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【ジム・クレイマー】普通はころころ心変わりするのは嫌われるやろ!やけど株式市場では状況が変わったらそれに対応して動かんとあかんのや!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/10のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

10年債金利が3%を越えて上にいこうとしとったのが突然方向を変えて3%を切るまでに下落したんや。今2.989%やが、金利が落ち着いたことで、今日の株式市場は悪くなかったんや。ダウは-0.26%とマイナスやったが、SP500は+0.25%、ナスダックは+0.98%と、昨日の大きな下落から一転、リバーサルな日になったんや。わいは40年以上株を売買しとるんやが、長期投資のつもりだった株式投資が短期投資になってしまうことは良くあるんや。望む、望まざるにかかわらずな。今回の債券金利もそうや。どんどん上にいって3.5%まで一直線かと思いきや、そうじゃなくて3%をきったということは、それにあわせて投資も変えていかんとあかんということなんや。

 

When the Facts Change, I Change My Mind. What Do You Do, Sir?という有名な言葉があるで。普通はころころ心変わりするのは嫌われるやろ。やけど株式市場では状況が変わったらそれに対応して動かんとあかんのや。こういう仕事をやっとるとどっちの方向の言葉を発してもなんやかんや言うてくる人が絶えないんやが、やけど状況が変わって事実が変わったら、スタンスを変えて投資を変えるのはマストなんや。

 

例をあげると、今はドットコムバブルの時と状況が似とる点があるんや。あの時、1999年はわいはインターネット株にめちゃめちゃBullishやったんや。今という時を逃さずにドットコム企業を買いまくるべきやとわいは言うとったんや。やけどそこで状況が変わったんや。事実が変わったんや。ドットコム会社は徐々に資金が不足するようになっていったんや。どんどん公募増資をして資金をかき集めとる姿をみて、わいはもうあかんと思ったか撤退宣言を出したんや。そしてその直後、バブルがはじけて株価は暴落したんや。わいは株価が暴落した時は、わいのヘッジファンド時代で実に二度目の、100%キャッシュ状態だったんや。状況によって投資を変えていかんとえらいことになるのがわかるやろ。

 

去年の11月からわいはずっと、ハイフライングなテクノロジー株はあかんと言うてきたやろ。長期で信じとるストーリーでも短期の状況にあわせて一時的に売り買いすることは悪いことでも何でもないんや。特にわいはCNBC Investing Clubを通して日々のわいのスタンスの変遷を伝えとるわけや。去年の11月から言ってきとることは、リアルなものを作ってリアルな利益をあげて、その利益を株主に還元しとる会社に注目しようということや。

 

そして今グロース株全体が大きくやられてしまっとる。債券金利の上昇もあってや。そしてその勢いが今日ちょっと陰ったんや。ということはわいは今はバーゲン品を探す時やと思うんや。債券市場が、株を売るんやなくて買う時なんやと言うとるようや。こうやってころころ態度を変えるのは難しいのはよくわかるで。やけどわいはわいのベストのアセスメントを株式市場に対してやって、それを皆さんにお届けしようとしとるんや。

 

わいが何を見とるかというと、リアルな利益をあげとるええ会社が、今までの売りの津波によって、バリュエーションがリーズナブルなレベルまで下がって来とるということや。わいは別にUnityとかCoinbaseとかUpstartとかPelotonとかPalantirとかのことを言うとるわけやないで。そうじゃなくて、ナスダック銘柄の中でも素晴らしい、バリュエーションがリーズナブルなテクノロジー会社や半導体会社のことを言うとるんや。めちゃめちゃ良くやっとる、素晴らしい会社の株がどんどん安くなって来とるんや。そしてCNBC Investing CLubのメンバーの人なら良くわかっとるやろうが、今わいらは、以前に高値で売った株を安値で買い戻しとるんや。

 

正直に言うて、今買いに入るのもなかなかに恐ろしいことや。素晴らしい会社の株でもここまでやられてきとるわけやから。やけど債券金利も見て、それが今までのように大きく上がってないとなったからアクションをおこしとる面もあるんや。わいはわいのファンドで短期トレードをしたいとは思ってないんや。やけど今マーケットはトレーダーにあうような感じで動いとるようや。ただわいはキャシーウッドのようなタイプの投資家やないんや。あのように一本の主張を通すようなタイプやない。

 

わいは自分の言うとることが常にあっとるとも思ってない。長期では報われるようにホームワークをする。間違った時はなるべく素早く間違いを受け入れて反省できるようにする。そしてそれらを全部つまびらかにすることで皆が学べる場を提供したいんや。わいのCNBC Investing Clubの朝のミーティングを聞いてほしいで。往々にして自分のどこが間違っとったかをしゃべっとったりもするんやから。もし明日CPIの数字がホットだったらまた状況はがらっと一変するかもしれん。

 

ただわいがわかるのは、今マーケットは売られすぎの状態やということや。そしてわいのスタンスは状況によって変化する。ダメなのは予想が外れる事じゃないんや。事実に即して変化していかないとしたら、その姿勢がダメなんや。わいは今、バリュエーションがリーズナブルで利益を出してグロースもある素晴らしい株を物色しとるで。

 

 

CPIの数字がどうなりますやら。。。

 

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