こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの5/3のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はダウは+0.70%、SP500は+0.27%やったが、ナスダックは-0.48%と下がったんや。ナスダックはFAANGのパワーなしでは力強くおしあがることができんのや。そしてそのFAANGは素晴らしい決算を出して、そしてFAANGやろうがハードウェアやろうがソフトウェアやろうがEV関連やろうがSPACやろうが、バブルなんやないかという人がいて、素晴らしい決算を出しても上がらない株が多くあるのは株式市場がピークやからという人がいる。
やけどそれは間違ったものの見方なんや。なんでナスダックが下がったのか?それはテクノロジー株がピークやからやないで。ただローテーションがおこっとるというだけの話や。全てのセクターを同時に押し上げるだけの十分なお金は出回ってないんや。テクノロジー株は最近大きく上がったやろ。今はちょっとクールダウンする時なんや。そしてその間にテクノロジー株以外が追い付くんや。これがいつものパターンやし、去年のボトムを付けた時もそんな感じやったんやが、年中Bearの人たちはそれがわからんのや。ちょっと下がったら、やれ下落だ、それ下落だと騒ぎ立てるんや。そして下落している銘柄の背後に上がっている銘柄あることには触れようとせんのや。
そこのところの今日の動きを詳しく語る前に、ウォーレンバフェットのことについて取り上げたいんや。ウォーレン・バフェットの投資会社バークシャー・ハサウェイが1日、株主総会を開いたやろ。そこでバフェットは、最近急増しとる個人投資家が投機的な株取引をしていて、多くの人がカジノにいると言ったんや。警鐘を鳴らしたということなんやが、それについて触れておきたい。なぜならこのことは皆にとって大事なことやから。特に若い、新しい投資家にとって大事なことやから。
20年前、個別株銘柄選択は廃れたんや。その世代の投資家たちは、インデックスファンドを上回る成績をおさめることなんか不可能やと教えられた世代なんや。だから個別株投資をトライしない人も多くいたんや。ただただインデックスファンドにお金を皆入れたんや。やけどその前の世代の投資家は、全く違うことを言われたんや。そしてそのためのスキルを学んだんや。どうやって個別株銘柄をピックするのか。まずその会社への興味からはじまって、ファンダメンタルズを学んで、その業界のスタンダードなど、他の情報も集めて、個別株銘柄に投資する。これはバフェットの手法やないで。ピーターリンチの手法や。伝説的なファンドマネジャーや。フィデリティインベスメンツのファンドマネージャーとしてマゼラン・ファンドとかを運用して名をはせたんや。
ピーターリンチは多くの本も買いとるが、そこに書かれとる手法はわいもできるしあなたもできることや。誰でもできることや。まず観察して、勉強して、そして行動するんや。One up on Wall Streetで詳しく書かれとる。Amazonで売られとる20年も前に出た本屋が、内容は古くなってないで。そしてこのピーターリンチの手法は今ほど簡単にできる時代はないで。ネットのおかげで今までにないぐらい簡単にリサーチができるようになったからや。わいはウォーレンバフェットを尊敬しとるで。やけどわいはピーターリンチ・ガイや。ピーターリンチは投資信託を運用しとったにも関わらず、それと競合するような個別株投資の素晴らしさを広めとったんや。そして起こったのがドットコム・バブルと金融危機や。こういうことをきっかけに、ピーターリンチの方法は勢いを失ったんや。1990年代は個別株投資は素晴らしい資産を増やす方法やとされとったのが、いつのまにやら個別株投資は愚か者のゲームやと思われるようになってしもうた。ローコストのインデックスファンドに人が流れていったんや。
個別株投資とインデックスファンド。どっちがええんや?わいが考えとるのは、両極端に振れるのではなく、両方やるというハイブリッドモデルや。もしあなたが銘柄研究の時間がとれなかったり、それに時間を使う気が無ければ、インデックスファンドはまさに素晴らしいお金の置き所や。やけど個別株投資は時間とお金の無駄やというのはとてもじゃないけど言いすぎなんや。確かに多くの勉強が必要になるが、個別株投資はインデックス投資をパフォーマンスにおいて大きく凌駕し得るんや。だからわいはハイブリッドモデルがベストやと思うんや。わいは全てを個別株につっこむべきとも、全てをインデックスにおくべきとも思わんで。老後資金とかはインデックスファンドで運用したらええ。やけどリスクをとることのできる部分、いわゆるあなたの「Mad Money」は個別株投資で大きなリターンを狙いに行くべきや。わいはあなたに、どうせ個別株投資なんかしても報われないとは決して思ってほしくないんや。だから毎晩Mad Moneyであなたの考えをヘルプするために個別株について語っとるんや。それによってあなた自身のホームワークを助けたいんや。何か決めつけて言っとるんやないで。全てはあなた自身が考えるためのサポートなんや。
