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【ジム・クレイマー】原油価格は夏には回復する!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

Mad Moneyでジム・クレイマーが最近の原油価格の暴落について語っています。

 

 

先週5月期限のWTI原油先物が、$-37という、とんでもないことになったやろ。今日は6月期限のコントラクトが$12まで落ち込んだで。もうめちゃくちゃや。

 

わいは長い間原油には手を出すなと言うて来たやろ。コロナウイルスのパンデミックが起こる前からでさえ、石油業界に触れるなと言うて来た。同時に最近の5月とか6月期限のWTI先物は、めちゃミスリーディングやと思うとる。ここから上なんか下なんか?見通しを言ってみたいと思うで。

 

 

そのために、Commodity投資家のCarley Garnerのヘルプを借りて、チャートを見てみようやないか。彼女はDeCarley Tradingの創業者で、Higher Probability Commodity Tradingの著者や。

 

 

 

彼女はCommodityのスペシャリストや。その彼女は、わいと反対なんや。石油に対して今、Bullishなんや。なんでかって?チャートを見てみようやないか。

 

 

これはWTI原油先物の5月と8月期限のチャートや。5月物は0以下になった時も、8月物は結構持ちこたえとる。$20より上や。カーリーは6月物は今かなり高いボラティリティを見せておることを指摘しておる。原油のETFがポートフォリオをリバランスしようとしたりもしとるしな。いろんな不確定要素があるで。

 

やけど、ここでのキーはシンプルや。今現在、石油の備蓄場所が無いんや。 Nordic American Tankerとかめちゃめちゃ上がっとるやろ。あとは石油会社の減産が遅すぎたんや。やから、5月と6月期限のものはやられとる。しかしながら、マーケットは、備蓄問題は解決できると自信を持っとるように見えるで。時間が経つにつれて原油価格は戻ってくると思うで。ちなみに、多くの先物のコントラクトが、マイナス圏で取引されとるのをしっとるか?原油では珍しいんやが。

 

確かに今の状況は石油業界には恐ろしいで。皆が家から働いとって、航空会社もクルーズ会社もあかんようになっとる。ロックダウンは石油にとって痛手なのは間違いないで。やけど、カーリーが言うには、低い先物価格における治療法は、結局のところ低い先物価格なんや。低い先物価格のおかげで、石油業界はより減産をしとる。もし経済が再開したら、石油価格は戻ってくるで。

 

わいはロックダウンを解いて経済活動を再開させることを、めちゃくちゃ注意深くせんとあかんと思っとるで。やけど、このことだけははっきりしとこうやないか。コロナウイルスのパンデミックは一時的や。それはもう決定しとるんや。あとは再開が早いか遅いかだけの違いや。遅かれ早かれ我々は立ち直る。経済が完全に死ぬまで我々は待ったりはせん。我々は死ぬまで待ったりはせんのや。経済がリバウンドをする時、必ず石油はリバウンドをする。

 

 

わかっとる。インダストリーがアジャストするのは時間がかかる。やけど、これを見てみい。これはRIG countやが、めっちゃ下がっとるやろ。多くのRIGがオフラインになっとる。たった378しか稼働してない。一週間で60もオフラインになっとるんやで。

 

 

 

カーリーが言うには、このような減産は2016年の初頭以来で、その時は多くの石油会社が倒産したで。同時にカーリーが思うには、先週マイナスになったが、週末で多くの石油に対する猜疑心が無くなったで。供給は下がっとる。極端な悲観論者がいなくなっとる。これはラリーにはええセッティングや。

 

WTI先物の月足を見てみようやないか。このチャートはいろんな期限のものをあわせたものや。合わせ方がいろいろあるんやが、カーリーはプロや。彼女のチャートを信頼しようやないか。

 

 

5月と6月のコントラクトはミスリーディングやからはずすとして、下に突き抜けたデータは置いとくとして、7月期限のものは先週$17.5がボトムやった。8月ものは$20近辺や。両方ともトレンドラインのまだ上なんや。他には何や?RSIや。Relative Strength Indexや。30より下になっとるんや。これはすごいことや。2016年以来のことや。1990年代から考えても、たった2回目のことや。めちゃめちゃオーバーソールドの状態や。

 

 

わいは石油を好きやない。やけどわいはオーバーソールドな状況が大好きや。カーリーが言うには、石油が80%下がることはこの世の終わりやない。5月と6月のコントラクトを無視したら今80%下がっとるわけやが、金融危機の時も、シェール革命の時も、そこからまた立ち直ったんやで。WTI先物は$40に戻っても不思議やないで。もしかしたら多くの人が思っとるより早いかもしれん。

 

 

8月物のチャートを見てみようやないか。8月物は7月下旬にExpireするんやが、OPECとシェールの減産と、より多くの備蓄をなんとかすることと、経済活動の再開が合わさって、需要が回復するやろうとカーリーは見とるんや。$40に戻るというのはショッキングやが、カーリーは$20ラインは死守して、そしたら$30半ばから後半にある抵抗線に挑戦していくと見とる。もし$42までいったら、ロシアとサウジのばかげた石油価格戦争の時に戻っとるんやで。そこまでいかなくても、$30半ばはかなり現実的だとカーリーは見とる。もし$20のサポートを下回るようなことがあったら$15まで行く可能性もあるが、カーリーはその可能性は低いと見とる。

 

 

 

もしカーリーの言うように石油が戻ると思うんなら、Pioneer Natural Resources、Parsley Energy、EOG Resources、Chevron、Diamondback Energyを狙うんや。カーリーの見方は楽観論によっとるかもしれんが、ええ点をついとると思うで。最後に強調しておくで。状況はまだまだ不透明や。ほとんどの石油株はあかんで。あと、カーリーが正しければわいはちょっと驚くで。やけど、もし彼女が正しければ、わいがいった5つの銘柄を持っとくとええで。

 

 

なんかうずうずしてきます。

 

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