こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの5/11のMad Moneyはどうだったでしょうか。

「2026年は、AI株が今度はドットコム株の役割を演じる形で、1999年の再来だ」という決まり文句をわいらは何度も聞かされとる。なぜこんなことが繰り返し言われるのかには理由があるで。多くの人が、あなたを株から怖がらせて追い出したいからや。彼らは、あなたにすべてを売らせたいんや。1999年の次には2000年が来て、2000年には凄惨なベアマーケットが始まったよな。わいはあの時代をよく知っとる。だから、いくつか似た点が出てきているのは分かるで。わいは別に、そこまで鈍感ではないからな。

でも、わいが繰り返し言ってきたように、この相場を、何か別の相場の型にはめ込もうとするのはやめるべきや。こんな相場は誰も見たことがないんや。今日はダウは+0.19%、SP500は+0.19%、そしてナスダックは+0.10%と穏やかな日やったが、もちろんこうした指数では、水面下で本当に起きていることが分からないんや。まず、今表れ始めているいくつかの類似点について話そうやないか。1999年には、テック以外の従来型グロース株が全面的に虐殺されるのをわいらは目にしたで。例えば当時は、どんなヘルスケア株を持っていても厳しかったんや。

そして今、わいらはそれと非常によく似たものを見とる。長いリストを挙げることもできるが、ここではアメリカ史上でも屈指の偉大な企業の一つである Abbott Labs をじっくり取り上げたいと思うで。Abbott Labs は前回の決算でほんのわずかに予想未達となり、それで年初来34%安や。みんなほんとにわかっとるんか?この株はAbbott Labsやで、まったく。Abbott Labs にこれほど厳しい罰を与える市場というのは、テックとデータセンターに関係しないものを何でも嫌悪する市場や。まさにそういうふうに今なっとる。

例えば、かつては素晴らしい企業だった Danaher も、あまり良くない決算が続いたことで、株価が徹底的に打ちのめされとる。この医療・診断企業の株価は年初来で驚異の27%安や。もう首を振るしかないで。わかっとるかみんな、これはあの優良企業のDanaher やで。もちろん、この2社だけではないんや。Boston Scientific、Intuitive Surgical、Medtronic、ResMed、Stryker、Zimmer Biomet、これらはすべて新安値をつけとる。かなりまともな企業群から、これほど本当に、本当にひどい値動きが一斉に出ているのは異様なことや。

では次にリテールに行こうやないか。Home Depot を考えてみてほしいで。わいは園芸が好きなので、もうすぐ行こうと思っとるんやが、これは金利が下がると考えるときに真っ先に注目される銘柄や。近いうちに新しいFed議長が就任する見込みで、Warsh は低金利志向で知られとる。ところが今は、戦争のせいで原油価格が大きく上昇し、近く発表されるCPIも高めに出ると見られているため、市場は利下げがあるかもしれないという考えに冷めてきとるんや。だから、Home Depot の株は容赦なく叩き売られとる。というのも、この企業は利下げなしでは事業をうまく回すのが非常に難しいからや。住宅の売買回転が必要なんやが、それがないんや。

さて、次の2社は本当に唖然とするで。Clorox と Kimberly-Clark や。どちらも優れた会社や。長期的には素晴らしい企業や。どちらも年間配当利回りは5%超や。それ自体が驚くべきことや。とはいえ、市場では両社とも業績不振だと見なされとるんや。わいは Clorox は心配しとる。苦しい時期が続いとる。Kimberly も同様や。Scott のトイレットペーパーの大量生産能力を吹き飛ばした、あの巨大で悲惨な火災のことを考えればなおさらや。ただし Kimberly はまもなく Kenvue と統合する予定で、これは素晴らしい取引や。わいはこれが莫大なリターンを生むと見とるで。とはいえ残念ながら、この相場ではそのことが株価に報われるとは思えん。

1999年には、上振れ決算を出しても、決算後の上昇分の多くをすぐに失ってしまう企業の株がいくつもあったで。そして今、まさにそれと同じようなことが起き始めとる。例えば PepsiCo と Procter & Gamble や。1999年に見られたのと似た形で、彼らはあっけなく失速してしたんや。わいはファンドで Procter を保有しとるし、今わいは買い増したくてたまらんで。でも、現在の環境を考えると、この株が近いうちに反発を始めると信じる理由は本当にないんや。わいは現実が見えていないわけではないで。

Zoetis もそうや。これも典型的な1999年型の銘柄や。この驚くほど安定していた動物医療企業が、信じがたいことを経験しとる。たった1回の弱い決算の後に、終わりの見えない下落が続いとるんや。それはまさに、いわば2000年3月末そのものや。罰せられ、また罰せられ、さらにまた罰せられる。Zoetis の株は今日だけで7.4%下落し、年初来では39%安や。これは優良企業なんやで。あと、食品関連はもうまったくだめや。Hormel、General Mills、McCormick はいずれも今日、安値を更新したんや。

