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【ジム・クレイマー】なぜ戦争でも株式市場は崩れない!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/2のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

イランとの戦争なんて、市場には関係ないのかもしれん。少なくとも、わいらの懐に現実的な影響がない限りはな。あるいは、中東はもはや昔ほど重要ではないのかもしれん。経済的に言えば、いまやわいらは化石燃料の純輸出国なんや。あるいは、株が今日しっかりしていたのは、短期間で決定的な勝利が得られて、通常の投資に戻れるという楽観論があるからかもしれん。どうやろうか。わいはこの日、株式市場が戦争にもかかわらず崩れなかったのは、この3つすべてが少しずつ当てはまったからやと思う。だからこそ、みんなが予想しなかったほどずっと良い一日になったんや。

 

今日はダウは-0.15%と下落したが、SP500は+0.04%、そしてナスダックは+0.36%と上昇の日になったで。状況を考えてみようやないか。昨晩、S&P先物は、週明けの取引開始時に1%強の下落を予想しとった。わいは「まあ、あまり良くない日になりそうだな」とは思ったで。するとすぐに、New York Times の一面記事で、Dow Jones Industrial Average が500ポイント安になりそうだと文字が躍ったんや。それはいつだって怖く聞こえるよな。でも、Dow が4,900のときの500ポイント安と、いまのようにDow が49,000あるときの500ポイント安では、意味がまったく違うんや。そんなもの小幅な下げにすぎない。戦争が起きている夜であっても、や。

 

まあでもS&P先物は下げ続け、午前3時30分には2%安にまでなったんや。まさに本当にひどい下落の始まりのように見えたで。でも午前6時には下げ幅は1%に縮まり、前日午後6時の水準まで戻っていたんや。そして市場が開くと、その水準をきっちり維持したんや。つまり、そこを一度も下抜けしなかった。株式市場はまったく中東を気にしていないようだったし、始値より下がらなかったことで、買い手が買いに引き寄せられたんや。すると売り手は売り注文を引っ込めたんや。そうこうするうちに、市場はその安値からかなり大きく反発した、というわけや。

 

とりわけナスダックは本当に力強かったで。しかもナスダックは2月の間ずっと大きな問題だったのに、や。なぜこんなことが起きたのかを考える価値は十分にあるで。とくに、多くの人が2026年最初の本当にひどい日になると身構えていたんやから。まず第一に、過去の原油市場を振り返る“後知恵”は大いにあるにせよ、中東はもはや昔ほど市場にとって重要ではないんや。昔は、わいらは十分な石油を生産していなかったんや。だから、この地域の主要産油国に供給を断たれることを心配せんとあかんかった。もしイランが20年か30年前にホルムズ海峡を封鎖していたら、それはわいらにとって大事件で、おそらく即座に景気後退の前触れになっていたやろう。

 

でも今は、国内で非常に多くの石油を生産しているので、彼らにわいらを締め出す術は実質的にないんや。状況はすべて変わったんや。これは非常に大きな変化やが、まだ多くの人に十分に理解されていないと思うで。今朝、原油価格はほぼ8ドル高で始まったが、その価格は維持できなかったんや。Exxon や Chevron、その他の銘柄の大幅なギャップ高も同じや。パニックがなければ、いや、そもそもそんなものはなかったんやから、あの価格は結局押し戻される運命だったんや。

 

今は、敵対的な中東の政権に対して慎重にならなければならなかった1980年代や1970年代ではない、ということや。2026年なんや。今の時代、わいらはイランを爆撃し、その指導部を排除しても、少なくともウォール街はそこまで大きく気にはしないんや。さらに言えば、天然ガスにかんしては、カタールという、世界の液化天然ガスの20%を生産するアメリカの同盟国で、ドローンによって施設が破壊され停止したとき、世界中で価格が二桁上昇したんやが、わいらの国アメリカでは天然ガス価格はほとんど変わらんかったんや。なぜか? これもまた同じや。わいらは、大量の天然ガスを自前で持っとるんや。

 

わいらはカタール から液化天然ガスを輸入しているわけではないで。むしろ、彼らと同じく輸出しとるんや。つまり、わいらは彼らと競争しとるんや。世界中のあらゆる場所で彼らと競合しとって、しかもわいらのほうがコストは低いと思うで。もちろん、世界のエネルギー価格が高くなれば、最終的にはわいらにも影響する。世界価格は重要や。金利もまた大きく上昇したんや。これは、原油高が続く可能性や、ガソリン価格の上昇を示唆しとるが、一方で、戦争はうまく進んでいるようだという明らかな安心感もあるで。最高指導者と、その側近の多くを排除してしまえば、この体制がそんなに長く持つとは考えにくいんや。

 