ということで今日の株式市場の動きに戻ると、わいはもう長い間、リオープニングについて語ってきたやろ。そしてそのリオープニングがまさに今現実のものになっとる最中なんや。そこで二つ大事な点がある。まず一つ目は、リオープニングでぶちあがるリオープニング銘柄を買わんとあかんということや。そして二つ目は、リオープニング銘柄を買うために資金がいるということや。だから人々が今やっとることは、リオープニングに関係ない、テクノロジー銘柄のような株を売って資金をつくるということなんや。わいはそのこと自体めちゃめちゃ正しいとは思わんが、なぜならお金はまたテクノロジー株に戻ると思っとるからやが、やけどおこっとるのはそういうことなんや。リオープニング銘柄もそれ以外の銘柄も両方買える資金があればええんやが、皆そうやないんや。資金が無いから全てのセクターが上がることができんのや。
ところでリオープニング銘柄もその多くはここまで大きく上がってきたで。もしかしたらその動きをミスしてしもうたと思っとる人もおるかもしれん。もう乗り遅れてしもうた、と。そう思うのは理解できるが、やけどそこでわいは考え直してもらいたいで。なぜならまだまだBearがBullに転換するところまでは全然いってないからや。そこで今からでも買える、ここからまだまだ上にいくであろう銘柄を言っていきたいと思うで。
まずはWalmartや。アメリカで最も大きなリテールや。リオープニングで盛り上がったら人々はまたWalmartに行くで。高値からまだ11%も下のところや。Walmartプラスが弱くなっとると思われとるが、わいはWalmartは上に行くと思うで。二つ目はCostcoや。新規店の開店をし続けとるし、会員数も増えとるんや。わいはこの店、likeやないで。loveや。三つ目はLowesや。わいはHome DepotもTargetも好きやが、Lowesはまだ10%も高値から下なんや。わいがこの週末やったみたいに、Lowesに行ってみるとええで。日曜日だって朝の6:30からあいとって、忙しくビジネスをやっとるんや。店を歩いて工具類とかどれぐらい品薄になっとるのか見てみればええで。家電も売れとるんや。だから四つ目のWhirlpoolや。決算のカンファレンスコールは良かったで。そして五つ目のBlack &Deckerの決算でも48%成長とか、とんでもないんや。
六つ目やが、クオリティーの高いアパレル会社がたくさんあるんや。PVHや。そして七つ目のVFCorpや。そしてわいのお気に入りが八個目のRalph Laurenや。わいは今月の決算の売り上げとかめちゃめちゃええと思うで。そしてわいは九個目にRHをあげたいで。めちゃめちゃええと思うで。わいのワイフがここで椅子を買いまくったりするんやが、やめてくれんかな。。暖炉の周りにいったいどれだけの数の椅子があれば彼女は満足するというんだ。。ここまでRHは上がってきたが、まだまだ十分な買い推奨をうけてないで。そして最後にLAGトレードや。Lbrands、Americal Eagle Outfitters、そしてGapや。ここまでどれも大きく上がってきたが、Matt Bossはまだまだここからやというとる。
わいは物事をシンプルにしようとしとるわけやない。ピーターリンチのように投資したかったら、興味がある会社には実際にいって、あれこれ物を見て、服だったら試着してみんとあかん。興味を惹かれるものはなんでも、首を突っ込んでみんとあかん。やけど、リタイアメントアカウントとかはインデックスファンドで運用しながらも、今あげたようなリオープニング銘柄を一つ二つ買うのをお薦めするんや。わいは例え偉大なウォーレンバフェットが個別株投資の危険性に警鐘を鳴らそうとも、個別株を推奨するのをこわがらんで。
ジムクレイマーは個別株投資どころか投機もある程度薦めていますもんね。
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