こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、Cramer COVID-19 Indexの銘柄入れ替えについて語っています。
一か月ちょっと前に、わいはCramer COVID-19 Indexを作ったで。100種類に満たない構成銘柄は、このCOVID-19のパンデミックの時代にいいポジションをとっとるように見えたで。
わいは4/25の週末にこのIndexを作って、4/27にオンエアーにのせたで。はじめの4週間はかなり好調やった。やけど、後半の4週間はぐずついた感がある。ダウ平均とSP500には余裕で勝ったんやが、Nasdaq総合指数と比べたらやや劣るようになってしもうたんや。テクノロジー会社がえら上がりしとるからな。
更にわいのIndexは、Russell 2000にも負けるようになってきたで。Russell 2000はこの4週間で10%も上がった。すごいことやで。わいはこの上りを予想してなかったで。このパンデミックの期間は規模の小さい会社にとって厳しいものになると思っとったんやが、状況はワクチンのポジティブなニュースが出始めるようになって、すっかり変わったんや。経済が開くにつれて、小型株も好調なんや。エコノミストが予想しとったよりもはるかに好調や。
この状況の中でCOVID-19 Indexの各セクターと構成銘柄をより詳しく見ていこうやないか。そしてちょっと調整をしていこうやないか。このIndexの役割は、どの銘柄が今ええのかを抽出することやからな。
セクターごとに見ていくと、ベストパフォーマーはFinancialsや。22%も上がっとる。それにクラウドソフトウェアが続いとる。そして、セミコンダクターがあって、エキゾチックと続くんや。一方、弱いのはRetail Survivorsや。1.5%しか上がっとらん。
やけどこれはまだプラスやからええんや。REITとかUtilitiesとかはマイナスになっとる。配当が大きなものは人気が無かったんや。これは、人々は景気後退にいかんと思っとるということや。ヘルスケアに関しては、なんとフラットやったんや。このIndexの最も大きなセクターがフラットや。やけどこの中ではいろいろまぜこぜになっとるんや。大きな勝者がおるで。例えば糖尿病のグルコースモニターの会社のDexcomは22%も上がっとるんや。Masimoは18%も上がっとる。AbbVieも10%上がっとるんや。ちなみにRegeneronは買いやと思っとるで。今日下がったのはSanofiが売ったからや。
ちなみに敗者の中にはアメリカでベストな会社が含まれとるで。J&J、Eli Lilly, Gilead, Centene, Becton Dicknson。これらが下がっとるのはディフェンシブな側面があるからや。わいは間違いやと思うが、これがマーケットや。これが今起こっておることや。こんなに失業者があふれとる時代に景気後退に強いディフェンシブな銘柄を考えるのは当然やが、マーケットは景気後退懸念なんてないかのようにふるまっとる。もしコロナウイルスの大きなアウトブレイクがこの先おこらなければ、スピーディーなV字回復も可能なほどや。このことは10日前には考えづらかったことや。景気後退株の魅力がどんどんなくなっていっとるんや。
ここで重要な質問や。それではCramer COVID-19 Indexはもう終わったのか?経済が再開され始めてどうなるんや?ここ最近おこっとることは、ロックダウンで元気だった銘柄が売られて、パンデミックで叩かれとった銘柄が急に息を吹き返しとることや。こうなってくると、わいのIndexはちょっとディフェンシブすぎるかもしれん。やけど、今景気後退銘柄をあきらめるのはわいは早すぎると思うで。わいはアメリカが素早く持ち直すことをもちろん強く望んどるが、リカバリーは予想よりも長くかかる可能性もあるで。中小企業は政府の支援にたよっとって虫の息や。ウイルスのアウトブレイクの第二波が来るかもしれん。ワクチンで悪いニュースが続いたら?もしワクチンができなかったら?株価は真っ逆さまや。わからわいは極端にどっちかのポジションをとりたくないんや。やっぱりバーベルなんや。
そういう意味で、わいは銘柄をちょっと入れ替えたいと思うで。ここまでパフォーマンスの悪かった10銘柄を入れ替えるで。除く銘柄は以下の通りや。
- Becton Dickinson, -13% from April 24
- Digital Realty, -7.79%
- Freshpet, -6.73%
- Inovio Pharmaceuticals, -0.89%
- Inseego, -14.03%
- Kimberly-Clark, -4%
- NextEra Energy, -2.25%
- Owens & Minor, 0.55%
- Roku, -13.81%
- Snap, 8.81%
これら10銘柄の代わりに、以下の10銘柄を新たに加えるで。
- DataDog, 69.82% from April 24
- Splunk, 40.83%
- Twilio, 78.63%
- Etsy, 11.92%
- Wix.com, 56.12%
- Chegg, 57.33%
- Target, 6.77%
- S&P Global, 10%
- Palo Alto Networks, 19.5%
- Emergent BioSolutions, 14.61%
DataDogとSplunkは今絶好調や。Splunkの先週の決算は素晴らしかった。デジタルアナリティクスプレイとして共にインデックスに入るべき銘柄や。Twilioやが、分かっとる分かっとる、いっぱいクラウドプレイがある中で更にこれかと思うやろうが、以前の決算が悪かったから外したんやが、復活や。続いて二つは、eCommerceや。EtsyとWix.comや。中小企業の未来はここにあるんやで。あとは、Cheggや。オンラインラーニング、オンデマンドラーニング。今はCheggの時代や。皆が学校に戻り始めたら需要はますます爆発するで。あとはTargetは明らかなリテールサバイバーや。決算のあと売られたんやが、CEOのBrian Cornellはええストーリーを語ったと思うで。Targetは長期的に勝者や。マーケットは間違っとる。わかっとるわかっとる。マーケットが間違っとるなんていうのはあかんやろ。やけど、Targetに関しては言いたくなるんや。S&P Globalはレーティングの王や。Palo Alto Networksからもええストーリーを聞くことができたで。このリモートワークの時代に、サイバーセキュリティーは火を噴いとって、この会社はリーダーの一つや。決算も抜群やった。そしてEmergentや。ワクチンの下請けは固いんや。J&Jと組んどるしな。
この入れ替えでわいはますますこのIndexに自信をもっとるで。やけど、もし経済再開がスムーズにいけば、またガラッと変わる銘柄を考えるやろう。Recovery Stocksや。やけど、わいはまだその段階ではないと思うとる。
落ちている会社を捨てて上がっている会社を入れていますね、容赦なく。
応援よろしくお願いします。