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【ジム・クレイマー】今この状況での、テクノロジー株賛歌!皆良さを忘れてしまった!?バウンスが一時的だとは限らない!今まさに加速してデフレ的に働く!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの7/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは+1.12%、SP500は+1.50%、そしてナスダックは+2.28%やったで。今日はナスダックは上がったんやが、ここまで大きくやられてきたやろ。皆以前はテクノロジー株が大好きやったやろ?やけど今のような時期は、そもそもなんでテクノロジー株が好きだったのか、忘れてしまうやろ。皆口々にテクノロジー株から逃げないとダメやと言ってきたんや。今週のように上がっとる相場はわいは大好きやが、今だって多くの人が、これはいいテクノロジー株の売り場やと思っとるわけや。

 

皆がそう思うのもわかるで。多くのテクノロジー株は完全にやられてきたからな。去年の11月から特にや。株式市場全体の下落よりずっときつく下落しとるんや。ただアナリストからの格下げや目標株価の引き下げや、それでなくても金融引き締め状況下で多くのネガティブさにさらされとるテクノロジー株を今とらえるにあたって、めちゃめちゃ大事なことは、それらの巷のネガティブさに流されすぎないということなんや。わいらはそもそもなんでテクノロジー株が好きやったんや?そのことを思い出そうやないか。今こそそれが必要なんや。

 

経済のスローダウン下では、より少ないお金しかテクノロジーにまわってこない。それは確かや。去年、テクノロジー化のバリュエーションは高すぎた。それも確かや。バリュエーションが高すぎた理由の一つが、各企業がCOVIDのパンデミック下であまりに大きく儲けたからや。しかもその時は儲けすぎ状態があまり明らかじゃなかったんや。ただ今、そこから下落したと言うだけで、NVDAとかAMDとかにタオルを投げとる人は、これらの株の下落が極端すぎるかもしれんということを考えた方がええで。確かに去年は株価が高すぎたかもしれんが、今こんなに低い株価に値するんか?とな。

 

さっきパンデミック中の各テクノロジー株の儲け方がすぎとったというたが、なんで当時は皆そのことをはっきりできんかったかというと、もちろんわいも含めてのことやが、シンプルにパンデミック中にこんなにも個人投資家がテクノロジー株に群がるとは、しかも未曽有の勢いで群がるとは、そしてそれがもしかしたらいきすぎかもしれんことが、わからんかったんや。もしかしたら持続可能なトレンドがはじまったのかもしれんという見方すらあったんや。わいらは持続可能性を見誤ったし、物事のピボットの時期と速度を見誤ったんや。

 

COVIDの時期のような、皆が家で仕事する状況になるなんて誰も予想してなかったし、その後の動きも、それがいつまで続くのかも、当然未経験のことばかりやからわからんかったわけや。下手したらずっとそのまま続くトレンドなのかもしれんと思われとったんや。家で仕事をするためには大きな家が必要で、パワフルなPCや周辺機器が家に必要や。それらの売り上げ爆増のトレンドがいつまで続くのかわからんかったんや。300万人のアメリカ人がそのままで家で働くのか、それが3000万人なのか。中国人はどうするのか、ヨーロッパ人はどうするのか。誰にもわからんかったんや。

 

ただ、今となってはワークホームはトレンドとしては残っとるけど、多くの人がオフィスに通っとって、ワークフロムホームのトレンドが永遠に続かんことを予言しとる人も多くおったで。やけどこれらの激動の時代の中で、誰が、どれだけのワークフロムホーム関連の物が売れるか正確に予想できるというんや。誰が、どれだけのテクノロジー・インフラの需要があると正確に予想できようか。まさに未曽有の事態やったわけやから。誰もわからんかったんや。世界で上から下まで、まさに誰にも、や。多くの人が予想を間違えた。見積もりを間違えた。例えばAmazonのような大会社でさえ、そうそううまく物事を運べるわけではないんや。AIをいくら使ったって駄目なんや。

 

