こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの9/28のMad Moneyはどうだったでしょうか。

ウォール街が何よりも嫌うのは不確実性や。もしトランプ大統領が、イランについてどういう計画を持っているのかをきちんと説明してくれれば、それだけでも状況はかなり違ってくる。たとえその計画が、「最終的に何らかの形で勝利するまで、ほぼすべてのものについて高い価格に耐えてもらう」という内容だったとしてもや。少なくとも先が見えるようになるから、企業を取り巻く環境は今よりずっと良くなると、わいは思っとる。

ところが今はそうなっていない。毎週少しずつ価格が上がっていく、まるでじわじわ続く拷問みたいな状態や。Krogerで買う食品にも、Lowe'sで買う商品にも、McDonald'sで食べるものにも影響が出ている。それなのに、この状況にあとどれくらい耐えなければならないのか、誰にも分からない。戦略が見えないから、一般家庭で家計を管理している人から大企業のCEOまで、「また値上げしなければならないのか」と頭を抱えることになる。

そして、こういう状況やから今日みたいな相場になる。ダウは-0.67%、SP500は-0.77%、そしてナスダックは-0.92%と下落したで。選挙前に政治家が言いたいことではないのは分かっとる。けれど、トランプ大統領が「これから痛みに備えてくれ」とはっきり言えば、少なくとも先行きは明確になる。そしてそれは、Fed議長の仕事もずっと分かりやすくする。Kevin Warshはこう言えるようになるわけや。「戦争が終わるまでは金融を引き締める必要がある。なぜなら、アメリカは今、“銃と石油の経済”になりつつあるからや」と。

これはベトナム戦争の時、Johnson大統領のもとで起きた「guns and butter economy」、つまり「銃とバターの経済」の、もっと厄介なバージョンみたいなものや。当時は戦争への支出を増やしながら、国内ではWar on Poverty、つまり「貧困との戦い」にも巨額の資金を使った。その結果、激しいインフレにつながった。最終的にアメリカ政府はベトナム戦争からも、貧困との戦いからも手を引いて、その後インフレは何年もかけて徐々に落ち着いていった。ところが1970年代の終わりには、またものすごい勢いで戻ってきた。

もちろん、わいらはそんなことを望んでいない。Nixonが辞任した後、Gerald Ford大統領の時代に、わいもつけていた「Whip Inflation Now」、つまり「今こそインフレを叩け」というボタンを、またつけたいとも思わない。当時のインフレ率は12%やった。もちろん、ボタンをつけたところでインフレは止まらない。最終的に効いたのはFedによる大幅な利上げで、それはものすごく痛みを伴った。株を選ぶ人間として今の状況を考えると、一番難しいのは、この問題が最終的にどう終わるのかというendgameが見えないことや。

新しいエネルギー供給源がほとんどない一方で、莫大なコストが経済全体に転嫁されている。そうなると、本当に持つ価値のある株を見つけるのはどんどん難しくなる。これは事実や。ただ、CNBC Investing Clubのメンバーなら知っていると思うけれど、わいはそれでも投資機会はあると言い続けてきた。特に、この1カ月ずっと推してきたIntelとMetaや。同じ銘柄を何度も繰り返し言うのは退屈なのは分かっとる。けれど、繰り返さないと伝わらない。そしてこの2銘柄は実際に勝ってきた。

では、なぜIntelなのか。なぜMetaなのか。今の環境に合っとるからや。まず、この2社の商品には非常に強い需要がある。一方は新しい商品、一方は昔からある商品やけれど、どちらも需要が壊れる心配がほとんどない。普通は金利上昇と価格上昇がぶつかると、最終的に需要が落ち込む。けれど、この2社ではその心配が小さい。そして2つ目は、どちらも新しいプロダクトサイクルに入っていることや。MetaにはMuseがある。これはMetaのパーソナルなagentic AIプラットフォームで、将来的には数十億人が利用する可能性がある。

消費者向けであろうが企業向けであろうが、パーソナルアシスタントは安ければものすごく魅力的や。Museは、使いすぎなければ無料や。わいはMetaがこれで大成功したと思っとるし、最終的にはOpenAIよりずっと大きなマーケットシェアを取ると思っとる。OpenAIは、Zuckerbergが築いた巨大なプラットフォームと比べれば、まだニッチな存在や。そして、この巨大な新製品が実際にどんなインパクトを与えているのか、明日もっと詳しく分かる。MetaのPresident兼Vice ChairmanであるDina Powell McCormickと話す予定や。これは見逃してほしくない。

Museのようなagentic AIは、とにかく大量の計算処理をこなす働き馬で、CPUの上で動く。そして主要なCPU企業はIntel、AMD、Arm Holdingsの3社しかない。この市場はあまりにも巨大やから、3社全部が必要になる可能性がある。さらにIntelには、非常に良いスペックを持った新しいfoundryが立ち上がろうとしている。もちろんTaiwan Semiほどではない。けれど、IntelのCEOであるLip-Bu Tanは、かつて「もう終わった会社」とまで見られていたIntelを、無視できない存在へと変えてきた。

