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【ジム・クレイマー】今のマーケットにBullishになれる7要点!整理することでポジティブさに対する偏見を無くそう!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

人生いろいろ欲しいものや必要なものがあるよな。もちろん、いつも欲しいものが手に入るわけではないのは皆知っとるやろう。だけど、必要なものに関しては時々は手に入ることがあるんや。それもしらずしらずな。わいらは徐々に徐々に進む物事が良くなっていっていることに関して、例えば経済がどんどん良くなっていることに関して、結構鈍感になって気づかないことがあるものなんや。必要な状態にもう既になってしまっているというのに。

 

今日はダウは+1.16%、SP500は+0.90%、そしてナスダックは+0.61%と上昇の日になったんやが、先週とかはわいらはいろいろなことに否定的になることに忙しかったよな。プラスの面をきちんと見ることができていなかったりする。だから先週下落の週になって、今日月曜日こんなに株価が上がることに驚く人が多いんや。こういう今と言う時は、皆がどんような経済状態を期待しているのか、そして今それがどの程度実現してきているのか、少し復習することが必要かもしれんな。そういう事実を見ていくと、今どんどん広がっている否定的な考えとは合わなかったりもするからな。

 

冒頭で必要なものは与えられることがあるということを言うたが、今皆経済の面でそのことに気づいてないかのようや。もしあなたがブルマーケットを望むものなら、少ないインフレの状態で大きな成長を望んどるやろう。今まさにそういう状態に差し掛かっとるのかもしれんのやで。ポジティブな要点を改めて7個に分けて整理していおこうやないか。

 

まず一つ目は雇用の状態や。先週の金曜日、素晴らしい雇用統計の発表があったやろ。非農業部門の雇用者数は187,000件の増加やったが、この数字はまあまあで、でも爆発的という程ではない。一方で失業率は3.5%と低かった。わいらはここのところ、低い失業率はマーケットにとって悪いニュースだと信じてきたから、だから金曜日のマーケットは下落したわけやが、だけどそんなことおかしいで。よく考えてみ。こういう数字こそがインフレが落ち着く中でのちょうどよい、控えめな雇用の成長の数字や。

 

金曜日はマーケットは下落したが、本当は反対やないとあかん。まさにぬるま湯の、楽園の雇用統計結果やったんや。今、わいらインフレをこれ以上過熱させずにかつ経済が成長することをのぞんどるやろ。今回の雇用統計はまさにその状態になっとることを表すものや。なんでそういう結果がマーケットの売りの理由になってしまうんや?わいは、今日、月曜日のマーケットの動きが、人々が先週のかなり厳しい否定的な考えを見直すことを強いとると思うで。別に失業率が4%以下だからと言って、それが投資するにはひどい時期だというわけではないと、皆が認識し始めているから今日は株価が上がったんや。

 

歴史的に見れば、わいのように何十年もマーケットを見ていれば、実際今が投資する絶好の時期だと分かるんや。マーケットが文字通り急落していた金曜日の終わり、こういうのが絶好の買いの好機やったんや。わいは高い株価を更におっていくような株の売買は好きやないんやが、だからこそ金曜日はいい買いの好機に見えたで。普通、金利が上昇すると株を売りたくなるが、今回は異なる状況だったりする。非常に悪い価格で債券を購入した多くの投資家がいて、それらの価格は高すぎるんや。わいは長期金利が経済に対して低すぎると言ってきたわけやが、その理由はなぜならわいらはリセッションに向かってないかもしれないからや。

 

その点に関連して二点目やが、Fedは経済をうまくバランスを持って浮揚することができるようにコントロールしとって、経済がクラッシュしないようにうまくやっとるということや。パウエル議長は多くの雇用の数を保ちながら、徐々に賃金インフレとかもやっつけたいと思っとって、ゴルディロックスを目指しとるとなるとハードランディングかソフトランディングかの単純な二元論で経済を語るだけだとあかんかもしれんで。Fedやパウエル議長がインフレとの戦いに失敗すると賭けていたアナリストやテレビのコメンテーターが多くいたが、彼らはその代価を払わんとあかん。彼らがテレビでたくさんのオンエア時間を獲得して、非常に少ない信頼性のもとに不平を言い続けることは問題や。マーケットが間違っとると言う人もおるが、マーケットは間違ってないで。今日のマーケットは正しかったんや。

 

三つ目として、アメリカは他の国々に関して素晴らしくやっとるということを挙げたいで。なぜわいらは世界中を見回し、他の国々がどんな具合なのかを確認しないのか。なぜ近視眼的にアメリカのことだけ見て不平不満を言うのをとめないのか。他の国と比較すると、アメリカは非常に良好な状況にあるで。例えば、今日わいらは、ドイツの工業生産が前年比で1.5%減少して、かつドイツの賃金は上昇し続けていることを知ったやろ。良くない組み合わせや。大丈夫ではあにで。

 

