんや。

 

じゃあベネズエラの話の代わりに、何について話すべきなんや? わいは、あなたがお金を増やせる話をしたいんや。たとえば、寄り付きでほとんど動かず、安いところで入れたものはどうやった? たとえば銀行株はどうや?今年に入ってからわいは、もしこれらの株が下がったとしても頼りにできるように、まだ割安な株はどれかを見極めようとしてきたで。例えばJP Morganとかを見てきたんやが、バリュエーションを見る限り、これらの株は市場全体と比べても、いまだにとんでもなく割安やで。もし下がったら、どうすればいいか分かるよな?もっと買えばええんや。

 

たとえばGoldman Sachsや。わいは声を枯らすほど「今年はM&Aの年になる」と叫んできたよな。巨大な株式発行も起きるやろう。Goldmanの株は、寄り付きはほぼ変わらずだったんや。利益の17倍程度で取引されていて、平均的なS&P 500銘柄よりも低いんや。GoldmanはS&P 500の平均銘柄よりはるかに優れているのに、や。M&AやIPOの巨大プレーヤーで、この株は買う価値があるで。結局株価は勢いづいてから最終的に約4%上昇して引けたわけやが、今日だけでもそれだけ稼げたはずやし、わいはまだ上昇余地が大きいと思っとるで。こういうのはトレードではないんや。

 

あるいはCitiはどうや?去年は大きく上がったが、それでも利益の12倍程度でしかないんや。今年の利益の調整を踏まえても、わいはCitiの決算は予想を上回ると思うで。“死からの復活”を続けとるんや。株は寄り付きが少し高い程度やったから、そこで買っていれば、Citiが引けでやはり約4%上がったことで、十分に儲けられる可能性があったで。でも、繰り返すが、そんなのは小銭や。わいがあなたに狙ってほしいのは、もっと大きな動き、複数年にわたる大きな上昇なんや。

 

次にCapital Oneを考えてみようやないか。最近Discoverを買収して、クレジットカード分野で非常に大きな存在になったんや。この銀行は利益の12倍程度で取引されていて、わいが見る限りいちばん割安や。素晴らしいで。もし今年利下げがあると思うなら、そしてトランプ大統領がパウエルを交代させるために見ている候補を考えれば、これはほぼ確実やと思うんやが、そうなら、Capital Oneは、昨年買ったDiscoverのネットワークを使ってリーチを広げていくやろうし、自社株買いも大量にやっとる。この株を買うのはまだ遅くないで。わいのファンドもこれをたくさん保有しとるや。

 

では、銀行のほかに何を見ればいい? わいは下落を見て、良い“入り口”を探すのが好きでやで。何がセールになっているのかを見たいんや。たとえば製薬株。いやあ、今日は本当にセールだったよな。最速の成長株、過去最高の機会、例えばJohnson & Johnsonや。これは整形外科事業をスピンオフしようとしとるんや。これは株価をすぐに押し上げるはずや。利益の質がより良く見えるようになるんや。なぜなら、その整形外科事業は中核の医薬品フランチャイズより成長がずっと遅いからや。同じことが、J&JがKenvueをスピンオフしたときにも起きたよな。こういうのはバリュエーションを引き上げる素晴らしい一手なんや。

 

今日は一時、株価が5ドル超下げたんや。わいは、たとえ3ドル安の水準でも、素晴らしいエントリーポイントやと思うで。ここまでわいが何度も利益の○○倍というところに戻ってくるのに気づいたか?PERや。『How to Make Money in Any Market』のPERの章は、とても大きな反響を生んだんや。わいはこの“魔法の霊薬”について、もっと教えんとあかん。低いPERこそが、上昇の源なんや。結論やが、もし優れた会社の株を、プレミアムではなくディスカウントで買えるなら、あなたはトレードではなく、投資をしていることになるで。多くの人がベネズエラへの侵攻みたいなものに喜んでお金を払おうとしとるが、わいはそれは賢明ではないと思うんや。下手なトレードをやったらお金を失うだけや。歴史が示しているのは、賢い投資から大金が作られるということや。机上の空論でも、終わりなき売買でもない。実際の「投資」や。2026年も、そういう年になるやろう。

 

 

今年もいい年になりますように。

 

応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

-景況, 銘柄
-

Copyright© アメリカ発ーマカベェの米株取引 , 2026 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.