アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】今年の第二四半期で好成績の株を見れば、後半の戦い方が見えてくるで!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/6のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは-0.6%、SP500は-0.2%、ナスダックは+0.17%やったで。今年の下半期も始まったことやし、ここまで今年どの株のパフォーマンスが良かったかを振り返るのは、今年の残りどうなるのかを考えるのに有意義やと思うで。SP500とナスダックの両方のベストを考えた方がええと思うんや。このブル・マーケットでどれほど多くのセクターが上がったかがわかりやすいからな。例えば、ここまでベストの株はリオープニング株やないかと思った人もおるやろう。やけどそれはほとんど間違いなんや。トップの10銘柄のうちの多くは、リオープニングとはほとんど関係ない銘柄なんや。むしろパンデミック関係が上がっとるんや。しかもトップの10銘柄リストは過度なプロモーションによるものではないで。むしろわいが思い出せるものの中でも最も目立たない、控えめと言っていい銘柄達なんや。バリュー対グロースのような間違った二分法で煽られた株でもないんや。バリューとかグロースと言った意味のない区分けは、ベストの中のベストの銘柄を論じる時には無意味なんや。ベストパフォーマーを見ていくことで、多様な株が上がっとるということがわかって、今年の後半のアイディアの基になるやろう。まずはSP500の方を見ていこうやないか。3/31の終値から6/30の終値でどれぐらい上がったかを見とるんやで。

 

まずはNvidia (NVDA)や。49.85%も上がっとるんや。この株は永続的に上がり続ける銘柄として初めての最も明らかな例や。AIとかゲーミング・プラットフォーム会社や。いろんなことをやっとるが二つ要約するとそういうことになる。現代のダ・ビンチであるCEOのJensen Huangが組織した素晴らしいチームは我々を驚かせ続けるで。今この株は最も大きな半導体株で5160億ドルや。5年前は150億ドルやったんや。素晴らしいガイダンスの引き上げをやったんや。そしてArm Holdingsの買収が実現するやろうという期待が高まっとるんや。携帯電話やPCのArmとNvidiaはオーバーラップしてないで。だから論理的に素晴らしい買収なんや。

 

この買収に対する大きな手掛かりとして、この前の週末、ArmのCEOのSimon Segars本人がブログで、彼はNvidiaのArm買収を認めることがイギリスにとってどれほど重要かを書いたんや。「もしArmとNvidiaが組み合わされれば将来のテクノロジーを更に高みに引き上げる素晴らしい可能性がある」と書いたんや。「短期で売り上げと利益の成長を見せ続けなければいけないことは、自分たちが将来に投資をしたり事業を拡張したり革新的であろうとすることを難しくしている。買収はArmと我々の顧客にとってベストの機会で、イギリスにとってAI分野で重要なプレイヤーであり続けるために重要だ。」イギリスにとってイギリスのテクノロジーを衰退させるわけにはいかないんやが、Segarsははっきりと、買収はイギリスのタレントを失うものではなく、むしろイギリスのテクノロジーのリソースを増やすものやと書いとるんや。注目すべきや。

 

Nvidiaのカードは仮想通貨のマイニングに使われとってそこに注目しとる人もおると思うが、それは彼らのビジネスのほんの一部やで。Jensenは多くのことをやっとるんや。ゲーミング、ハイパフォーマンス・コンピューティング、産業ロボット、詐欺のディテクション、あらゆる面でNvidiaは活躍しとるんや。Jensenは自動運転車にも大きな興味を抱いとる。メルセデスと一緒にやっとるんや。自動運転車の分野の進展は、自動運転車の事故、時には人の死亡事故が出ることで遅れとったりするんや。人間が運転しても居眠り運転とか疲れすぎとか不注意とか飲酒運転で死亡事故が起きとるんやが、やけど新しいことには敷居が高いもんや。やけどもし完全な自動運転車を作れるとしたらそれはJensenやろう。

 