もちろんLisa Su率いるAMDは、そのIntelをはるかに引き離してきた。ただし、Lip-Bu Tanには、混乱の中でも先を見る力がある。そして、まだ夢ばかり追っていた前任者のPat Gelsingerとは違って、何ができるのか、そしてそれ以上に大事なこととして、何ができないのかをきちんと理解しとる。今月初めにはロイター通信が、Intelがオハイオ州のメモリーチップ工場を縮小し、場合によっては韓国の大手SK Hynixと共有する可能性があると報じた。要するに、これ以上の出血を止めるためや。

Lip-Bu Tanは規律のある投資家や。それは、彼が規律あるベンチャーキャピタリストとして長い間やってきたことから来ている。わいは、Intelをかつての偉大な会社に戻すという彼の計画が成功すると強く信じとる。ただし、Pat Gelsingerによってバランスシートが大きく傷つけられたことは認めなければならないし、今このターンアラウンドが可能になっているのも、CPU需要が復活したからや。Intel株は今日7ポイント下落した。けれど、放物線を描くように急上昇した後では、こういう下げは何度も見てきた。だから、また買いに入る良いチャンスになる可能性もある。

では話を戻そう。原油価格が上がっている。金利も上がっている。そしてその結果、今日のように株は下がりやすい。そんな環境で、どんな会社なら機能するのかという話や。見るべきものは3つしかない。需要、価格決定力、そして規模や。この3つを全部持っている会社であれば、イランとの戦争による金利上昇の影響を受けにくい。もちろん、そうなると市場のbreadth、つまり上がっている銘柄の広がりが極端に狭いという問題が残る。breath、つまり「息」の問題やないで。Listerineで治せるような話でもない。今、本当の意味で需要があるのは、石油関連株ぐらいや。

その王者はChevronや。素晴らしいoffshore資産がある。ベネズエラにも非常に良い資産がある。アジアと地中海にも優良資産がある。そして何より、パーミアン盆地にものすごい資産を持っとる。バランスシートも一番強い。配当利回りが欲しいならEnbridgeや。利回りは6%ある。Enbridgeはカナダから原油を運んでいる。トランプ大統領がカナダ産原油を禁止するのは賢いとは思えない。けれど、トランプ大統領のカナダ嫌いには限界がないようにも見えるから、何をするか分からない。自分の顔に腹を立てて自分の鼻を切り落とすような、自分自身を傷つける決断をしても、これが初めてというわけではない。そういうリスクがあるからこそ、Enbridgeの利回りがこれだけ高いとも言える。

そして、わいは液化天然ガス、NGLのビジネスも好きや。中東でいろいろ問題が起きていることもあって、アメリカではこの事業がものすごく強い。その代表がEnterprise Products Partners、ティッカーEPDや。これはわいの『How to Make Money in Any Market』でも前向きに取り上げている銘柄や。ここで皮肉なのは、本来ならわいは市場のbreadthをものすごく心配していなければならないということや。実際に機能している株があまりにも少ない。breadthという意味では、これほど少数の銘柄しか上がっていないのは、dot-comバブル崩壊の時以来や。それだけを見れば、「これは本当にまずい状況や」と考えるべきなんや。

けれど、この20年間を振り返れば、「本当にまずい」と言われた局面なんて数え切れないほどあった。こういう時にやるべきなのは、今みたいな荒れたネガティブな環境の中でも機能する株を見つけることや。市場から降りてはいけない。「もうこんな状況では無理や」と言って諦めるんやない。勝っている銘柄にさらに乗るんや。MetaとIntelについて、わいがずっとそう言うてきたのと同じや。アイデアはちゃんとある。例えばMicrosoftを見てみ。Copilotを通じて、静かにものすごい存在になりつつある。

そしてAppleも忘れてはいけない。わい自身、Duo用に2本目の回線を買おうとしているけれど、Starlinkがこれだけどこでも使えるようになると、これは必須になると思っとる。そして、そう考えるのはわいだけやないはずや。もちろん、もう一つ忘れてはいけないのが、わいがずっと「own it, don't trade it」、つまり「売買せずに持っとけ」と言うとるNvidiaや。今日Nvidiaは、最近ずっと話題になっている、暴走しかねないautonomous agentをコントロールするための、エンジニアリングに基づいたしっかりした計画を発表した。AnthropicやOpenAIが世の中に放っている、あのagentや。Anthropicを含む多くの大手テクノロジー企業も、Nvidiaのこの取り組みに参加している。

さらにNvidiaは今日、なんと1,500億ドルという巨大な自社株買いを発表した。史上最大や。この番組を見ている人やCNBC Investing Clubのメンバーなら、わいがずっとこれをやってほしいと言うてきたのを知っていると思う。あとは、一時的に株価が下がった場面をきちんと利用するように、機動的に自社株買いをやってほしい。結論やが、今みたいに真っ暗で、しかも夜明けがすぐそこまで来ているわけでもない時には、選択肢がある。月が照っているうちに干し草を作るのか。それとも太陽が昇るまで待つのか。わいは待つのが好きやない。今でも、何とかして金を稼ぎたいんや。
中東がいつまでも安定しませんね。
応援よろしくお願いします。
