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【ジム・クレイマー】決算シーズンに突入する今の7つの心配事!キャッシュポジションを増やすべき!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの4/13のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

株式市場が高値を更新している時は、いいことが起きることを考えるよりは、何か悪いことが起きる可能性が無いかを探した方がええんや。もしそのように考えないとしたら、いい投資家になるために必要な思考能力が欠けとるということなんやで。JNJのワクチンが血栓の副作用のためにCDCがその使用を一時見送るべきや勧告したというニュースがでたが、そしてそれでリオープニング株が今日は冴えなかったが、わいらにはモデルナもファイザーもあるから大丈夫や。やけどこの決算シーズンの開始を明日に控えて、それとは別に7つの心配事を言いたいと思うで。わいはわいのファンドで、念のために株を売って、$150,000のお金をマーケットから抜いたんや。

 

心配事一つ目は決算や。今週は銀行の決算があるが、ここまで株価は上がってしもうとる。こうなってくると決算の数字はパーフェクトやないと許されん状況や。イールドカーブはかつてより悪くはない。あとは彼らの株価の値段やが、ここまで上がってたが残りのマーケットと比べるとまだ安いということも言えるんや。だから今まで持ち続けた人はそのまま持っておけばええと思うで。やけど今の状況で新規買いするのがええかというと、どうやろうか。もしあなたが、Fedが本当に金融引き締めを当分やらずに、しかも他の銘柄が銀行株に比べたら高すぎると思うんやったが、今銀行株を買う必要は無いで。銀行の決算は一般的に難しくて、その後の株価の反応はさいころをふるような感じのこともあって、すぐ失望してしまう人も多く出たりするから、どうなるかやな。

 

心配事の二つ目はインフレや。わいはFedのパウエル議長が、インフレは一時的やと言うたのは正しいと思っとる。わいは石油は人為的に上がっとる思っとる。バイデン大統領が採掘を制限したりするんやないかという心配があるのは確かやが、サウジアラビアの動向次第で$10ぐらい落ちる可能性もあると思うで。プラスチックはめちゃめちゃ上がってしまっとる。これは大寒波が湾岸を襲ったことも関係があるんや。もしここからの回復が何か月もかかったらどうなる?価格の高騰はずっと続いたらどうなる?一時的じゃなかったらどうなる?パウエルが考えを修正せんとあかんことにならんか?わいはもしかしたら、パウエルの、インフレは一時的やという意見に、希望を持ちすぎとるんやないやろうか?

 

心配事の三つ目はエンドレスな供給や。明日、水曜は、CoinbaseのIPOがあるで。ここのところのIPOの中で最も大きな会社や。ダイレクトオファリングでの上場や。彼らの将来像が今一はっきりせんと言う点で、機関投資家がはたしてこれに触るのかはわからん。個人投資家が群がってWallStreetBets銘柄のようになって、株式市場やビットコインが混乱せんとええんやが。今年に入ってからだけでも多くのディールを目にしてきた。SPACもものすごい勢いや。SPACのGRABは370億ドルを手に入れる予定は。この会社はUberと銀行をあわせたような感じに見えるで。真剣なディールに見えるで、スポンサーが離れてないからな。やけどとにかくSPACは数が多すぎて有象無象過ぎるで。SECはSPACを調べんのか?前からいっとるように、株式の供給過剰はブルマーケットを殺すんや。CoinbaseのIPOがどうなるか、見てみようやないか。わいはテクノロジー会社の37%が利益を出してないという今の状況が好きやないで。2000年以来の高水準や。供給過剰で疑問がいっぱいわいてくるで。

 

心配事の四つ目はCOVIDのことや。ソーシャルディスタンスはもう過去のことのようになっとる。わいらはウイルスをもうコントロールできとるかのようにふるまっとる。やけど誰も、ワクチンが全ての変異種にきくのかどうかの明確な答えは持ってないで。人々はもう隔離に心底うんざりしとって、ウイルスは致死的なものだということを忘れ、マスクすら必要ないかのように思っとるんや。そしてJNJのワクチン問題や。そもそもその製造がうまくいってなかったんや。そして血栓問題や。わいらはワクチンをどれぐらいの頻度で打ち続けんとあかんのかもわかってない。たぶんワクチンを打った人も再度打たんとあかんくなるやろう。ワクチン製造がどうなるのか。わいらは皆つかれとる。やけどわいらは皆、油断しとったら、ワクチンが足らんくなって、ウイルスに対するガードを下げんとあかんくなるかもしれん状況もあると、そう思っとかんとあかんのや。

 

心配事の五つ目は、S&P ocillatorが買われすぎのレベルにあるということや。まだそこまでひどくはないが、ここまでの上がりの後は、更に一段高ジャンプするよりは、株価の下落の方がおこりやすいと思っとった方が、わいにはしっくりくるで。先週のTom Demarkの解析を見ても、そう思っとった方がしっくりくるで。

 

心配事の六つ目やが、供給不足、特に半導体の供給不足がわいを不安にさせるんや。半導体製造を劇的に回復させうるだけの会社は無いんや。Ford (F)やGM (GM)のような会社は半導体不足で車の製造がままならんのや。事態が良くなる兆候は今のところ見えてきてないで。バイデン大統領が半導体問題にある程度積極的なのは素晴らしいことやが、数か月で半導体製造工場がぼこぼこ立ち上がるわけでもないで。この半導体不足は、何年も前に、半導体製造を他の国の会社に任せてしまったことが原因や。

 

最後、心配事の七つ目やが、海外との関係や。新しい大統領になって、イランも北朝鮮もロシアも中国も、お手並みを拝見しようという感じでいろいろ動いとる。ブッシュ大統領が9.11の後「悪の枢軸国」をはっきりさせたように、バイデン大統領もやらんとあかんかもしれんで。どう見ても悪の枢軸国がおるんや。最も重要な問題は中国や。台湾問題も、机上の空論という感じでは無くなって来とるんや。わいにとっては、中国がどちらにしろ台湾を所有しとるという中国の主張が、今世界で最も危険なストーリーの一つになっとると感じるで。ある日突然、中国政府が直接的な介入を力づくで行う可能性もあるんや。昨晩25の戦闘機が台湾の空域を犯したのは予行演習やろ?

 

わいはBearではないで。やけどわいのファンドは大きくポジションを削ったから、その理由を言いたかったんや。マーケットは一つや二つの問題なら飲み込むことができるかもしれんが、全ての問題を飲み込むことはできんかもしれん。やからちょっとでもええからキャッシュポジションを積み上げて、下落の方向に動く時のために備えとってもええんやないやろうか。

 

 

今フルインベストメントです。。

 

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