こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの11/22のMad Moneyはどうだったでしょうか。
株価が上昇して月に向かっているかのようなものが見られる、それが今のマーケットの様相や。ここ最近見たことのないほど、今はあらゆるところで投機が盛んや。それがBitcoinの成功によるものなのか、次のNvidia株は何かを探す喜びによるものなのか、あるいは文字通りトランプの2期目が、最もリスクの高いと思われる企業を含むあらゆる株式に再び好景気をもたらすという広範な信念によるものなのか、わいにはわからん。でもこの数週間はマーケットは荒れた動きが続いとって、多くの株が何の理由もなく急騰しとる。
今日もそんな日やった。ダウは+0.97%、SP500は+0.35%、そしてナスダックは+0.16%と上昇の日になったんや。この勢いは続くのか考えてみようやないか。早速来週のゲームプランにいってみたいと思うで。来週は感謝祭の週で、歴史的に見てもマーケットはそのアニマルスピリッツを非常にポジティブな形で解き放つ傾向がある週や。わいはそこまで興をそぎたくはないが、でも、わいにとっては今のマーケットは少し投機が過ぎるように思える。今の投機的な動きに対処しないとあかん。先手を打っておかないとあかんのや。
そのことを念頭に、月曜日から見ていきたいんやが、月曜日はまず、Bitcoinに注目したいで。10万ドルを突破するかどうか。ひとたび突破したらもう話題にしなくて済むんや。今はビットコイン万歳といった感じやが、これはトランプの戦略的ビットコイン備蓄のアイデアによるものや。ここでようやく買い始めた人は、合法である限り、わいはそれを非難はしないが、でも気を付けてほしいで。
株はどうやろうか?さて、本当に多くのことが起こっとるんや。まず月曜日にBath & Body Worksの決算があるで。この会社は他のモールベースの小売業者よりもうまく、eコマースの競合他社を抑えてきたんやが、でもここ数年は株価が不調や。過去2四半期の業績は悪くないとわいは感じたが、でもいずれの決算でも弱気なガイダンスが示されて、株価が押し下げられた。5月末の50ドル台前半から現在は約30ドルに下落しとるんや。期待値はついに十分下がったやろうか?もし彼らがホリデーシーズンに関するポジティブなコメントを出すことができれば、今のマーケットでは株は上がるやろう。
月曜日は更にZoom Videoの決算もあるで。今この株を空売りしている人がパニックに陥っていて、水中の血の匂いを嗅ぎつけているような買い手が集まてきとる。今回の数字はどうなるやろうか。火曜日はリテールにとってビッグデイになるで。朝だけでも、Best Buy、Abercrombie & Fitch、Kohl's、Macy's、Burlington Stores、そしてDick's Sporting Goodsの決算があるんや。
今、多くのリテールがあまり良くない数字を決算で出しとるが、多くの場合、それでも彼らの株価は急騰しとる。一方で、Targetのような企業は、赤ちゃんアザラシのように叩きのめされとる。こういう状況では、上がっているリテールの株を今買い始めるのは危険やで。特にDick's Sporting Goodsみたいな、過去数日間で大きく上がった株は猶更や。Dick'sは今日だけでも8ポイントも上昇しとるんや。それは業績が素晴らしいことを示す良い兆候なんやろうか?それとも、上昇を前借りしてしまっていて悪い兆候なんやろうか?わいは実際には前者だと思うんや。でも気をつけんとあかん。
Best Buyはどうや?今週、Home DepotとLowe'sからの住宅修理に関する悲観的な話を聞いたから、わいのファンドではこの株をちょっと売ったりしたんや。リスクが高すぎると思ったからな。でも誰もBest Buyに多くを期待してないから、もし何か良いことがあれば、株価は急騰するやろう。Abercrombieに関しては前の決算は失敗やったんや。でも昨夜のGapの成功を考えると、A&Fが2回も間違えるとは思えんし、わいは彼らはそれほど悪くないと思うで。
Kohl'sに関しては、Sephoraについて彼らが何を言うかを聞いてみたいで。Sephoraが今や店舗に行く主な理由やからな。さて、Macy'sに関してやが、CEOのTony Springは、今後30日間で驚くべき利益を上げることを知っとるやろう。ホリデーシーズン前の決算は、ホリデーシーズンへの前奏曲や。TonyはBloomingdale出身で、そこで素晴らしい仕事をしたから、わいは期待しとるし応援しているで。あと、TJXとRoss Storesはどちらも良い決算を報告したから、火曜日に決算があるBurlington Storesも同様だと思うんや。期待しているで。
火曜日は更に食品株の決算発表もあるんや。JM Smuckerや。今マーケットは食品株を好んでいないようや。Smuckerについては、ウォール街はSmuckerがHostess Brandsに対してあまりにも高い支払いをしたように見えることを好んでないんや。なんという大金や。ジャンクフードの王として知られる資産に56億ドルも支払ったんや。ただ、今のマーケットでは、Smuckerが単に予想通りの数字を出すことができれば、株価は急騰する可能性があるで。空売りすべきでないときに空売りしている人が多くいるからな。
火曜日の引け後は大手テック企業の決算があるで。わいのファンドで持っとるCrowdStrike、Dell Technologies、Workdayといった面々や。これらは3社とも好結果を出すかもしれん。CrowdStrikeは、あの夏に世界中で話題になった不具合以来、CEOのGeorge Kurtzが攻勢をかけとる。もしかしたら、決算前に買ってもええかもしれん。良いタイミングかもしれん。ちなみにわいのファンドはPalo Altoも持っとるが、決算は二日前だったんやが、好調だったで。あまり話題になってないが、とても良い内容やった。株価は下落しとるが、それは株価が間違っとるんや。
Dellは、新世代のAIチップであるBlackwellの実装において、Nvidiaの最高のパートナーや。買いたい人は今ちょっと買って、その後下がったらまた買い増すとええで。わいはMichael Dellをとても信頼しとる。彼の会社に投資できることは幸運だと思うで。Workdayは簡単や。突然世界はエンタープライズソフトウェア株を愛するようになった。かつては嫌っていたのに。Workdayは企業内の人事と財務分野で勝者やで。
さて、更にHPの決算もあるんやが、これは本当に重要や。わいは真実が知りたい。AI搭載のPCが本当に期待通りにうまくいっているのかどうか。もしそうではなかったら、その理由を知る必要があるで。MicrosoftのCopilotは果たして無用な付属物なんやろうか?Marc Benioffはそう考えていて、彼はTwitterで何回もそれについて話しとる。ぜひチェックしてみてほしいで。わいらには真実が必要や。
水曜日はFedが重視する指標である個人消費支出(PCE)の発表があるで。インフレ率がFedが望むよりも高くなっていることはわかっとる。12月の利下げは必要ないという話もある。ここはとても難しい判断になるで。特に、Fedが利下げを開始して以来、住宅ローン金利を含む長期金利が上昇しているからや。本来は逆になるはずなのに。低いPCEの数字は再度の上昇を引き起こす可能性がある。そうなったら最も投機的な株式の一部で調整が見られるかもしれん。それがわいが懸念していることや。
木曜日はThanksGivingでマーケットはお休みや。金曜日は1PMまでの短縮取引や。結論やが、もしあなたがここまで大きな利益を上げているなら、わいはあなたにお願いがあるで。来週は感謝祭やから、利益に感謝の意を示して、最もリスクの高いポジションの一部を手仕舞ってくれんか?そうすれば、後々あなたもわいもきっと気分が良くなると思うんや。
サンクスギビング明けに崩れるのが心配です。
応援よろしくお願いします。