アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】今までずっとひどく嫌われてきた会社が突然息を吹き返すこともあるんやで!フィンテックは全部死んだと思ったか?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/12のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

マーケットは今日はハードにバウンスすべきやと思ったんや。なぜなら債券金利が下がっとるからな。しかめ特段に悪いニュースも別になかったからな。やけどやっぱりマーケットがきれいに上昇するにはまだ時間がかかるのかもしれんな。ダウは-0.33%、SP500は-0.13%と下落して、ナスダックは上昇したもののたった+0.06%やったんや。わいのCNBC Investing Clubの会員の人ならわかると思うが、わいのファンドがやっとるのはハイグレードな、今の状況でも持てる株を買い増しとるんや。今の状況にあわない銘柄は売ったりしとるんやが、それは痛みを伴なうんや。

 

買いの時は、今の状況で、スローダウン時でも大丈夫な株を注意深く選ばんとあかんで。そして大事なことは、ポートフォリオの中で、ダメな下落しとる銘柄を救ったりナンピンしたりするために、儲かっている銘柄を売るということを絶対にしてはあかんと心に刻むことや。今の地合いでは勝者と敗者に大きく銘柄が別れとるかもしれんが、敗者株を救うために勝者株を売ったら絶対にあかんのや。その真逆をやらんとあかんのや。敗者をきって、勝者に倍プッシュや。

 

仮想通貨も含めて資産の破壊がおきていて、それを皆心配しとるんや。かつて栄華を誇ったFAANG株の体たらくにもわいらはしょげとるわけやが、そして株式市場なんか見たくないと思っとるかもしれんが、わいはこういう状況の中でも買いの好機を探すのを止めないでほしいんや。富の形成にはそれが必要なんやから。それを手伝うのがわいのMad Moneyというわけや。ということで今夜は今の陰鬱なマーケットの雰囲気をぶち破れるかもしれん会社のCEOのインタビューをしたいんや。

 

本当に多くの銘柄がただただ下落していくようなマーケットやが、今までめちゃめちゃ嫌われとった株が決算を機に好かれるようなレアなケースもあるんや。そしてそのこと自体が株式市場にとってええニュースなんや。たった今日Affirmにおきたことを見てみようやないか。この会社はBuy Now Pay Laterのパワーハウスや。去年はマーケットにめちゃめちゃ好かれとったんやが、今年に入って暴落と言っていい株価の低下を見せとるんや。

 

去年の11月は$176だった株価が、昨日の時点では$14を割っとったりしたのに、なんと今日は決算前の日中に23%以上も上がって、そして引け後にAffirmが決算を発表した直後、その決算が全てのメジャーな予想の数字をビートしたこともあって、株価は引け後にまた33%以上も上がっとるんや。売り上げとEPSをビートしただけではなく、良かったのはガイダンスも引き上げたことなんや。今のこのフィンテックにめちゃめちゃ厳しいマーケットの中で、果たしてAffirmの勢いはここからも続くんやろうか?創業者で会長でCEOのMax Levchinに聞いてみようやないか。

 

ちなみにMaxはウクライナ出身や。彼は今ロシアに侵攻されとるウクライナのためにいろいろな活動をしとるんや。特にこの悲劇的な、おこるべきではなかった、おこる必要もなかったロシアの暴挙により大量に生まれた難民の支援に注力しとるんや。Maxよ。ようこそMad Moneyへ。

 

こんにちはジム。調子はどうだい。

 

決算の数字を見るに、人々はますますBuy Now Pay Laterこそが買い物の手段やと認識しとるようやな。懸念としては、Buy NowをしてもPayをしない人が多く出るんやないかということやったんやが、それは完全に杞憂やったようやな。そのことについて語ってくれんか。

 

はい、多くの人がBNPLのサービスを好んで使って買い物をして、きちんと後払いでも支払いをやるのです。総じて物事は想定通りに進んでいます。まあ株式市場はそこのところを認めてないのかもしれませんがね。株価が沈んでも背後にあるビジネスはとてもうまくいっているのです。

 

あなたのその物言いは謙虚すぎると思うんや。あなたがそういう実直な性格であることは知っとるんやけどな。例えばアクティブな商店の顧客数とかが、この四半期で12000から207000へ跳ね上がったりしとるよな。文字通り桁違いの跳ね上がり方や。Shopifyとのディールを延長したのもアメイジングや。わいはShopifyでビジネスをやっとる友達がおるから良く知っとるんやが、Affirmは良く機能しとるよな。

 

私たちは幸運にもShopifyだけでなく多くの企業とパートナーシップを結ぶ幸運に恵まれて、Walmartとも長期でビジネスをしていますし、最も新しいメジャーなパートナーの一つとしてはAmazonとも提携しているのです。こういう本当に素晴らしい会社とパートナーになってビジネスをする幸運に恵まれて、それが今自分たちはいるところで、MSSというシステムでどんなに小さな商店主でも自分たちのシステムを使ってBuy Now Pay Laterを顧客に提供できるようにしているのでう。

 

スモールビジネスをやっとる人もあなたのシステムを使えるんやろ。そこのところは、番組を見てくれとる人も多いと思うから確認しときたいで。あなたのシステムを使いたければウェブサイトにアクセスしたら情報があるんか?

