こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/4のMad Moneyはどうだったでしょうか。
今日はダウは+0.30%、SP500は+0.81%、そしてナスダックは+1.98%と上昇の日になったんや。さて、株式市場全体の株価が大分戻ってきて、今こそ、ここまで大きく叩かれてきた、所謂パンデミック銘柄に注目しようやないか。皆がワクチンを打ってCOVIDの脅威が遠ざかってからというもの、パンデミック中にめちゃめちゃ上がった、いわゆるパンデミック株は大きく下落してきたんや。皆がオフィスに戻っていくリオープニングのフェーズでは敗者の烙印を押されとったんや。デルタ株とかオミクロン株の感染拡大で一時的に息を吹き返した時もあったが、概ね大きく下落してきたんや。もしパンデミック株を持ち続けとったらそれは今あなたのポートフォリオをめちゃめちゃにしとるやろう。そしてそれがナスダックが大きく下落した原因の一つでもあったんや。
やけど、それも今日までなのか?というような動きが見えるんや。なんで今パンデミック株がリバウンドしとるのか、その理由はわいにははっきりとはわからんのや。株価が結構戻ってきたため、まだ上がっていない割安そうな出遅れ株を物色する人が増えたのかもしれん。Twitterはパンデミック株の一つで、パンデミック中には好調やったが、いざ下落局面に入ったら今は醜い動きをしとったよな。それが、イーロンマスクがTwitter株の9.2%を買いあさっとるというニュースで今日爆上がりや。そういう動きが関係あるのかもしれん。まあとりあえず、一つ一つのパンデミック株をそれぞれ見ていこうやないか。
まずは典型的なパンデミック株であるPelotonを見てみようやないか。室内のラン二ングマシーンとかのフィットネス器具の会社や。パンデミックの時に誰もジムに行きたくなくて、需要が強くて大きく伸びたんや。この株は去年のはじめには$171までいったんやが、今は$20台なんや。こんなにひどい下落はそうそうお目にかかれないで。もはや経営陣がどれほど優秀やろうが、もはや関係ないかのような下がりや。Pelotonは何か新しいものを取り入れんとあかんやろう。期待できるのは、今年の2月からCEOはBarry McCarthyや。NetflixのCFOやったし、SpotifyでもCFOとして辣腕を振るった男や。わいはMcCarthyが率いとる限り、この株にBullishやで。例え今回の決算が悪かったとしてもわいはPelotonは持つ価値があると思うで。長期的目線で見ればバーゲンやと思うし、今日の5.7%の上がりというのは、わいにとっては腑に落ちるで。
次もめちゃめちゃ典型的なパンデミック株や。Zoom Videoや。Zoomの株価はめちゃめちゃ高くまで行ったで。高すぎて太陽に近づきすぎたんや。やけどそこからひどい下落や。%588からたった一年半の間に$124にまで下落しとるんや。本当にドットコム時代を彷彿させるで。ただドットコムバブルの時は実体ビジネスがあかん会社が多かったが、Zoomは素晴らしいビジネスをしとるんや。ただ株価は高く上がりすぎたということなんや。問題は、今でもバリュエーションは高いということや。利益の35倍や。Zoomのビデオ会議ツールは素晴らしいが、この会社はそれ以外に何かをせんとあかんで。ビデオや電話ツールでもっと特別なことをせん限りは、そして他の分野もあわせて価値を上げんことには、激しい競争に飲み込まれてしまうで。もしZoomが今のビジネスのままやったら、わいはこの株を持つのはごめんやで。
わいはそのことを同じようなパンデミック株であるDocusignにも感じるんや。この会社は素晴らしい製品を持っとるんや。電子署名だけじゃないで。契約に関するものの包括的なサービスで、それは素晴らしくて、リーチは拡大すらしとるんやが、ただ、COVIDの脅威が無くなるにつれて対面での仕事も増えてきたんや。全てでは無いが、やけど確実に古い、対面式のやり方に戻っとるビジネスがあるんや。そしてDocusignは利益の56倍と、高いバリュエーションなんや。今高値から大きく下落しとるのに、下落した今でまだこの高さなんや。まだ下にいくかもしれんで。$112で株価の下落が止まる理由は無いかもしれんのや。
さて、パンデミック株といえばRokuも挙げられるで。パンデミック中はテレビに関るものは大きく上がったからな。Rokuの株は$60以下の株価から$490まで吹き上がったんやが、$134まで戻ってきて、今この戻って下落した時でさえまだ、利益の79倍と高いバリュエーションなんや。今日この株は7%以上も上がったが、なぜかというと、Amazonとのディールを延長したからや。やけどわいはそれは自明のことと思っとったんや。イーロンマスクがTwitterみたいにRokuを大きく買わん限りは、わいはこの上がりは一過性やと思うで。