二つ目の銘柄は、エネルギー銘柄や。Devon (DVN)や。33.59%も上がっとるんや。Rick Muncriefによって経営されとるんやが、新しいDevonはWPXと合併してできたんや。そしてRick MuncriefはWPXを率いとったんや。なんでDevonよりずっと小さいWPXのRick Muncriefが今指揮をとっとるのか不思議に思う人もおるかもしれんが、わいは彼に前にあって、なんで彼が合併後の会社を指揮しとって、しかもそれがうまくいっとるのか理由がわかるで。彼はこの前のカンファレンスコールでも、「歴史的な生産量のグロースではなくて、再投資率の削減とフリーキャッシュフローの上昇がこの業界の勝者を作り出す」というとるんや。彼が株主にリターンしとる配当はほとんどの他の石油会社より大きいものや。この会社のパーミヤンのハイクオリティーな資産とここから石油がどこへ行くのかというのを考えると、今年の後半なぜこの株を持った方がいいのかわかるやろ?

 

わいはNvidiaのJensenを現代のダ・ビンチと呼ぶが、Pool Corporation (POOL)のCEOのPete Arvanはこの前の自社の決算を「現代のミケランジェロ」と呼んだんや。傲慢やと思うか?やけどこの会社はまだまだ今は「真の傑作へのウォームアップ」で、まだまだこれからかもしれんのや。Pool Corporationはあなたがプールを持つのに必要な全てのものを売っとる会社や。家の裏庭にプールをつくる状況の時にええ銘柄や。なんでこのリオープニングの時期に上がっとるんや?Peteは何といっとるかというと、家の値段が上がって金利が低くて雇用が復活してきていてミレニアル世代がハウジングマーケットに参加してきてて、そういうホームオーナーのプール会社への好ましいダイナミクスが動いとると言うんや。やから株価は32.85%も上がったんや。そういうことがなければこの会社のことをわいは心配するんやがな。多くの人が家から働くことが定着するニューノーマルになれば別なんやが。とにかくでもハウジングマーケットが強ければこの会社も大丈夫やで。

 

リオープニング銘柄が四番目の銘柄でついに登場や。Gartner (IT)や。コンサル会社なんやが、対面での会議で知られとるんや。株価は32.68%上がっとって、この会社はパンデミック中に多くの新しいビジネスをやったんやが、やっぱり買い手の関心は、去年と比較してのパフォーマンスでええ数字が出るんやないかということや。わいはええ数字が出ることが明らか過ぎて、この株はもう十分上がっとると思うから、わいは今年の後半はこの銘柄はパスやな。

 

五番目の銘柄はEquifax (EFX)や。32.23%上がったんや。四年前にこの銘柄を伸びると言ったら冗談にしかならんかったんやが、彼らは生き残ったんや。驚くべきことに彼らの新しい商品は好調で、家のローンビジネスも好調で、クレジットチェックも人々がもっと買い物しだしたらより盛況になるやろう。この前の決算は予想より素晴らしい数字でしかもアグレッシブな自社株買いを発表して人々にショックを与えたんや。わいは今年後半もこの銘柄はええと思うで。ビジネスをクラウドに移行しとって、より安くより安全にできるんや。わいらはこの会社をクレジット・モニタリング会社や確認会社とだけ思っとるが、1億1500万人のアクティブ・ユーザーがおる会社やとは思ってないやろ?ビジネスは加速しとるんや。もしかしたら、最も注意を払われてない素晴らしいフィンテックかもしれんで。

 

次にナスダックの方を見ていこうやないか。普通に考えたらパンデミック中に好調やった銘柄でそこでビジネスを伸ばしたら、リオープニング中でビジネスは減速すると思うやろ。やけど違うんや。それは結局誤ったとらえ方やったんや。素晴らしい会社の中には、パンデミック中に伸びて、それを好機にCEOが素晴らしい先見性で予想されとるよりはるかに更にビジネスを伸ばしたりしとるんや。一つ目の銘柄はショッキングな79.44%という上がりを見せたModerna (MRNA)や。2021年に売り上げのピークが来ると予想されとった会社がこんなに伸びとるんや。やけどワクチンがこれほど必要な世界では当然のことかもしれん。デルタ株の脅威とかを考えると、2022年は更に素晴らしい数字を出すはずや。

 