 

そうです。ウェブサイトを見てください。For Marchantのところを見てください。

 

なるほど。ちなみにあなたはLate Chargeをとらないよな。隠された料金が無いところがあなたのシステムの特徴やろ。しかもあなたのAIのシステムがお金を払わないだろう人を高確率でよけるようになっとるんやろ。

 

わたしがマーケットに一つ何かを教えることができるとすれば、私たちAffirmはきちんと今までに話したことをそのまま実行している会社なのです。支払いが遅れてもLate Feeは一セントもとりません。トリッキーなことだったり、利子をいじったし、そういうことは全くありません。多くの会社がいろいろな汚いことや阿漕なことをやりますが、私たちはそういう会社とは一線を画しています。それぞれの人が責任を持った大人として行動することを助けているのです。物を買った時に提示している後払いプランをそのままそっくり実行してもらうのです。トラップも何もありません。だから自分たちは成功しているのです。だからお客さんは繰り返し自分たちのサービスを使ってくれるのです。81%のtransactionはリピーターからです。みんな、正直な方法でお金を後払いするシステムの自分たちを支持してくれているのです。自分たちは創業して10年がたちますが、これからもっともっと今のこの正直なやり方で成功が待っていると思っているのです。

 

あなたの業界には競争相手もおるよな。ローンを抱えたらバランスシートが悪くなると嫌う企業もあるが、そこのところのキャピタルを抱えるコストのところはどうなんや?

 

そのコストを見ると、2019年の時点を下回っています。不適当に心配する声を聞くのですが、全然大丈夫です。この前の決算期だけでも数十億ドルのキャパを増やしたところです。金利の変化も私たちのビジネスには影響を与えません。

 

そうよな、あなたの会社のファイナンスはトリプルAの格付けやもんな。なるほど。若いころわいはお金が無くて、クレジットで買った車の代金を支払えなくなったことがあって、取り立ての会社と支払いプランをなんとかたてたんやが、あなたの場合も、支払いが遅れとる人は、Late Feeはとらんということやが、誰かに取り立てをたのんだりするんか?

 

自分たちの会社はいろいろなシステムを顧客に提供しているのですが、往々にしてあなたが支払いを遅れても何もおこらずに、あなたの人生が破滅することもありません。ある時点では支払いプランを話し合うことになると思いますが、その時でもLate Feeも、遅れた分の金利もとりません。ただそういうことを繰り返すとBNPLのシステムを利用しづらくはなっていきます。

 

わいもそういうシステムに出会えとったら良かったんやけどな。昔取り立てられた時は余分なお金がのっかってきたもんや。あなたのその素晴らしいシステムでこれからも多くの人を助けてほしいで。さて、最近Amazonのビジネスがちょっと軽くなってきとると思っとる人が多いと思うが、Amazonの不調は一時的やと思うか?長期でのAmazonの成長に何か深刻な影をおとす要因があったりするんか?今までAmazonは素晴らしいバーゲンハウスやったんやが、これからもそうであり続けられるんか?

 

Amazonは素晴らしい会社だと思います。シアトルでホッケーの試合を見ながら彼らとの四半期ミーティングをこの前やったのですが、私はパンデミック以来アリーナでホッケーの試合を見ていなかったので素晴らしい経験だったのですが、Amazonはアンビリーバブルな会社だと思います。私たちと同様に顧客第一の哲学を持っていると思います。彼らはいろいろなことをオプティマイズすることがとても得意なので、時間が経つにつれてまたよりいい成長を取り戻すと思います。

 

最後の質問やが、PayPalもBlockも、結構競争相手がBNPLをやっとるが、まだまだ競合が出てきても大丈夫なんか?競争過多で成長が止まったりせんのか?それともガチンコで競争になってもあなたの会社が一番顧客によりそっとるから最終的にはあなたが勝つと思っとけばええんか?

 

今のBNPLの業界が混雑するまでにはまだまだ時間がかかると思います。まだまだ全部のBNPLのプレイヤーをあわせても全体の10%も使われていないのです。競合の中には50%以上の成長をするものだったり、上場していないから情報がない会社もあったりするのですが、今回の決算を見ていただいて、自分たちの成長が問題ないことがわかっていただけると思います。皆クレジットカードを使うんじゃなくて、BNPLにスウィッチすべきなのです。私たちのシステムを使えば隠された手数料とかが一切なく、賢く自分たちのお金を制御しながら物を買うことができるのです。

 

わいが若い時にAffirmのようなシステムがあったらなと思うし、より多くの人があなたのシステムで助かることを願っとるで。Maxよ、どうもありがとう。

 

どうもありがとうジム。

 

 

相変わらず実直な感じでした。

 

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