こんにちはマカベェです。
メイ首相の若いころは美人だったってご存知でしたか?
いや、今でも気品があふれていますけれども。
さて、またまたメイ首相のブレグジット協定案が否決されました。
Brexit: MPs reject May's EU withdrawal agreement
メイ英首相のブレグジット協定、3度目の否決 EUは4月「合意なし」想定
この期に及んでの迷走に次ぐ迷走。
そもそも2016年6月の国民投票でEUからの離脱が決定されて、昨日の3月29日に離脱するはずでした。
でも、「第2次世界大戦後最大の政治危機」といわれる事態を迎えていて、議会制民主主義を生んだイギリスが、議会制民主主義に徹しているからこそ、どうやって離脱するかについて意見がまとまらず、身動きが取れなくなるという皮肉な事態に陥っています。
昨日の29日、イギリス議会の下院でメイ首相のEU離脱協定案が、344対286で否決されました。
このままでは、イギリスは4月12日にEUを離脱することになります。
合意なき離脱、いわゆるハードブレグジットです。
実際EUは「4月12日のハードブレグジットがあり得るシナリオになった」と声明を出しています。
EU常任議長(大統領)は、4月10日に欧州理事会を招集してますが、そこで離脱延期が決定されることはあるでしょうか。
今後は以下のようになると書かれています。
何?示唆的投票って?
もうよくわかりません。
メイ首相の辞任を求める声も日に日に増しています。
ということなのでしょうが、どうなるのでしょうか。
ちなみに、そもそもメイ首相は離脱反対派でした。
なのに、国民投票で離脱を扇動した面々は投票後に表舞台から消えて、もともと離脱反対派だったメイ首相が何とかとりまとめようとするも、ぐだぐだと混乱をもたらし、下手したら、いけてない首相として歴史に残るとまで言われています。
議事堂前の広場には数千人が集まり、ブレグジットが期日通りに実施されないことに抗議していて、周囲の交通が一時動かなくなったりしている今、非難が降り注ぐメイ首相は、もともと離脱反対派だったこともあって、ちょっとかわいそうだなと思ってしまいます。
ちなみに、下院の意見は以下の感じらしいですね。
1.合意なき離脱には反対する。ビジネスや国民生活に大きな支障が出るため。
2.EUとメイ首相が合意した離脱協定案には反対する。主な理由は「親EU過ぎる」ため。北アイルランドとアイルランド共和国の国境問題を解決するための緊急措置も反対だ。
3.離脱中止にも反対する。
子供か!
じゃあどうせいっちゅうねんって、メイさんは思っていることでしょう。
応援よろしくお願いします。