さて、次のパンデミック株としてDoordashにいきたいんやが、これは複雑なんや。株価は$250まで上がった後に、$75まで下がって、リバウンドがあって今$127や。長期では、わいはこの会社には大きな希望があると思うで。ただし、今はお金を失っていってて、そういう会社を今薦めることはできんのや。今利益を出す会社がキングになる状況なんや。Doordashは素晴らしいストーリーを持っとって、小さいレストランとかはDoordash無しにはパンデミックは生き残れなかったやろう店も多いんやけどな。
後はShopifyとかEtsyはどうや?なんでこれらの株はパンデミック株みたいにトレードされとるんや?わいはShopifyがAmazonに対抗する哲学を持っとることはわかっとるが、この会社が成功するためにはマーケットキャップをどんどん伸ばしていくことが必要やと思うで。今日は+4.95%とええ動きやったけどな。Etsyに関しては、わいはどうやってこの会社の株を評価したらええかわからんで。マーケットキャップは小さすぎるように見える。$170という時価総額は、この会社の商売の機会を考えるとまだまだ小さすぎるで。ハンドメイド商品のオンラインマーケットプレイスは、まだまだ世界中の至る所で伸びるやろう。特に多くの女性が、ついに自分のビジネスを簡単に持てるようにするということを実現しとるんや。このことは長期のBullishなトレンドや。わいはこの株は長期では上に行くと思うんや。
じゃあPayPalはどうや?オンライン支払のフィンテックやが、年率20%で成長しとるんやが、わいはPayPalが好きやで。ベストなワールドワイドな支払いネットワークになり得るんや。どれだけ株価が高くても高い成長率がその株価を正当化するんや。、、、、、そう思っとったんや。わいは間違っとったんや。PayPalは今年は18%の成長を見せると言うとるんやが、わいはそれが実現できるとは思わんで。グロース株において成長が減速した時は、それまでのバリュエーションを支えたものが無くなって株価はクラッシュするんや。それが今おこっとることで、株価は$310から$92まで落ちたんや。もしあなたがPayPalの成長率が戻ってくると思うなら、今利益の26倍の株価は買いやで。Wells FargoはPayPalのレーティングを、1.5兆ドルの商売の機会の大きさも考えてOverweightにしとるんやが、まあでもわいはとにかくここまでは間違えたんや。この株はここのところずっと敗者やし、今のわいのポートフォリオも傷つけられとるんや。
最後にAMDをあげときたいんやが、去年株価は$160以上までいったんやが、一月には$99まで下がって、ひどい動きやったんや。AMDの二つのメインビジネスはCPUとグラフィックチップや。PCに不可欠やが、今は多くの人がPCがスローダウンしとると思っとるんや。かつてリモートワークでホームオフィスを皆つくらんとあかんかった時、皆パソコンを買ったんや。やけどその需要が後退しとるというわけや。やけどゲーミング業界での需要は強くて、多くのコンソールは売り切れとって、パフォーマンスコンピューティングの分野でぐいぐいいっとる。今日はデータセンターの企業のペンサンドを買収したニュースが出たやろ。そしてXilinxのディールでどんどんすそ野を広げとるんや。CEOのLisa Suは、今朝のSquwk on the Streetという番組で、30%の成長率に言及したんや。今この株は利益の27倍で、それはめちゃめちゃ馬鹿げとるほど安くはないが、やけど普通に考えて安いんや。AMDは半導体株の中でもベストやし、エンタープライズのビジネスを大きくやっとって、Consumer Companyじゃなくて、コホート的にも一番強いエンタープライズ向けのビジネスも素晴らしいんや。
結論やが、今日所謂パンデミック株が大きく上がっとるわけやが、そしてそれがナスダックの上昇を牽引したりしとるわけやが、どの株をこれから買ったらええかというのはケースバイケースなんや。一過性の上がりのものもあるやろうが、クオリティーの高い会社があまりにも安く買いたたかれとるものも散見されるから、そういう株に関してはこれからもバウンスしていくやろう。
もはやパンデミック株がなつかしいですね。
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