こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの3/2のMad Moneyはどうだったでしょうか。
ハイグロースの会社が決算でええ数字を出しとるのにもかかわらず、決算後に株価が大きく下落するということがおこっとる。例えばSnowflakeや。クラウドベースのデータ解析会社や。わいが大好きな会社やということは知っとるやろ。この会社が決算後に20%以上も急落したんや。今回の決算の売り上げもEPSもめちゃめちゃ素晴らしかったんや。やけどウォール街が失望したのは今年通年の見通しや。成長速度が鈍化しとるんやないかということなんや。ここ三年間は三ケタの成長やったのがだんだん鈍化してきとるんや。そして今の地合いはこういうハイグロース株にとっては最悪や。Snowflakeのようにここまで高成長を続けてきた会社にも容赦がないんや。やけど今後の成長は本当に失望に値するもんなんか?CEOのFrank Slootmanに聞いてみようやないか。Frankよ、ようこそMad Moneyへ。
また会えてうれしいよ、ジム。
来てくれてありがとう。今日は大事な回や。決算の数字が手元にあるんやが、製品売り上げは素晴らしい。顧客の数の伸びも素晴らしい。どの数字も本当に素晴らしくて、他の会社に比べてベストな数字も多いんや。ただ、今年の通年の売り上げ見通しでYear over yearの売り上げ成長が65-67%になる、これが問題視されとるんや。今までに比べて減速を意味しとるからな。一方でわいは今の素晴らしい数字を見て、本当にこの減速は確かなのかなと思うところもあるんや。そこのところはどうなんや?
ガイダンスに関しては、そもそも自分たちのビジネスは使った分だけお金になるComsumption modelなんです。これは普通のsubscription型と違うのでわかりづらいかもしれませんね。私たちはそれぞれの四半期でそれぞれの顧客から売り上げた分を基に計算しています。普通だと年間契約とかをして月々の売り上げがどれぐらいかSaasモデルだと予想が簡単ですが、自分たちはその都度のComsimption modelで、今まだ顧客がどんどん増えていて、取引履歴が今までなかった人たちもいて、そういう中でComsumption modelでガイダンスを出してどれぐらい自分たちは成長するのかを予測するのはずれが生じることがあるのです。例えば去年は82%成長かなというガイダンスを出していたのですが、結局106%でした。そういうことなんです。Comsumption modelはsubscription型やSaaS型と違って売り上げのケイデンスとかが読みにくいのです。ただこういうこともこれから徐々に皆さんにわかっていただいて慣れていただけると思っています。
フリーキャッシュフローとか素晴らしいよな。やけど皆そういう素晴らしい数字は評価せずに、ガイダンスの成長率の減速にとらわれとるんや。わいはあなたの会社がSaaSモデルじゃないことは理解しとるが、やけどこのフリーキャッシュフローを見ると、あなたの顧客はあなたの製品をより使っていっとるということやと思うんや。やけどその未来を予想するのがめちゃめちゃ難しい、そういうことなんやろ。しかも顧客のretention rateを見るに、皆あなたの製品を気に入っとってどんどん使っとるんやろ。
そうです、私は雪だるま効果と言っているのですが、会社が大きくなるにつれて、より強大に、より早く顧客を捕まえながら成長するのです。それはこの決算の数字からも読み取れると思います。
顧客リストを見ても素晴らしいよな。皆あなたの製品をテストで使ったら、もう離れられなくなるみたいや。ChipotleもBlackrockもAlbertsonもDominoもAdobeも、皆あなたのシステムを使ったらやめないどころかもっとどんどん使うようになるよな。でもそうやったら、確かに未来の予測はしづらいが、これほど今の顧客が喜んどるということで、ガイダンスも明るいものを出したらよかったんちゃうんか?それともガイダンスが予測しづらいということで、もうこれはしょうがないことなんか?わいはあなたが出したガイダンスよりも結局はずっといい業績をあげることになると思うんやが。
私たちはデータ分析の会社らしく、データに基づくアプローチをとっています。いい加減な勝手な見積もりはしませんし、抑えめに、コンサバティブな数字を出すことに問題を感じません。予想は予想です。大事なのは結果です。予想が良くて人々を失望させてはダメですが。
わいはあなたの考え方が好きやで。アナリストはやけどあなたが言った数字を基に考えてしまうんや。しかし多くのCEOは全然中身がないのにあるように言おうとする。だからわいはあなたに驚きや。こんなにええ決算の数字なのに控えめなガイダンスを出してしまう。こんなにすごいオペレーティングキャッシュフローがあって、事業は強固やというのに。やけどこれがFrank Slootmanという男なんやな。わいが言っとることは、わいの見方は正しいやろ。
はい、正しいです。私たちは素晴らしいビジネスをしていると思っています。そしてこれはマラソンです。一四半期の勝負でも一年の勝負でもありません。私たちはまだまだ初期段階にいるのです。私たちが素晴らしければどうなったっていずれ正当な評価はついてくると思います。開発者のデータアプリケーション構築や共有を支援するストリームリットという会社の買収で合意したことを発表できたことも自分たちは本当にエキサイトしています。そして例えばInstacartを見てください。パンデミック中の急増する需要にもスケールアップで対応することができた。それは私たちのシステムがそれを可能にしているのです。自在にスケールアップができる。極端なシナリオでも。それが私たちのシステムなのです。
なるほど、今日はよくわかったで。あなたは素晴らしい男でコンサバティブな面もある堅実な男や。いつも率直に物事を語ってくれてありがとう。わいはSnowflakeが大好きや。
ありがとうジム。
Snowflake、買い増そうかな。。
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