アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】巨大株の罠!比較ゲームにはまると、置いていかれる!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

この業界にいるわいらの多くが、地球上で最大級の企業について語るのが大好きなのには理由があるで。でも、これらの企業がどれも巨大で、しかも皆さんの多くがその株を持っているからといって、いつまでも果てしなく比較し続けるのはやめるべきや。今日はダウは+0.27%、SP500は+0.81%、そしてナスダックは+1.30%と上昇の日になったんやが、主要指数が大きく動いた日に、わいは祖母の Mary がいつも言っていた古い格言を受け入れる必要があると思うんや。「比較は不快なものだ」と。

 

とりわけ、株式市場の日々の議論を支配している時価総額1兆ドル級の巨大企業同士の比較はそうや。なぜか。比較が有用なのは、その企業同士が規模以外にも本当に共通点を持っている場合だけだからや。ところが多くの場合、これらの企業は互いにそっくり同じものだと見なされとる。でも、それはまったく事実ではないんや。それぞれの企業が本当は何なのかを考えてみてほしいで。では、Meta から始めようやないか。

 

Meta は、いまや本当に謎めいた存在になっとる。今朝、Meta が Broadcom と共同で新しい半導体を生産していると報じられたんや。それによって即座にパニックが起きたで。なぜなら、それは Meta がクラウドコンピューティング事業で Google、Amazon、Microsoft に追いつくために、とんでもない額の資金を使うつもりだ、という意味に受け取られたからや。そこに加えて、Meta 自身が設備投資を大幅に増やすと認めたこともあったんや。ウォール街の視点からすれば、これは忌み嫌われる戦略や。だから、株価は寄り付き直後から叩き売られたんや。

 

Metaが他のハイパースケーラーのクラウド企業に対抗できるはずがない、そうよな?彼らの専門は広告やろ?クラウドインフラで Google、Amazon、Microsoft にどうやって勝つというんやろうか?でも、ちょっと待ってほしいで。本当にちょっとだけ待って、他の1兆ドル企業との比較を忘れて、Meta そのものについて考えてみてほしいんや。比較するのをやめて、考え始めるんや。Mark Zuckerberg は天才や。彼はそれを何度も証明してきたで。

 

もしかすると、あくまで、もしかするとやが、彼は自社のウェブサービス事業が巨大なものになり得ると考えているのかもしれん。なぜなら、それは Meta の35億人のユーザーから得られるすべてのデータと照合できるからや。それが莫大な新しい収益源になる可能性があるで。あるいは、彼には WhatsApp を何らかの形で収益化する計画があり、そのためにはデータセンターが生み出すエージェントが必要なのかもしれん。わいらにはわからん。

 

しかし、Meta がこの投資から巨大なリターンを得る可能性は推測できるで。わいらがそれを考えないのは、他社がどれだけ資金を使っているかばかりを考えているからや。もしかすると Zuckerberg には利益を生む計画があり、単に「資金力があるから」という理由だけで世界中に高額なデータセンターを建てまくっている無鉄砲な男ではないのかもしれん。そんな見方は馬鹿げとるで。彼は、もしその資金を使って自社株買いをする方が現金の使い道として優れていると考えれば、同じ資金をただ自社株買いに回すような人物や。実際、彼はそれをやってきたんや。

 

もし Zuckerberg がこうした高額な計画を単に中止してくれるなら、喜んで Meta の株を買う投資家は山ほどおるで。でも、おそらくわいらは一歩踏み込んで、彼は自社の将来性についてわいらよりも多くを知っているのだと認めるべきなんや。たぶん、それが Meta が最初の下落のあと最終的に猛烈に反発した理由やろう。終値では28ドル高やった。Zuckerberg は決して間抜けではないで。わいらはとにかく彼を間抜け扱いするのをやめるべきや。

 

では Google はどうやろうか。Google は最近、大量の資金を調達し、それによってこの株の素晴らしい上昇相場に事実上ふたをしてしまったんや。昔は、誰もが Google を愛しとった。なぜなら、現金をじゃんじゃん生み出していたからや。ところが今では、他の Magnificent Seven との AI 競争にとどまるために、調達できる資金はどんな金額でも調達しようとしているように見えるんや。しかし、ここでちょっと待ってほしいで。

 

確かに、ChatGPT、Claude、Grok、Perplexity、Gemini が存在する、ますますコモディティ化しているように見える市場で、シェアを取るための競争はある。このゲーム全体で勝者は1社だけになる可能性も十分にあるやろう。でも、もしそうなら、その勝者は Gemini を持つ Google になるやろう。なぜか。それは、Apple の25億台に及ぶインストール済みデバイスのデフォルトになっているからや。もしわいが Alphabet にいるなら、Apple のために最高の製品を作るにはどうすればいいか、Apple を満足させるにはどうすればいいか、より優れた Siri をどう作るか、それだけを考えるやろう。

 

かつて Google検索は、それだけであらゆる競争相手を一掃したんや。今度は Gemini で同じことが起こるかもしれん。一方で、わいらはもはや YouTube や Waymo の価値について、あまり時間をかけて考えなくなっとるで。でもそれは馬鹿げとるんや。YouTube は、これまで発明された中で最も収益性の高い大規模事業かもしれんと思わんか。それなのに、わいらが気にしているのは Google が別の場所で資金を使っていることばかりなんやろうか?

