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【ジム・クレイマー】株式投資のための25のルール その14:下落を恐れず、常に備えよう。【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。株式投資の際に大事なルールとして、ジム・クレイマーが25個あげているので、一つずつ見ていきましょう。

ジム・クレイマーの株式投資のための25のルール、その14は、「下落を恐れず、常に備えよう。」です。ジム・クレイマーの株式投資大作戦という本の中にも書かれています。

 

過去何十年間を振りかえると、株価の大幅な下落が起こり得るイベントだということがわかるやろう。やけど多くの人は、株価の大きな下落というものは、まるで普通は起こり得ない、ショッキングなことのようにとらえておる。そう思っていると大きな相場の調整が着た後には、もう金輪際相場とは縁を切りたいと思ってしまうようになるんや。これは大間違いや。ジョーディマジオは56試合連続安打という歴史的な記録を打ち立てたんやが、57試合目でノーヒットだったからといってもうおしまいやということになるか?ならんやろ?

 

わいにとっては株価の下落は雨が降るみたいなもんや。雨は降るもんなんや。必ずおこることなんや。おきたからといってパニックになることはないんや。そしてだから、わいらはそれに対する準備をせんとあかんわけや。そして雨が降ってきたら傘をさしたり、コートを着たり、家の中で過ごせばええわけや。雨と同じように、株価の下落も当然おこるものと思っとくんや。そしてそれに対する備えをしておくんや。

 

もちろん株価の下落は全く予期しない感じで起こることもあるで。だいたいその前というのは株式市場は絶好調の状態で、わいはそういう時に警戒心がどんどん大きくなるんや。わいはヘッジファンドをやっとった時は、一日で2%以上ポートフォリオが上がると、ちょっと上がりすぎや、気を付けようと思ったんや。そういう時は株式市場が嵐になったら大きく損をするかもしれんという前触れやと思ったんや。株式市場が上がれが上がるほどわいは警戒度合いを増していっとったんや。そしてポジションを落としたりしとったんや。

 

時には大きな下落はおこらずに、一旦解消したポジションを恥を忍んで買い戻したりもするわけやが、やけど実際に大きな下落が起こった時にはわいの成績は他の人と比べてぐんと良くなったんや。いつ嵐がおこるかは誰にもわからんわけやが、わいはSP500 Proprietary Oscillatorの数字を見とるんや。+5になったら買われすぎで危険かもしれんから、わいはポジションを大幅に軽くして下落に備えるんや。逆に数字が-5になったら売られすぎで、ボトムが近いかもしれんのや。

 

下落に備えていて下落が来なかったとき、備えてない人よりもパフォーマンスは悪くなるかもしれん。やけど結局わいはこのやり方でヘッジファンドのマネージャー時代、他を凌駕する安定した成績を毎年出しとったんや。大きな下落に巻き込まれないようにすることのほうが、大きな上昇に余すところなくのるよりも大事なんやで。

 

 

いい言葉です。

 

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