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【ジム・クレイマー】欲深くなりすぎていつまでたっても利確できない人は、例え体は生きとっても脳みそは死んどる!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの6/5のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

格言でSell in May and go awayというのがあるやろ?夏の株式市場は盛り上がらないから5月には株を手放して、また秋に戻ってこようという相場の経験則を表すアノマリーや。そしてSell in Mayは実際、5月に売るというよりは最近では4月中に売るのが無難とも言われとる。そんな中でわいは今年の5月は本当に素晴らしかったことを強調しておきたいで。歴史上最も素晴らしかった5月の一つやったんや。今日はダウは-0.59%、SP500は-0.20%、そしてナスダックは-0.09%と、素晴らしかった先週末からの反動で下落の日になったんやが、今年の素晴らしい5月から学べるレッスンを忘れたらあかんのや。

 

一番重要なレッスンはなんだったかというと、大きな儲けを実現するにはある程度の痛みを前もって我慢せんとあかんということや。粘り強さが必要やということや。今ナスダックは上半期の強さとしては実に1991年以来なんじゃないかというペースの好調さを見せとる。素晴らしすぎるで。そしてこの素晴らしいラリーを可能にしたのが前にも言うた荒野の七人軍団や。Apple, Amazon, Alphabet, Meta, Microsoft, Tesla, Nvidiaや。この前は、この荒野の七人銘柄と対照的なダウ15銘柄を見て、どっちにどう賭けるのか自分で決めるべきやと言うたやろ。

 

今回はより荒野の七人銘柄について少し詳しく述べておきたい。なぜこれらの銘柄が上がっているか?大事なのはその根幹を理解することや。結局これらの銘柄がこれほど大きく上がったのは、Fedの動きでも政府の動きのせいでもないんや。結局のところはこれらの会社がわいらに見せつけている本物の稼ぐ力が大きいんや。どの銘柄もそれぞれの素晴らしい成長ストーリーがある。ビッグピクチャーをきちんと見据えているマネーマネジャーなら到底無視できない素晴らしいストーリーや。

 

例えばAppleは今日からWorldWide Developers Conferenceが始まったやろ。ここでなされる発表はまるでAppleとその関連企業によるお祭りと祝福や。今日は例えばARのヘッドセットが発表されたよな。価格は$3500でわいはこれはちょっと高いなと感じたんやが、別に株価はそれほど下がったわけではないで。わいはこのヘッドセットの価値を全部は理解してないかもしれんが、若者にはアピーリングだったようや。わいは他の製品の発表の方が興味深かったで。ソフトウェアとかもどんどんアップグレードされとる。

 

ブラジル、フィリピン、インドネシア、そしてもちろんインドと、どんどんネットワークを広げとる。これらの比較的新しいマーケットの開拓によって、Apple製品のユーザーが20億人から30億人に増えるんや。わいのApple株に対する見方は変わってない。持っとくんや、トレードするんやないで、というものや。Own it, don't trade itや。

 

Amazonに関しては、パンデミック中にあまりに多くの人を雇いすぎて、それを今アグレッシブに余剰人材をカットしているということが聞こえてくるで。本社の給料が高い人材を含めて27000人を今まで解雇しとるわけやが、あとは、COVID時代にオンラインにあまりに偏った買い物が、ポストCOVIDでin Personの買い物が復活することでAmazonのようなオンラインリテールは厳しいんやないかと思われとったんやが、それも今状況は一巡したと思うんや。結局Amazonが誰よりも便利に時には他の場所よりも安く物を売っとるやないかという風に戻って来とるで。

 

AlphabetはAIへの追い風に乗り遅れとるんやないかと心配しとったんやが、わいは間違っとったようや。AIはそれほど間口の狭いものではなく、Googleもどんどんいっとるで。MetaはMark Chainsaws Zackerbergがどんどん人員を切っていって人員削減をしとる。以前はあまりに多くの人員であまりに多くの違うプロジェクトを推進しとったんやが、方針転換をしとる。今はTikTokからReelsがビジネスを取り返すところに注力しとる。InstagramやFacebookがAppleのプライバシーポリシーの変更でターゲット広告のところで打撃をうけとったのを、AIを使って回避しとる。

 

Teslaはどうや?イーロンマスクがTwitterを買った時に株価が憂鬱な動きを見せたこと以外にあまり言うことはないで。やけど彼らは世界のEV市場の占有に関してプランを持っとるように見えるで。そしてNvidiaやが、CEOのJensen Huangが言うとるように、AIがコンピューテイングの在り方を変えて、それを全部支えとるのがこの会社なんや。GPUがどれほどAIのコアかということを知れば知るほど、わいは圧倒される気持ちになるで。Jensenは今のAIのブームをiPhoneモーメントやと言うたが、まさにその通りやと感じる。

 

この荒野の七人銘柄において、わいのファンドはTesla以外は全部持っとるんや。ここまでは幸運やったと思うで。歴史上もっとも素晴らしい上昇の一つに乗れとると思うからな。ただ、こういう素晴らしい上がりは一度きりだから素晴らしいわけで、長期間繰り返される傾向が少ないことはわかっとかんとあかんで。だから、CNBC Investing Clubの会員の人ならわかってくれると思うが、わいはテクノロジー会社の株を中心に利確しとるんや。ここまで大きな儲けをみすみす全部失うようなことはしたくないんや。

 

わいは何の裏付けもない信念や思い込みだけで大事なことを決めたくはない。歴史に学びたい。ということで、今ベストのチャーティストが何というとるか聞いてみようやないか。Larry Williamsや。彼は稀代のチャーティストでいろいろなインジケーターを開発しとるし、あのCOVIDの時のボトムをはじめ数々の株価の動きをあててわいらに儲けをもたらしてくれる男や。そんな彼のダウのサイクルフォーキャストを見てみ?ここからちょっと株価が下落して、そこからまた上に行きだしとるやろ?

 

先週の素晴らしい株価の上がりはBearをやっつけたけども、こういう時こそプルバックに気をつけんとあかん。そしてもしかしたらある程度の下落があることを想定せんとあかん。わいはFedは来週のFOMCでは金利を据え置いて利上げをすることはないと信じとるが、ただそうなるとそうなったでインフレの強い数字はどんな数字であれより警報をならすようになる。そしてそうなったらBearの投資家やネガティブなアナリストがやいのやいのと株価を下げるようなことを言い続けるやろう。

 

わいのファンドはそうなる前にちょっとは前もって利確しておいたんや。ここまでAIに関連するテクノロジー株がSP500の上昇に寄与して、まさに年初からSP500を12%も引き上げたと言われとるんやが、先週の木曜日からより勝者の間口が広いマーケットに転換したかもしれん。シクリカル株や金融株でさえも上昇を見せたからな。この状況は今まで待ち焦がれてきたことでもあって、それ自体は素晴らしいことなんやが、ただある程度利確しておかんと利益は確保できないし、もし下落後に次の上昇局面があっても新しく入ることはできない。

 

結論やが、欲深くなりすぎていつまでたっても利確できない人は、例え体は生きとっても脳みそは死んどる。わいは今は倍掛けする時では決してないと思うで。いくらかは利確をする時や。最悪は、利確した分がこれからより伸びたとして、そこのところの利益を失う危険性がある。やけどそれがどうしたというんや?ここから株価が下落したら、儲けはすぐ無くなってしまうんやで?無くなってから後悔しても遅いんやで。わいはある程度利確のし時やと思うし、あとはセルインメイの格言は全然当てにならないことも覚えておこうやないか。

 

 

自分は利確を全然していません。。

 

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