 

さて、今日は Micron、Seagate、Lumentum、Corning、Western Digital、SanDisk という一群の銘柄がそろって急騰し、いずれも S&P 500 の値上がり率上位に入ったんや。これらはすべて、いま非常に強い需要がある製品を作っている企業や。その需要の多くはデータセンターから来とる。そして供給が足りてないんや。この上昇相場のきっかけになったのは、あるアナリストが SanDisk の目標株価を1,200ドルから2,000ドルに引き上げたことやった。データストレージ製品には、まだ多くの値上げが控えているという、はっきりとした警鐘が鳴らされていたんや。

 

トレーダーたちはそれを見ると、3つのことをするで。3つや。彼らが実際に行う順番で見ていこうやないか。まず最初に何をするか。それはまず、わいが先ほど挙げた銘柄を買うということや。2つ目に、彼らは SK Hynix の注文を入れるで。SK Hynix は韓国の巨大メモリーチップメーカーで、ナスダックで明朝から取引が始まる ADR の売り出しで、260億ドルほどを調達しようとしとる。そして3つ目。彼らは何をするのかというと、これは彼らが最も好んでやることやが、他の株を売るんや。

 

例えばNvidiaや。 SellSellSellや。なぜなら彼らは、Nvidiaは大きすぎる、もう買われ尽くした、そしてあまりにも動きが鈍いと思っているからや。ではわいはどうするか。わいは Nvidia を、Jensen Huang が率いる経営陣を持つ一つの独立した企業として見とる。わいには、彼は非常に賢い人物に見えるんや。わいは、Nvidia はデータセンターの中心にいて、その製品はいまだに業界の羨望の的やと言い続けるで。でも、それは関係ないようや。

 

わいが目にするのは、多くの人々が Amazon のチップ、Alphabet のチップ、SanDisk のチップ、Micron のチップ、そしておそらく Meta のチップ、Anthropic のチップ、SpaceX のチップと、延々と比較している姿だけや。わいらは一度立ち止まって考えようとしないんや。これらの企業は本当は何なのか。少なくともハイパースケーラーたちは何なのか。彼らは Nvidia の顧客なんや。そしてコモディティ半導体企業と同じように、Nvidia も割当販売の状態にあるで。ただ、わいらがそれを話題にしないだけや。

 

彼らもまた、自社製品を十分に作れていないんや。しかし、SanDisk のようなコモディティ半導体企業の一部は、来年の予想利益に基づく株価収益率が、いまや Nvidia より高くなっとる。わいはそれを侮辱だと受け止めとるで。Jensen Huang に対する侮辱であり、わいに対する侮辱でもあるで。わいは侮辱された気分や。SanDisk はコモディティチップメーカーや。Nvidia は、世界の歴史上最も独自性の高いチップ企業や。

 

Apple を長年足止めしてきたものが何か、わかるか?データセンター投資の不足や。不足していたらしんや。これが、こうした比較論のすべてなんや。「おお、彼らは十分に投資していない」。そうや。Apple は、AI 戦略に巨額の資金を投じていないとして、ずっと批判されてきたんや。一方で、他の企業も AI 戦略に巨額の資金を投じ続けているとして批判されてきた。だから、いいか、この比較ゲームはやめないとあかんのや。

 

Apple は自前の AI を作らんかった。だってApple はその事業をしているわけではないからな。でもApple には優れた消費者向け製品があるんや。いまや Google の Gemini は、基本的にあなたの iPhone 上のデフォルト AI や。Apple はその点で大目に見てもらえているやろうか?いや、それはまだや。なぜなら Siri が十分に賢くないからや。でもわいはApple株はOwn it, don’t trade itと言うで。この会社には、通常とは違って、もしかすると今は彼らにとって最善ではない製品があるのかもしれん。でも通常、Apple が作るものはすべて最高になるんや。歴史を見ると、彼らはいずれそこに到達するんや。

 

これらの企業はすべて、比較によって苦しめられとる。Amazon は十分ではない、と言われるんや。なぜなら、Anthropic のように収益化できないかもしれないデータセンターを建設するために、借り入れを続けているからや。Microsoft は、他社と比べて Copilot という AI 製品が最適とは言えない、とされとる。もし Microsoft が、わいらがまだ知らない、全員を驚かせるような新しいものを持っていたらどうやろうか。何か秘密兵器を持っているかもしれん。

 

競争があまりに激しく、彼らが使っている金額があまりに大きいため、市場の目には彼らが二流の投資先に見えてしまうんや。いまは彼らの業績予想を引き上げることはできん。そしてウォール街の空気に耳を傾ければ、今後もずっとできないということになる。でもいつの日か、いつか必ず、これらの企業のどれかが、決算説明会で、自社が作っている AI 製品によって業績見通しを引き上げると発表する日が来るやろう。

 

そしてそのとき、あなたはこれらの銘柄すべてが上昇するのを見ることになるやろう。その上昇はあまりにも力強く、それを逃したことを、あなたはいつまでも悔やみ続けることになるやろう。なぜわいにそれがわかるのか。残念ながら、これらの銘柄はすべて一緒に取引されるからや。いまは、1社が沈めば全員が沈むという状況や。

 

でも結論は、これらの大物企業のうち、たった1社でいいんや。その1社が、自社の AI 事業はすでに利益を生んでいると言えば、その瞬間、コモディティ半導体株を保有することなど忘れてよくなるんや。その代わりに、莫大なキャッシュフローを吐き出し、稼いだ資金をどう使えばいいのかわからないほどのハイパースケーラーを買いに行くことになるやろう。そしてあなたは、これらの巨大企業の足元にも及ばないコモディティ企業を抱えたまま取り残されることになるで。たとえそれらの巨大企業が、決して一つの幸せな大家族などではないとしても、や。

 

 

ハイパースケーラーの復活に期待したいです。

 

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