最近のアナリストは2021年の売り上げが250億ドルで、2022年は180億ドルと、落ちると予想しとったんやが、2022年の売り上げはまだまだ伸びそうや。コロナウイルスはわいらが思っとったよりも制御できてないかもしれんからな。EUもアメリカもどんどんワクチンを欲しとる。そしてインドにもいっぱい売る予定やし、アメリカの若者にもまだ必要や。モデルナの時価総額は930億ドルやが、多くの人がこの会社がGileadのようになるんやないかと恐れとると思うで。GileadはSovaldiがHepatitis Cをせん滅してから天井をつけたんや。もしCOVIDウイルスが駆逐されると思っとるんならそうかもしれんが、やけどデルタ株の脅威はまだまだ始まりでわいらは全員定期的にワクチンを打たんとあかんようになると思うんやったが、Modernaはまだまだ活躍するかもしれん。わいはCOVIDがおさまると同時に彼らが手掛けとる癌ワクチンがどうなるかが勝負やと思うで。ほとんどの人がModernaをCOVIDの会社として思ってないが、COVIDワクチンの莫大な売り上げに隠れて、ブロックバスター訳がどんどん進捗しとるかもしれんのや。わいは今はこの株は上がりすぎやと思うがな。

 

ナスダックの二位はNvidiaや。49.85%上がっとって、上記の通りや。三番目はDocuSign (DOCU)や。38.09%上がっとる。リオープニングがおこっとるにも関わらずや。この会社はagreement cloudとかの新しいカテゴリーを顧客に提供し続けとるんや。もはや単純に電子署名の会社やないんやで。公証人の分野にまで手を広げようとしとって、この分野は国際的に全然開発されてないんや。この会社はZoom (ZM)と共にCOVID銘柄として語られることが多いんやが、一方でZoomに関しては競争があって、国際間の移動の回復との競争や。わいはZoom株はまだ安すぎると思うが、Docusignの方が競争相手が少なくてしかもZoomと同じような本物の会社やと思うで。CEOのDan Springerがいつも言うとるが、皆Docusignを一回使ったら二度と離れようとせんのや。

 

COVIDの間はペット産業が隆盛やったんやが、四番目はIdexx Labs (IDXX)や。ペットの人間化のストーリーには成長を訝しがる声もあったんやが、やけどパンデミックでペットを飼う人が減ったということはないし、ペットを飼っとる人は複数ひき飼う人が多くて、しかもきちんと獣医につれていくんや。そして様々な病気についてテストして、Idexxのテストを使うんや。また、あまり知られてないことかもしれんが、この会社は中国でアフリカ豚熱のテストビジネスも展開しとるんや。今この株は利益の80倍と、高いんやが、やけど業績がそれを正当化しとるところもあるで。また29.07%上がるのは難しいかもしれんが、この後半も皆を驚かせる業績を出すかもしれんで。

 

五番目はIntuit (INTU)や。27.96%上がっとる。この会社は最も賢い会社か最も幸運な会社のどちらかや。わいにもどっちかはわからんで。もしかしたら両方かもしれん。2020年にCredit Karmaの買収に81億ドルを払って高すぎるんやないかと思われたんやが、40%のCredit Karmaの新しい顧客はIntuitからきとって、Credit Karmaはそれらの顧客にフリーでクレジットスコアを渡しとって、皆それに病みつきなんや。わいのお気に入りはTurboTaxや。Docusignと同じように、皆TurboTaxを使ったらもう二度と戻らんのや。わいはこの株は上がり続けるんやないかと思うで。

 

最後に、もう一つリオープニングプレイをあげておこう。Intuitive Surgical (ISRG)や。COVIDのパンデミック中は多くの手術が中止になったんやが、それが戻っとるんや。前の四半期で24.45%上がって、それは巨大な入替サイクルがあったからやが、まだまだ需要は満たされてないんや。この会社はより低価格で、より患者の負担少なく治療ができることを可能にしとるんや。結果もええんや。なんで強制的に皆ダ・ビンチを使うようにせんのや?そう思うぐらいや。Medtronic (MDT)のような会社が強い競合になると言われとるが、そんことずっと前から言われとるんや。わいはこの会社についていくで。わいは今あげた会社の中で、実際この株は最も今年の後半上がるんやないかと思っとるんや。わいはISRGを今買ってええと思うで。あとは、もしおちてきたらMRNAかな。やけどMRNAは理解するのが難しい株や、特に今の高値ではな。

 

 

今年の後半戦も楽しみですね。

 

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