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【ジム・クレイマー】追加の景気刺激策無しでも好調な銘柄と、景気後退を見据えた銘柄!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの10/6/2020のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

昨日は全部の株が上がったよな。なんて日や、と言うたやろ。ところが今日はほとんど全部の株が下がったで。トランプ大統領が、追加の景気刺激策の交渉を打ち切るように指示したためや。追加の経済支援が出てくるのは選挙後になってしもうた。これが株価の急落を引き起こしたんや。ダウは-1.34%、SP500は-1.4%、ナスダックは-1.57%や。

 

 

 

 

 

トランプ大統領のこの決定は、失業してしまった人、もしくは今まさに失業するかのはざまに立たされとる人にとっては、めちゃめちゃな失望や。何回も言っとる通りスモールビジネスはお金が尽きとるんや。スモールビジネスだけやなく、例えば航空会社とかも追加の支援が無ければおじゃんや。4000万人と言われるホスピタリティ産業、接客業等のサービス業従事者はどんな気持ちやろうか。職が持続不可能なんや。

 

 

 

 

多くの投資家が、ワシントンからの経済支援を当てにして、株価の上昇気流に乗ろうとしとったことやろう。その人たちも沈んどるかもしれんが、そういう人たちのことは自分はどうでもええんや。わいがケアしとるのはやっぱり、中小企業とそこで働く労働者の人たちや。ペロシとムニューシンはええ感じで議論を重ねとったんとちゃうんかい。期待させるだけさせて、その挙句のどろんなんかい。パウエル議長もあれだけ、政府からの経済支援を訴えとるのに、結果はこれかい。

 

 

 

 

トランプ大統領はTweetで、選挙後にはベターな景気刺激策をすぐに実行すると言うとる。なんやそれは?こんなにも政治要因でスモールビジネスが。。トランプはTweetでめちゃ強い株式市場や、回復傾向の雇用に言及しとる。そして実は、このような見方は多くの共和党の議員に共有されとるんや。やからいつまでたっても、景気刺激策がまとまらんのや。この溝が選挙後に埋まりやすくなるんか?全然不確実や。

 

 

 

やけどこうなったらしょうがない。経済支援は選挙後やとしよう。それが今最も高い可能性やとしよう。なんとかスモールビジネスがもう一か月耐えるとしよう。滞っている家賃も何とか引き延ばせるとしよう。やけどなんで耐えるんや。個人的には、今支援されるお金の方が、一か月後に支援されるお金より全然ありがたいんや。

 

なんで大統領は、FRB議長よりも、こういうことを心配せんのや?やっぱり多くの分野で経済がホットに見えるからやろう。そしてそういう分野、業種は、政府の支援があろうがなかろうが、好調であり続けるやろう。何回も言うとることやが、株式市場はスモールビジネスを反映してないんや。そこの苦境は表れんのや。トランプ大統領が高い株価に言及したところで、それとビジネスは剥離してしもうとるんや。

 

 

ただ大統領の言う通り、追加の景気刺激策が全く必要のない会社が株式市場に多く存在しておることは事実や。それらの代表的な銘柄を見ていこうやないか。これらや。No Stimulus Stocksや。

 

 

ハウジングにまつわる分野は強いやろう。みんな郊外へ引っ越してリモートワークをやっとんや。ハウジングのリテールやったらこれからも好調や。Home DepotやLowe'sや。今住宅ローン金利は歴史的に低い状態や。これが上がってきたらハウジングマーケットに冷や水を浴びせるやろう。やけど今のところは大丈夫や。Home DepotとLowe'sは実際、追加の景気刺激策が無くても「大丈夫」というよりは、それでむしろ「恩恵を受ける」んや。小さな店が全部つぶれて客が流れ込むんやから。

 

このことは、TargetもWalmartもCostcoも一緒や。小さい店はもはやこれらの店に太刀打ちができん。パンデミックがその流れを加速させてしもうた。テクノロジーの進化が10年早く進むということは、スモールビジネスが無くなるのも10年早まるということや。小さな店がつぶれることで、これらの大きな会社がますます好調になるで。後は安い店がまだまだ繁盛するやろう。失業した時はお金をセーブせなあかん。Dollar TreeとDollar Generalや。

 

あとは車会社や。昨日も言うたやろ。今日のGroup 1 Automotiveを見たか?16%も上がったんや。売り上げがめちゃ強かったんや。あとはCarvanaや。Autonationや。Lithia Motorsや。CarMaxや。そしてFordや。

 

 

 

あとはPelotonや。お金が十分あったらフィットネス器具を買って家で運動したいで。なぜなら、多くの人がまだまだCOVIDをこわがっとる。ということで買い物は当然オンラインや。Amazonや。もしAmazonを買いたい人がいたら、今の下がりは買いの好機や。来週はAmazonのPrime dayがあるで。そして輸送を司るFedexとUPSや。

 

 

あと忘れたらあかんのは、レストランチェーンや。小さい店がつぶれて顧客をどんどん吸収しとる。Yum Brands、Chipotle、Darden Restaurantsや。わいの食事にとってはええことやない。選択肢が減るんやから。あとはテクノロジー株を、弱い時に拾うというのはありやと思うで。Stay-at-Home銘柄や。

 

何人かの人は、景気刺激策の遅れが景気後退の引き金になるんやないかと言うとる。わいはそんなことは思わん。今年末までになんらかの経済支援があれば大丈夫やと思う。そう思うんやが、仮に景気後退期に入った時にええ銘柄も言うとくで。まずPepsicoとConagraや。ええ決算発表があったばっかりや。Campbell Soupもやな。あとはBristol Myersや。ええ買収を発表したばかりや。あとはJ&JとRegeneronや。これらをリセッションプルーフ銘柄として挙げておくで。

 

 

何回でも言うたるで。経済でうまく回っとる部分は株式上場されとって、株価に反映されとる。ハウジングはV字回復や。車はU字回復や。大きなリテールはたいした下落は無かった。絶好調や。やけどうまく回っとらん部分は株式市場に反映されとらん。経済支援が必要なのは後者の部分や。この部分、わいに何が言えるんや?わいらは地元の店を応援したいと思っても株を買えん。痛みはリアルや。株式市場に写らん痛みや。地元のダイナー、クリーニング屋、個人のコンビニ、洋服や、個人のジム、ワークアウトのスタジオ、その他もろもろ、支援が今すぐ必要やったんや。その機運が高まっとって、はしごをすぱっと外されたんや。。

 

 

今日はいつもより寂しそうでした。。

 

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