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【ジム・クレイマー】パワートレインでガソリン車をハイブリッドにするXL Fleetに注目やで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの12/18のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

SPACが火を噴いとるで。SPAC上場の勢いが止まらん。続々と新しいSPACが現れとる。先週EV-SPACはひどく売られたんやが、多くはまたバウンスバックして戻って来とるんや。わいは多くの人々がSPACに大きな関心があるのを知っとる。あなた達はSPACのことをいっぱい聞きたいやろう。わいはそういう声を多く聞いとるから、このMad Moneyでもやっとるんやが、やっぱりEV分野のSPACや。わいは環境のこと、ESGのことが大事やと思っとるからな。わいが生きとるうちに化石燃料を燃やし続けるのが止むとわいは思っとるんや。SPACの多くがかなりリスキーなのはその通りなんやが、きらりと光る銘柄はあるんや。

 

 

 

今回紹介したいのは、SPACのPivotal Investment Corporation IIや。これがXL Fleetを買収して一緒になるんや。あまり話題になってない、静かな買収やが、それは必ずしも悪いこととは限らんで。XL Fleetは何をしとるかというと、ガソリンで動く車に装備できるハイブリッド・パワートレインを作っとって、このパワートレインを使うと車がハイブリッド使用になるんや。従来型の車をそんなにいじることなくつけれるんや。もう既にGMやFordやIsuzuの車で利用されとるんや。リアルタイムのデータモニタリングやアナリティクスのプラットフォームも持っとって、抱き合わせで売っとるんや。ハイブリッド型だけではなく、完全に電動のパワートレインを開発しようとしとるんや。XL Fleetの顧客にはメジャーな会社が名を連ねとる。Fedex、コカ・コーラ、ペプシコ、ベライゾン、あとはボストン市やシアトル市といった行政にも使われとるんや。シアトル市は消防車に使っとるんや。ハーバードやイエール大学といった大学にも使われとるんや。

 

 

 

 

XL Fleetのビジネスはどうなっとるかというと、そもそもトラックっていうのは、一般的には2段階で作られとるんや。まずそれぞれの車会社が基本的な部品を組み立てて粗々完成させて、それに対してそれぞれの注文に合わせたカスタム装備が後からつけれるんや。XL Fleetのパワートレインはこの第2段階目でつけることができるんや。自動車の未来は電気自動車やということは皆わかっとるが、まだまだ完全な電気自動車が出回るには時間がかかるとなった場合に、このXL Fleetは顧客がカスタムでつけれるようなハイブリッドなパワートレインを開発したんや。いうなれば徐々に電気自動車化していくということや。2022年にはフルのエレクトリック・パワートレインが稼働し始めるはずや。ハイブリッドシステムでさえ、燃料代を25-50%浮かすことができるんや。これは利用者にとってはでかいで。

 

 

 

 

XL Fleetが他のEV-SPACと違うところは、製品がもう出来上がっとって、皆に利用されとるところや。3200台にもうそのシステムがインストールされとるし、毎月何百台と彼らのシステムが搭載された車が出来上がっとるんや。来年末までには10000台はかたいという話や。彼らのパワートレインは今9つの異なったトラックにつけることができる。パワートレインを作っとる他の競争相手よりも倍以上も対応モデルが多いんや。そして対応モデルはどんどん増えていっとるんや。

 

 

 

このビジネスで最も大事なことの一つは信頼性や。車が走らんように急になるということがちょっとでもあったら話にならん。大事な場面で使えんような車に用はないからな。車業界やトラック業界は新しい技術にそんなにオープンな業界やないんや。車が故障したら全てのメカニックが直すことができんとあかんやろ。新しいシステムを導入しとってそれが壊れたらえらいことや。やけどこのXL Fleetのシステムは信頼性という意味でも評判がええんや。壊れんし、燃料代を節約できるし、しかもCO2の排出量も抑えることができるんや。シアトルの消防庁がこのシステムを使っとるのも納得や。

 

 

 

 

この会社のファイナンシャル面はどうなっとるかというと、そもそもこの手のEV-SPACの計画は無茶なものが多く明らかに絵に描いた餅になるんやないかと思われるものが多いんやが、XL Fleetの財務面は他のEV-SPACとは違ってしっかりしとるで。この会社は既にむこう12か月のオーダーパイプラインを持っとるんや。オーダーサイズもうなぎのぼりで、2019年の最大サイズのオーダーの3倍のものが2020年にオーダーされとるんや。売り上げは、今年は2100万ドルの予定で、2021年は7500万ドル、2022年は2億2200万ドル、そして2023年は6億2300万ドルと予想しとるんや。アグレッシブな予想やが、マーケットの拡大を考えると無茶やないで。2024年は14億ドルと予想しとるんや。2022年にはEBITDAで黒字になると予想しとるんやで。黒字化が視界に入って来とるんや。普通はこういうEV-SPACのガイダンスに関しては眉唾物と考えんとあかんが、やけど多くの会社が7年後とか10年後とかの予想を出す中で、来年、再来年、3年後、4年後といった近未来の予測を出しとるところが好きやで。

 

 

 

 

わいはやけど二つの心配事があるで。一つは、XL Fleetは確かに今のガソリン車から電気自動車への移行の過程でのブリッジングのところで活躍できるかもしれんが、もしそれぞれの会社が独自に開発を進めとるEVが売られ始めたらどうなるんや?多くの会社が電気自動車の開発を行っとるし、Fordは電動のF-150を2022年に発売予定や。こういうピックアップトラックに今XL Fleetはパワートレインをつけとるのに、完全EV版が売られ始めたら活躍の場が無くなってしまうんやないか。ここの部分は注意深く見て行かんとあかんと思うで。二つ目の心配ごとは、XL Fleetは州政府や地方政府と多くのビジネスをやっとるんやが、それらがパンデミックであかんことになっとるんや。もちろんこれらの問題は多くの人がワクチンを受けて、COVIDから立ち直っていけば解決していくと思うが、やけど来年とかの近い将来に暗い影を落とすかもしれんで。

 

 

 

わいはやけど二つの心配事があるで。一つは、XL Fleetは確かに今のガソリン車から電気自動車への移行の過程でのブリッジングのところで活躍できるかもしれんが、もしそれぞれの会社が独自に開発を進めとるEVが売られ始めたらどうなるんや?多くの会社が電気自動車の開発を行っとるし、Fordは電動のF-150を2022年に発売予定や。こういうピックアップトラックに今XL Fleetはパワートレインをつけとるのに、完全EV版が売られ始めたら活躍の場が無くなってしまうんやないか。ここの部分は注意深く見て行かんとあかんと思うで。二つ目の心配ごとは、XL Fleetは州政府や地方政府と多くのビジネスをやっとるんやが、それらがパンデミックであかんことになっとるんや。もちろんこれらの問題は多くの人がワクチンを受けて、COVIDから立ち直っていけば解決していくと思うが、やけど来年とかの近い将来に暗い影を落とすかもしれんで。

 

 

 

さあ今PICはXL Fleetと一緒になるんやが、その買収は来週完了する予定や。わいは$15という株価はスティールやと思うで。もしこの会社が予想されとる2022年や2023年の数字に近い数字をたたき出すことができるとして、そしてFordとかとの未来の関係が明らかになった暁には、今の株価は安すぎるで。例えばQuantumScapeは2027年の売り上げ予想の10倍で取引されとるが、この会社はたった2023年の3.3倍や。やけど株価はどんどん上がっていくかもしれん。$20を超えたら株価を追うんやないで。やけどわいはこの銘柄が好きやで。

 

 

SPACは当たればでかいですよね。

 

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