こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーがMad Moneyで、COVID-19時代の勝者について語っています。
COVID-19時代の勝者には2種類ある。予期された明らかな勝者と予想外の驚くべき勝者や。今日は驚くべき勝者の方を述べてみたいと思うで。明らかな勝者はもうさんざん触れてきておる。家にいる状況でAmazonで買い物をするからAmazonが勝者になるとかや。Stay-at-Home銘柄達や。クラウド銘柄達や。シャットダウンが人々によりインターネットを使わせることは容易に想像ができる。だからFAANGはますます強大になり、凄まじいマーケットパワーを持ち、そしてCEO達が下院で証言せんとあかんようになるわけや。これが資本主義や。
やけど、こういう明らかな勝者はちょっと忘れておこうやないか。わいは今日は驚くべき勝者について語りたい。パンデミックで人々の生活様式が変わった。映画に行けん。スポーツを見に行けん。子供をサマーキャンプに送れん。ヨーロッパに旅行に行けん。クルーズ船に乗れん。その状況で勝者になった会社がある。今まで無いぐらい盛り上がっとる会社がある。景気後退の際は真っ先に業績が悪くなるような会社が、この状況で意外に絶好調だと、そういうケースがある。今からそういう会社のトップ10を挙げていくで。これらの10個の会社は火を噴いとるんや。
まずはPolarisや。全地形対応車 [An all-terrain vehicle (ATV)]や三輪自動車とかを製造する会社や。いろんな種類のオフロード車をつくっとるんや。記録的な売り上げをあげとるんや。これがモンスター決算を発表したんや。ATVが驚きをもたらしとるんや。普通景気後退期に入ったら、Polarisはすぐ業績が悪くなって株価はクラッシュするんや。ATVとかスノーモービルは無くてもええものやからや。CEOは今回もそう思ったらしいが、結果は逆やったんや。予想外の上がりやったんや。考えてみればATVに乗るのはパンデミックにぴったりや。アウトドアやろ。ヘルメットをするからマスクより安全やろ。手袋もするやろ。この株の上昇気流はまだ続くで。
二番目はSherwin Williamsや。塗料とかコーティングとかの会社や。人々は外に出れなければ、家にペンキを塗るもんなんや。わいはMr. Home Improvementやないけどや。家の価値は景気後退期は普通は下がるで。でも今回は違うで。家の値段は上がり続けとる。人々は田舎のええところに引っ越したいんや。こういう時にこの会社はええんや。
三番目はMattelや。おもちゃメーカーや。昨夜CEOとしゃべったが、セールスが爆発的に伸びとる。バービー人形が売れまくっとる。わいがおもろいと思ったのは、UNOや。めっちゃうれとるんや。今UNOはアメリカのカードゲームでNo.1なんや。皆子供のころからやっとるやろ。二人いればできるんやで。自宅待機での最高の気晴らしや。
四番目はWayfairや。家具に特化したEC企業や。人々はリモートワークでホームオフィスをセットアップせんとあかんのや。オンラインでオーダーできるんやったらもう店には行きたくないで。今株価は火を噴いとって、3月に$20前半だったのが今は$220を超えとるんや。
五番目はTHOR Industriesや。Recreational Vehicles (RVs)の会社や。今はまじで多くの人が、ソーシャルディタンシングをやりながらバケーションを楽しもうとしとる。RVに乗ってアウトドアを楽しむんや。
これにつながっとるのが六番目のCamping Worldや。RVも販売しとるしキャンプ用品も売っとる。3月には$3台だった株価が今は$36や。COVID時代に皆はキャンピングが大好きなんや。
七番目はTractor Supplyや。これは以前からずっとめちゃええリテールや。ファーマーとガーデナーは大好きなんや。わいは大好きや。わいのワイフは大嫌いや。ガーデニング需要はCOVID時代にうなぎのぼりや。
八番目はScotts Miracle-Groや。芝生とかガーデニングとか害虫駆除製品の会社や。ガーデニング需要でこの会社の状況はええんや。
九番目はBrunswickや。マリーンリクリエーション業界の会社や。ボート会社や。繰り返すが普通の景気後退期はこのような株は真っ先に売られるんや。でもCOVID時代は違うで。普通の景気後退やないんや。木曜日の決算発表に向けて、ええ感じやと思うで。
最後の十番目はBoston Beerや。Sam Adamsの会社や。彼らの商品は飛ぶように売れとる。品薄なほどや。皆家では飲みたいんや。
これらの会社は普通の景気後退期やと敗者になるんや。やけど今は逆や。このCOVID時代には勝者になっとるんや。
こうやって言われると面白いですね。
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