アメリカ発ーマカベェの米株取引

アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

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【ジム・クレイマー】どう考えたら今は売り場やと思うんや!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーがMad Moneyで、頻発する買収について語っています。

 

 

景気刺激策のことを覚えとるか?ワクチンができるまで、と、政府がスモールビジネスを救っとった時を覚えとるか?マーケットはそんなことを覚えてないで。だから今日も株式市場は下がったんや。

 

やけど株式市場に愛想をつかす前に、もうすでに株価は大分下落していることを思い出そうやないか。今日はいろいろな人から発せられる意見を聞いとると、まるでメガテック株がひどいパフォーマンスなのを今まさに認識したような感じでしゃべっとる人が多いことに驚くで。やばいやばい、早く株を売らなきゃ、やって?いやいや、株式市場がひどくなってから3週間目や。今っていうのは通常、株価のバウンスバックが起こっても不思議やないで。まあでも将来どうなるかはちょっと置いといて、今の状況がどう危険なのか見てみようやないか。

 

 

まず、景気刺激策の合意がまじで望み薄なことや。今ウイルスを止める武器は、ソーシャルディスタンシングとマスクしかないんや。これらはスモールビジネスには死神や。これらの武器とスモールビジネスは両立せん。スモールビジネスは金を稼ぐことができん。そしてバーとかレストランとか開けた地域はほぼ例外なくCOVIDの感染者数がアップしとるんや。我が国を見てみい。ヨーロッパを見てみい。アメリカでは1500万人の人がこの産業に従事しとるのに、もう打つ手がないんや。やから、失業保険の上乗せや、Paycheck Protection Planが完璧にワークしたんや。この惨事はスモールビジネスに従事しとる人のせいでは断じてないで。なのに全部無くなってしもうた。スモールビジネスの黙示録や。世界の終末や。なんでアメリカのような素晴らしい国が、こんなことになってしもうとるんや。

 

一方で旅行やレジャー関係の会社は再び追いつめられとる。航空会社とか、ここからもっと上がるんやないかという多くの人の期待を裏切って、下がってしまったんや。ウイルスの恐怖はまだまだ健在で、出張してた人もどんどんZoomに慣れてきとる。ちなみに今日もZoomは好調や。これは何を表しとるんや?みんなZoomを使っとるんや。Zoomプレゼンのうまいやつが勝つ世界になっとるんや。ワクチンができるまでは、出張する人は増えん。航空会社はまだ人が多すぎで、まだまだ失業者もでるかもしれん。

 

クルーズ銘柄も同様や。CCLやRCLやNCLH。ロビンフッドの投資家が好きなやつや。今日はがっつり下がっとる。そして家賃の支払いが苦しくなっとるのが見てとれるんや。コマーシャルリアルエステートのオーナーを見てみるとええで。FRTもSPGもVNOもOもSTWDも苦しいで。店子が家賃を払えんのや。そうや、ハウジングブームはおこっとるで。やけど一方で家賃を払えん人がたくさんおるんや。

 

あとは政府の不安定さや。米連邦最高裁が18日、ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が亡くなったと発表したよな。悲しい出来事やが、大統領選を前にして、後任の指名・承認プロセスを巡ってつばぜり合いがおこっとって、これからもどんどん醜く推移していくことは間違いないやろう。大統領選も予断を許さず、これらのことは株式市場にプラスには働かんで。株を売れというわけではないが、冷静に状況を見て行かんとあかんやろう。

 

 

あとはTik-Tokを巡る協奏曲や。Tik-Tokを中国の会社に所有させるわけにはいかないという強い政府の意向、わいはその背後を語ろうとは思わんが、ORCLとWMTにとってはええニュースやろう。わいはこの二つについてはBullishあで。やけど、こんなことは、景気刺激策の重要性に比べたら、ただのサイドストーリーや。

 

 

あとはNikolaのクラッシュや。CEOの辞任が明らかになって、一層ごたごたしとるんや。これは実際小さいことではないで。ロビンフッダーが好きな銘柄やし、そもそもSpeculativeなEVや燃料電池関連の業界に冷や水を浴びせてしもうたからや。

 

 

そして極めつけは、マネーロンダリング疑惑の銀行のごたごたや。そうや、これらは全部リアルや。これらは全部ネガティブや。まともにこれらをとらえたら、株を買っとる場合ではないと思うかもしれん。それも当然や。

 

 

やけど、改めて見てみると、新しい材料というのは多くないで。FAANGやその友達は死んだとか言う人もおるが、わいはここまで落ちてはじめて、多くの人が騒いでることにむしろ驚いておる。

 

 

わいは株価がまだ上がっとる時に、利確をはじめたで。欲張りにならんほうがええと言っとったやろ。今は逆や。20%以上も高値から落ちとるAAPLを、どうやったら無視できるんや?今年45%上がったとしても、わいはそんなことは気にせんで。AAPLは複数の売り上げストリームを持っとって、バランスシートが鉄壁で、リモートワーク全盛で、5Gがあって、全てがええのに、どうやったら今ここで売れるんや?売り時は先週や。ここは買い時なんとちゃんか。今ここで買っても、天井で買ったことには絶対ならんのやで。同じことはMSFTにもAMZNにもGOOGLにも言えるで。

 

 

実際今日はCOVID-19 Indexの構成銘柄が良く上がっとって、selectiveにならんとあかんが、Stay-at-home銘柄はまた行けるかもしれんで。1999年と今年を比べる輩がおるが、そんなわけないやろ。今は売るときやない。ちょっとずつ拾っていく時や。どっちにしろ、先ほど挙げた不確定要素はネガティブな要因は消え去らんのや。ここのところハードに売られとった銘柄を少しずつ買うのを考えたらどうや。

 

 

 

簡単ではない相場ですね。。

 

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