市場全体でも最も信頼性の高い銘柄の一つである General Mills の配当利回りは、今や7.2%にもなっとる。こういう優良企業としては、かなり高い水準に思えるで。市場はまだ、McCormick が Unilever から Hellmann’s を買収することの恩恵の細かな部分まで織り込めてないんや。Hormel に至っては、ただただ理解不能で、配当利回り5.8%はかなり高すぎるように見えるで。もっとも、Campbell’s の7.56%ほどではないけどな。こんな水準の“お買い得”が出るのは、配当が減らされる必要があるのではないかと人々が心配しているときだけや。市場はまさにそう言っとるんや。

さて、ここで覚えておいてほしいのは、こうした悲惨な下落は主要指数の水面下で起きているということや。これほど多くの株が下げているにもかかわらず、今日 S&P 500 は新高値をつけたんや。かつての人気銘柄だった企業群が、決算をミスしたり、あるいは市場予想の引き上げに失敗したと見なされたりして、何度も何度もむち打たれている。まさにそういう驚くべき顔ぶれや。わいが今挙げた銘柄も含めて、新安値をつけた優良企業は全部で42銘柄もあるで。

だからこそ、その中のいくつかを拾って寝かせておけば儲かるはずだと思いたくもなるが、株価がこのままずるずる下がり続けるなら話は別や。この市場には底がないように感じられるんやから。こうしたタイプの株は1999年にもじりじりと下げたんや。ただし、今見ているようなここまで悲惨な下落ではなかったんや。そして2000年半ばになると、テック株が猛烈な売りにようやく屈したことで、こうした株は急騰したで。しかし今と1999年の違いは、この市場が失望させた企業を懲らしめるのをやめないことや。

もしあなたが何か期待を裏切った銘柄の株を持っているなら、どの価格帯にいても安全ではないで。こうした銘柄に対する叩かれ方は、実際には2000年のときよりひどいんや。一方で今、テック株や工業株の一部には奇妙なほど似た現象も見られるで。流行遅れになったとして罰せられている銘柄と対照的に、勝ち組に対してはとてつもない過熱した熱狂が起きとるんや。つまり、少し冷やしたほうがいい会社に対して、率直に言って過剰なまでの愛情が注がれているんや。特にデータセンター関連はそうや。まるでポートフォリオ・マネジャーたちが、AIと無関係な株をすべて禁止することに決めたかのようや。

彼らがデータセンターにしがみつくのは、需要があまりに旺盛であるため、景気感応度が非常に低いと見なされているからや。もちろん、Micron や SanDisk や Intel の途方もなく大きな上昇を見て、懐疑派が「おいおい、そんなふうに株を上げていいわけがない、とりわけ正式な寄り付き前にそんなのはおかしい」と言いたくなる気持ちはよく分かるで。しかし、テックはもはや昔の意味でのテックではないんや。企業向けソフトウェア銘柄、特に software as a service の会社群では、さらに崩れが進んどる。

1999年にはこんな二極化はなかったんや。あの頃はテックは全部愛されとったんや。テックは全部良かった。悪いときも全部まとめて悪かった。銀行も今は二極化しとる。信用リスクを多く抱える銀行はひどく売られとるが、そうでない銀行は自由に上昇しとる。そして、あの頃のように石油株が走ることもないんや。わいが繰り返し説明しているように、ドットコムとの類推の問題は、それがそもそも成り立たないことなんや。そんな類推は、あなたの助けにならないんや。あの頃は、実体のないまがいものの企業群が上がり続け、本物の企業の多くは何の反応もなかったんや。今わいらが目にしているのは、本物の企業の株が同じ情報だけで果てしなく上がり続ける一方で、ほかの企業は少しでもガイダンスを下げただけで容赦なく叩きのめされる姿や。

結論やが、今は嫌われている株と愛されている株がある。そして今、嫌われている株は嫌われすぎていて、愛されている株は愛されすぎとる。どちらも非常に良い会社ではあるんやが、後者はあまりにも短期間で割高になってしまったんや。わいは、こうした株はどれも一息つく必要があると思うで。もっとも、株は人間ではないけどな。値をつり上げているのも人間なら、恐怖に駆られて投げ売りしているのも人間や。その恐怖の度合いは、わいの記憶にある限り見たことがないほどや。少なくとも今は、1999年や2000年よりも感情的で、合理性に欠けているのは確かなんや。
動きが極端になってきましたよね。
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