COVID時代に勝者になった会社はいっぱいあるよな。ROKU、Zoom、Docusign、Shopify、Etsy。。。あの当時はこれらの会社は素晴らしい長期ストーリーを持っとるんやないかと思われとったものや。ただ今のなったらどうや?これらの会社はシクリカルなプレイでさえなかったんや。ただの一発屋やったんや。パンデミックという、過去に例を見ない、未曽有の事態が生んだ徒花や。だからわいを含めてあまりに多くの人が間違えたんや。将来を予想するのは不可能やったんや。

 

ただ、こういう不確実性が高い時というのは、往々にして会社はより多くの製品を作るものや。より少なくではなく、な。そうなってくるとだんだん製品を作りすぎのリスクが出てきて、そして突然、あれ、供給過剰やないか、それほど需要がないやないか、という風になってしまうんや。そして挙句の果てにはロシアがウクライナに侵攻するという事態が起こり、中国はいつまでもCOVIDから立ち直れなかったりするんや。

 

わいらはテクノロジー会社のことを良く知っとるやろ。わいらの生活に毎日インパクトを与えとる。スマホもPCもeコマースもや。ただ消費者サイドの需要がめちゃめちゃ落ちるんやないかと危惧されとる。ただ普通、消費者サイドのビジネスより、会社サイドの、エンタープライズのビジネスの方がずっとずっと大きいんや。皆普通に暮らしとったら自分の生活があるから、ついつい消費者サイドのことばかり考えてしまうが、そうじゃないんや。エンタープライズビジネスが大事なんや。

 

皆テクノロジー会社のビジネスのペースダウンを恐れて株を売りまくっとる。それは去年の11月からの動きとしては、Fedがインフレと戦争するということを考えても当然のことやった。ただ、今でも多くのコメンテーターやアナリストが、本当にたった今でもそうなんや。去年の11月じゃなく、今の話やで。ようやくネガティブになってきたアナリストすらおる。やけどわいは全く違うと思うんや。テクノロジー株は大きく下がって来た。ここからはポジティブになれる時や。だからMicronの株価もするすると上がっとるんや。消費者サイドは弱くても、エンタープライズサイドはより強くなっとるんや。

 

わいはマイクロンで見られるようなテクノロジー株の上がりは、一時的なものではなく、Staying Powerがあるものやと思うで。なぜそう思うか?第一に、中国の消費者がロックダウンから戻ってくるやろう。第二に、こっちのほうがより重要やが、エンタープライズビジネスは、普通今の金融引き締め下で見られるようには、弱くなってないんや。そしてこういうFedの利上げが引き起こす経済のスローダウンの時は、テクノロジー株こそが全ての産業を救うセクターになるんや。

 

なぜならテクノロジー会社はデフレ的やからや。新しいテクノロジーができるたびに人力がいらなくなって多くの人を解雇できるやろ。同じ仕事をより安くできる方法を探せる、より多く、より大きくできる方法を探せる、それが新しいテクノロジーなんや。今まさにテクノロジーの力がどんどん使われとる。弱くなっとると思われとる消費者サイド以上にエンタープライズ向けのテクノロジビジネスは今まさに加速しとって、しかもその動きは速くおこっとるんや。リテールの在庫がはけるかどうか、オンライン広告ビジネスが戻ってくるかどうか、そういうことばかり気にしとるネガティブ・アナリストは間違っとると思うで。考えが7カ月遅いんやないか。

 

テクノロジー会社の使命は消費者の生活とエンタープライズのビジネスをより効率よく、より安く、より早く、より便利にすることや。今エンタープライズは過去に無かったほどの勢いで5Gとハイパフォーマンスコンピューティングのパワーを必要としとる。たった今、過去にないほどの勢いで、や。別により多くのPCとかスマホとかプリンターが今いるわけやない。そういうハードウェアじゃなく、サイバーセキュリティーがいるし、データセンターもいるんや。

 

結論やが、テクノロジー株は一時的なバウンスだけじゃない可能性があることをわかっとかんとあかんと思うで。特にエンタープライズビジネスを助けとるテクノロジー会社の株はな。確かに消費者サイドはまだかなり醜く見えるけどな。

 

 

テクノロジー株に復権してほしいです。

 

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