アメリカ発ーマカベェの米株取引

アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

アメリカ生活

全てはあなたから始まった。ジョン・ボーグルさんに合掌。これからもあなたと共に生きていく。

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こんにちはマカベェです。

このニュースに触れないわけにはいきません。

歴史的な偉人が1月16日、89歳で逝去されました。

バンガードの創業者のジョン・クリフトン・ボーグルさんです。

John Bogle, Vanguard Founder Who Urged Low Fees, Dies at 89

 

 

自分はバンガードの大ファンです。

自分のような大ファンは多く、ボーグルヘッドと呼ばれています。

そうです、自分はボーグルヘッドです。

前に書いたように、自分の金融資産の96%が老後資金と教育資金ですが、そのほとんどをバンガードのindex投資信託に入れています。

金融資産 -4:その他および2018年12月の資産配分まとめ

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ボーグルさんの功績は下記のサイトによくまとまっています。

バンガード創業者 ジョン・ボーグル逝去、その功績と人生

 

 

なんといっても我が金融資産の大半が入っている「インデックスファンド」のまさに「父」なのです。

ボーグルさんは海軍史が趣味で、バンガードという会社名は、1798年のナイルの海戦で活躍したイギリス海軍提督ホレーショ・ネルソンの旗艦にあやかっているそうです。

まさに先駆者となってビジネスを進めるという世界観が、バンガードのロゴや投資家への通信で見ることができます。

 

 

バンガードは1976年にはじめて、個人投資家向けにインデックス・ミューチュアル・ファンドを設立しました。

業界内では「凡庸に陥る道」などと嘲笑され、当初あまり資金が集まりませんでしたが、現在はバンガード500インデックス・ファンドにファンド名を変更しており、業界最大のファンドの1つにまで成長し、4000億ドル以上の資産を保有しています。

今日、インデックス・ファンドは、バンガードの管理下にある5兆1000億ドルのうち70%以上を占めていて、これらは他の多くのファンド会社も扱っており、多くのETF市場の形成にもつながっています。

ボーグルさんはまさに、個人投資家のためというインデックスのコンセプトのパイオニアでした。

バンガードの現CEOであるバックリーさんは次のように述べています。

「ジャック・ボーグル氏は、投資業界全体のみならず、さらに重要な点として、自らの将来や子ども達の将来のために貯蓄している数えきれないほどの個人の生活に影響を及ぼしました。ボーグル氏は、傑出した知性を有し、信念を持ち、先見の明があり、そのアイデアは投資方法を大きく変えました。当社は、すべての投資家を公平に扱うという彼の意志を受け継いでいきます。」

本当にこの言葉の通りです。

繰り返しになりますが、我が金融資産の大半はバンガードの投信です。

ボーグルさんがいなければ、我が家の現在の安定安心もありません。

以下のグラフがその功績を雄弁に物語っています。

 

 

ボーグルさんは2004年のタイム誌で「世界で最も影響力のある100人」に選出され、2010年のフォーブス誌で「過去1世紀に他のどの金融関係者よりも投資家のために良いことを行った」人物と評され、1999年のフォーチュン誌では投資業界における4人の「20世紀の巨人」の1人に選ばれました。

当然の評価です。

 

 

バンガードは相互会社として、とても特異な、まさに投資家のための会社形態です。

以下のサイトに詳しいです。

Vanguardがトクベツなわけーあなたがオーナー!

偶然ですが、ボーグルさんは自分が今いるフィラデルフィアを第二の故郷にしていて、逝去の場所も自分が住んでいるところと目と鼻の先です。

市民としての活動も積極的で、「私は、私によくしてくれた第2の故郷であるフィラデルフィアを愛しています。ここは私の心の故郷となり、想像もつかなかったようなダイヤモンドを見つけました。」と述べています。

よき家庭人でもあり、6人の子供、12人の孫、6人のひ孫がいるそうです。

 

 

そういった人柄があらわれているような、個人のもうけにはしらない、皆に広く貢献するファンドの哲学。

当時受け入れられなかった革新性。

逆風の中でも推し進めた強力な意志と信念。

結果としての大きな大きな大きな未来永劫に続くであろう貢献。

なぜアメリカが富んでいるのか?

なぜ日本と家計資産の差が出ているのか?

その答えの一つは、アメリカにはボーグルさんがいたからで、日本にはいなかったからだ。

日米の家計格差が拡大 原動力は「ボーグルの愚行」

ちなみに共和党支持者ですが、トランプには大統領の資質なしとしていました。

 

 

自分はこれからも大半の資金をバンガードに入れ、バンガードと共に生きていきます。

 

 

合掌。

 

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