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【ジム・クレイマー】またこんなに上昇した!伸び続けるこの株はどこまでいくのか!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの5/28のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

Nvidia株についてはわいは常々Own it, don't trade itと言うてきた。これがわいの長年のモットーで、わいの人生で最高の判断の一つや。この素晴らしい株は先週大きく上がったのに、なんと今日も+7%も上がり、ほぼ1,140に達したんや。今日はダウは-0.55%と下落して、SP500は+0.02%と冴えなかったのが、ナスダックは+0.59%と上がって新高値を更新したのは、Nvidiaの貢献が大きいんや。ただ今日の上がりで、またいろいろな雑音が聞こえてくる。さすがにNvidia株は高すぎるんやないか、という声も多い。

 

ただ、アナリストによっては、厳格に見てもまだまだ割高とまでは言えないという声もあるし、まだ上昇は初期だという意見もある。そしてわいはわいの意見を変えない。これからも持ちっぱなしにしようぜ、という意見や。なぜわいが自信を持ってそう言えるか、それはこの会社がわいが今まで会った中で最も賢い人によって経営されといる知的なパワーハウスであり続けるからや。CEOのJensen Huangはもう10年以上前には、AI革命で何がおこるかを予測しとった。

 

わいが初めてJensenに会ったときに、なんで彼はこんなに速度の概念に取りつかれていたんやろうと思ったものや。1993年に会社を共同設立したときから、最新鋭のビデオゲームを動かすために必要な速度を追い求めとったんや。一時期、IntelはNvidiaに対抗することを検討したが、でも結局彼らはグラフィックカードのビジネスには興味がなくて、古風なCPUビジネスに集中してしまった。あれから時を経て、Nvidiaの半導体は非常に多くの計算能力を持つことになって、現在ではグラフィックス以上のことを多く行っとる。

 

2008年にCNET Newsでその創業者のBrooke Crothersが、NvidiaのCEOがインテルへの対抗意識をむき出しにする、というタイトルの記事で、こう書いていたんや。「Nvidiaは四半期の売り上げが10億ドル規模の世界最大のグラフィックスチップ会社です。」と。ちなみに今の売り上げを知っとるか?一四半期で260億ドルや。どれほどの成長をしとるかわかるやろ。Crothersは、「Nvidiaはチップ製造会社ではなく、ファブレス会社です。Intelは汎用プロセッサであるCPUを供給し、Nvidiaは特定用途向けのGPUを供給します。」とも書いとる。そして、次の一節がわいの大好きなところや。「NvidiaはGPUの性能を追求し、Intelに挑戦することを恐れません。これは称賛に値します。少なくとも、世界最大のPCメーカーでさえ、Intelを公然と尊重します。Intelは彼らのPCの核心エレクトロニクスを供給し、定義するのに非常に重要な役割を果たしているからです。」

 

インテルの時価総額は現在1320億ドルで、Nvidiaは2.8兆ドルや。結局のところ、Nvidiaをゲーム業界の強豪にした計算速度が、最終的にはAI革命を支えるカギとなったんや。Jensen Huangの速度への執着は正しかったんや。もちろん、Nvidiaが絶対に失敗しないということではないで。いろいろ例えばモバイル分野で失敗したこともあったが、でも速度の追求を失ったことはなかったんや。インテルは真剣に速度競争しようとせんかった。Jensen Huangは何十年も超高速チップの作成を考えてきて、非常に高速なチップを束ねることで、ついに人間の思考を模倣できるほどになったということなんや。それがNvidiaがAIをほぼ独占し、AIが未来を占有している理由や。

 

今日Nvidia株に関して強気のアナリスト予想が出たが、それには、Nvidiaには支配的なロードマップがあり、今後数年間で2400億ドル以上のフリーキャッシュフローを生み出すと述べられとる。今のPERと成長率を考えると株価は魅力的や。現在のNvidiaの利益率は驚異的で、現時点で実質的な競争相手がいないから、そういうことを考えても株価は割安と見なされうる。だからこのレポートではNvidia株を保有すべきだと主張していて、なぜなら、その成長するであろう軌道に対して今の株価はまだ比較的安価だからという直接的な理由や。

 

さて、更に時にMad Moneyでチャート解析をしてくれるDan Fitzpatrickの意見も見てみようやないか。彼は彼のポッドキャスト「The Fitz Factor」で、AIの発展が今ピークに達したと仮に考えるなら、Nvidiaは過大評価されていると述べとる。一方で、AIがまだ始まりに過ぎないと考えるなら、Nvidia以外に投資することはパフォーマンスを下げることにつながってしまうと述べとるんや。現在、ウォール街の平均目標株価は1174ドルで、現在の株価より3%高いだけや。Fitzpatrickはこれを馬鹿げとると言うとる。

 

彼のここからの52週後の目標は2000ドル、もしくは0対1の分割を考慮したら200ドルなんや。彼は、もしかしたら、2000に達するのは、タイムズスクエアで年明けを祝われるよりも前の確率すら高いと考えとる。株が1月に500を超えて以来の週足チャートを見てみようやないか。それ以来、株価は2倍以上になった。驚異的や。Fitzはこれが上昇の最初の段階に過ぎないと考えていて、年末までに再び2倍になる可能性が高いと見とる。そして重要なのは、Nvidiaに投資するということは、ただ一つの会社にお金を置いておくというのではなく、まさにAIの未来にお金をかけることと同義だということなんや。

 

わいの見解はどうかというと、Nvidiaは素晴らしい会社で、素晴らしい株やが、最終的には株でしかないという視点も大事やということや。つまり、Nvidia株が上昇するためには、他の要素が必要で、当たり前やが、株価が上がるためには、上昇を続けるための十分なお金が流入する必要がある。そして今日は幅広い銘柄が下落した日になった。Qualcomm、AMD、ARM、そしてDellを除いて残りの多くの株が下落した。おそらく、ファンドマネージャーがNvidiaを買い続けるために十分な資金を調達できるようにするためという要素もあるやろう。2.7兆ドルの会社が他の市場を圧倒することなく価値を2倍にするのは難しいからな。

 

さらにNvidia株の評価はインフレにも依存する。Nvidiaが現金を生み出せるといっても、その将来の現金を現在と同じ価値で評価できるとは限らん。つまり、Nvidiaの株であっても、全体の株式市場や債券市場の影響を受けないわけでは決してない。だから、株価が少し下がる可能性があることを認識せんとあかん。そういう時の方が、より良い買いの機会になるかもしれないことを理解する必要もある。でもいつプルバックが来るかはわからん。そういうちょこちょこ山と谷をあてるようなトレードをすることで神経をすり減らして、それが何になるんや?

 

わいはNvidia株の今後を信じとる。Bullishなアナリストの、そしてチャーティストの予想を信じとる。ただ、最も強気な予想をするBullに完全に同意するわけでは無い。下がる場面もあると思う。だからわいの戦略はとにかく、Own it, don't trade itなんや。

 

 

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