イギリスは賃金インフレが激しくて、経済はほぼ停滞しとる。日本はインフレは良く制御できとるが、成長がない。中国に何が起こっているのかは、数字が操作されとるかもしれんから実際のところは誰にも分からないんやが、わいの見る限り、成長が減速して、インフレも良くない状況や。これらの国々に対して、アメリカはどうや?我が国は今製造業の成長が加速しとるで。中国は製造業の減速があるからよりサービス経済になろうとるが、でもうまくいってないように見えるんや。悪い銀行スコアとコマンド経済の独裁政治を持つ高齢化している国なだけや。

 

四つ目やが、Fedが短期金利を高く維持しとることは皆知っとるやろ。これはわいらが望むことでもあって、中央銀行には経済が過熱しないようにしてもらいたいんや。一方で経済を減速させたくもなくて、これからインフラ投資法案関連の支出が増加して経済成長に一枚かむやろうが、高い金利とセットやからインフレを飼いならした状態をキープできやろう。実は高い金利もそういう意味でポジティブ要素の一つに挙げられるんや。インフレの過熱を抑えながら、経済は成長する、この状態が大事なんや。

 

五つ目は、長い間わい懸念が大きかった領域、特にハウジング分野に亀裂が見え始めとるということや。Zillowによると、賃貸料は既にピークに達しとるんや。家の価格もそれほど上昇しなくなっとる。私は全てのハウハウジング会社のレポートに目を通しとるが、家の価格が一晩で急落することは期待できないものの、だけど家の値段はピークが見えとることを抑えとかんとあかん。後は車も、新車、中古車の両方からの売り上げが落ちて値段が下がっとる。これはわいらがインフレの過熱に怯えとった時にまさに望んどったことやろ。まさに必要な状態が与えられた状態やろ。

 

六つ目は、銀行の状態が多くの人が予想するより健全やということや。5ヶ月前、わいらは銀行システムが崩壊するのではないか、少なくとも多くの地方銀行が潰れるんやないかと恐れおののいとったやろ。下手したら本当に多くの地銀が潰れる可能性があると聞いとった。やけど実際に失敗したのは初期の数銀行だけで、今いろいろな地銀の決算で預金の推移とか見るに、思われとったよりも大丈夫だということが明らかになっとるやろ。当時皆の不安を煽った人たちから間違いを認める言葉はないで。

 

わいらは自分たちが間違っていたら間違っていたと認めんとあかん。わいも良く間違う。やけどわいはわいの名前で物を言い、間違っていたら間違っていた、すまん、と言うやと。例えば最近の間違いは、訴訟を心配してJ&Jをわいのファンドは売り払ったんやが、それは間違いだったかもしれん。まだどうなるかわからんけどな。やけどわいは間違ってたらそれを認める。やけど例えばFedを攻撃した人や銀行危機を必要以上に煽った人は謝らない。多くのアナリストは間違いを認めることがない。彼らに恥の意識はあるのか?自尊心はあるのか?わいは別にうそつきだと、そういう人をののしりたいわけではなく、シンプルに事実をいっていて、そしてその背後にはやはり、自信を持って謝れるだけの自信と能力を持っている人が少ないという状況があると思うんや。

 

最後、七個目やが、AIが経済の成長に寄与するやろうということや。まだ具体的にはどうなのか、形が見えてきていないところも多いけれども。来年の今頃にはきちんと、AIによって人間が置き換えられて、余剰労働が生まれるようになると思うんや。その際にわいらの失業率が高ければ悪い状況になってしまうが、今失業率はたった3.5%や。まだまだこの国は労働力不足に困っとる側面があるから、コンピューターによって仕事がどんどん置き換わっていくことは、まさにわいらが必要としとることかもしれんのや。デジタル化はお金の節約を意味するだけじゃなくて、わいらがより多くの他の仕事ができるようになることを意味するんや。

 

ということでここまで見てきたように、わいらはとてもいい状態にいることがわかるやろう。ウォール街が常に望んでいた成長があり、それとともにインフレが低下している。素晴らしいやないか。ちなみに利下げがあるかもと思っとる人に言うとくが、わいは利下げは来年までは起こらないと思っとるし、今利下げを望んでもないで。結論やが、今、物事が良好であるにもかかわらず、何か良いことを言うことに対する偏見があると感じるで。

 

今の決算シーズンで発表される決算は素晴らしい。これ以上何を望むのか。良い利益、良い経済、おさまっていくインフレ。まさに良いセットアップや。アップルの決算が悪かったとか殊更に強調する人もおるが、わいらは数ヶ月前に誰もが想像したよりも経済が良いことを認識する必要がある。今は良い状態や。こういう時は株は買いや。先週の金曜日は絶好の買いの好機やった。でも金曜日とか今日の月曜日を逃したと思っている人は、焦る必要はないで。まだまだ悲観的なセンチメントが溜まっとるから、まだまだ株価の下落のチャンスは待てると思うからな。

 

 

ポジティブもネガティブもフラットに見れるといいのですが。

 

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