こんにちはマカベェです。株式投資の際に大事なルールとして、ジム・クレイマーが25個あげているので、一つずつ見ていきましょう。
ジム・クレイマーの株式投資のための25のルール、その2は、「税金は払ってもOKだ。」です。ジム・クレイマーの株式投資大作戦という本の中にも書かれています。
税金を払うのが好きな人はいないやろう。こと税金に限っては皆払うのを毛嫌いして、どうにかして納税額を低く抑えられないか腐心するんや。特に株式投資をしている人の中には、病的にキャピタルゲイン税を払うことを嫌がってしまう人がいる。やからわいはこのルールを二番目に持って来とるんや。人々はしばしば、巨額な含み益を抱えて、やけど税金を払うことが嫌ということが頭にちらつくこともあって、それを利確しなかったりするんや。
例えば何年か前にある有名なヘッジファンドマネジャーがMacysの株を買うことを薦めとったことがあった。そしてその薦めで株を買った人ははじめは調子よく上がっていっとってMacys株を長年持っとった人も含めて多くの人がただただ上昇に乗っとったんや。利確したら税金を払わんとあかんということも頭にあったやろう。そうしたらショッピングモールの不振が来て、株価は半分になってしまったんや。わいはただずっと株を持ち続けることが正義やと思いこんどる人に何の同情もせんで。わいは含み益はしばしば、その価値の持続可能性がないことを知っとる。やけど皆、ロードオブザリングのゴラムのように、「自分は何も聞いてない、何も聞こえない」と、わいの言うことを聞かずにただただ株を持っとるんや。
あるいは2000年の3月にわいが「株を売り払ってこのドットコムバブルから撤退すべし」と多くの人にアドバイスした時、1000通以上もの抗議メールが届いて、その非難には、「そんなことしたら巨額の税金がとられるじゃないか」というものもあった。当時多くの人が短期の値上がり益を抱えていて、確かに短期利益の税金は長期保有の場合よりかなり高いんや。やけをわいは皆に返事を書いて、「利益を実現しない間は儲けとはいえん。税務署なんか問題やない」と送ったんや。やけどやっぱりゴラムのように皆耳を貸さんかった。
ただ今でも折に触れて、後悔のメールをしてくれる人もおる。税金を心配するあまり利益を実現せずに放置して、十分に利が乗っていたポートフォリオを大赤字にしてしまったことを後悔しとるんや。もし保有銘柄があまりにも急に値上がりして、大きく反落する可能性があると思ったら、税金を理由に売りそびれては絶対にあかんのや。税金というのは決して企業のファンダメンタルズを変える要因ではないことは自明や。税金を投資判断の基準にしたらあかんのや。
税金というのは利益の中からとられるものや。税金をとられても残りは利益や。やけど税金を払うのが嫌やからと利確せずにぼーっとして株価が半値になってみ?利益がふきとんでみ?どっちが得かバカじゃなければわかるやろ?税金のことなんか一切頭から追い払って、必要な利確は断行するんや。税金を怖がる前に損失を怖がるんや。このことを覚えといたらあなたは後悔せんで。
いい言葉です。
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