とはいえ、もしかするとわいらはさすがに効果的すぎたのかもしれん。というのも、現時点で、いったい誰と交渉すればいいのか、という話になるからや。今のところ、地上侵攻はしていない。むしろ、多くの兵士を危険にさらさずに、イランの指導部を排除し、軍事インフラをできるだけ解体しようとしているように見えるで。イラク や アフガニスタンの再現さえなければ、5週間未満の短期戦争が本当にわいらに大きな影響を与えるとは、多くのアメリカ人は思っていないんや。

 

一方で、戦争を見越して、原油価格は上がり、金利は下がってきていた。だから、今日起きたことは単なる自然な反転だったのかもしれん。つまり、イランの防衛力がほとんど存在しないとわかったことで、そうなったんや。そう、今日は金利が上がったんやで。わいらがやったのは、先週見られた「質への逃避」を巻き戻しただけや。だから、金利が再び上がっても、それによって強気相場の流れが崩れることはなかったんや。それに、これはニュースではあまり言われていないことやが、現実を見ると、株を持っている一部のアメリカ人は、今のこの大統領のおかげで、わいらは世界の中で自分たちの思い通りに事を進めていて、優位に立っていると考えとるんや。

 

こんなのはおかしいと思う人もいるやろう。でも、アメリカが力を誇示していること自体を、強気材料だと見る人たちもいるんや。もし短期決着で勝てるなら、それは多くの人にとって「アメリカの一部を買わなきゃ」と思う十分な理由になるかもしれん。では、それに理屈はあるのか? わいにとって、この瞬間は少し第一次湾岸戦争のように感じられるで。かなり昔を振り返らんとあかんが、あの時は開戦前にはかなり悲観論があったんや。

 

でも、いったんアメリカが関与すると、恐れられていた イラク共和国防衛隊の多くが張り子の虎にすぎないことがわかったんや。すると原油価格は一気に下落し、株式市場は大きく上昇したんや。さようなら、というわけや。いま振り返ると、たしかにイランとの衝突に向かう中で、熱狂的な一体感のようなものはなかったで。でも、先週は戦争への恐れで原油価格がじわじわ上がり、その後イランの指導部が排除された。その流れは、1991年の湾岸戦争と イラク の再現のようにも感じられたんや。しかも、はるかに良い形で、というのも危険にさらされる兵士の数がずっと少ないからや。

 

もし今日の市場が強気すぎたかと聞かれたら、わいは「たしかにそう感じる」と答えるやろう。先週起きた多くの問題を、まるで忘れてしまったかのようだったからや。でも、その問題は依然として残っているで。ソフトウェア・グループの痛みについて、わいらはまったく気にしていないように見えたんやが、つい先週には、こうした銘柄はもう終わりだと思われていたんや。より安いコードを大量に書けるAIプラットフォームによって、人間の開発者が押し下げられると考えられていたからや。

 

加えて今日の動きは、KKR、Blackstone、Apollo といった大手プライベート・エクイティ会社の大幅下落も、まるで心配していないようだったで。これらの株は今日はむしろ上昇したんや。Blue Owl についても気にしていなかったように見えたで。Blue Owl は先週は小規模なメルトダウンの震源地のように見えていたのに、その株価は今日は上昇したんや。少なくとも下がらんかった。プライベート・エクイティの問題は先週金曜日、大手銀行にも波及したで。だが、今日はどの株もかなり落ち着いていたんや。

 

それから、先週失望を誘ったとされるテック企業群、なかでも Nvidia やが、今週は報道が出て、Nvidia が競合他社のやっかいな製品に対抗できる新しいチップを発表しようとしていると言われとる。いくつかの企業、しかも長年の Nvidia の顧客企業までもが、ある種のAI半導体、つまり推論向けの半導体を自分たちで作れると誇っていたんや。でも Nvidia には、それに対抗できる、しかももっと優れたものがあるかもしれないように見えるで。だからこそ、この株は3%近く上昇したんや。地球上で最大の企業の株価が上がると、市場全体の地合いが変わるんや。そう、それほどまでに指数にも、そして平均的な投資家の心理にもNvidiaは重要なんや。

 

とはいえ、状況はなお流動的や。明日の朝起きたら、先物が2%安になっているかもしれん。たとえば、ホルムズ海峡で何かが起きて、たとえ短期的であっても原油価格が上昇するような事態になったりするかもしれん。あるいは、いまわいらが考えているよりも戦いが長引くと思わせる何かがわかるかもしれん。少なくとも、もっと深く関与しなければあかんのやないか、と思わされるかもしれん。そうなれば、市場のムードは変わりうるで。

 

でも、現時点での結論はこうや。重要なのは、わいらの国の資源が、この50年、あるいはそれ以上のどの時期よりも、はるかに豊かになっているということや。だから、中東で大きな政治ニュースがあっても、必ずしもそれが大きな経済ニュースにつながるとは限らないんや。石油の重要性が薄れれば、イランの政治は、平均的な投資家にとってはそれほど重要ではなく見えてくるんや。それどころか皆、株価が下がったところではやったー買いに入れると感謝するようになっとるんや。

 

 

あまり下がりませんでしたね。

 

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