こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/17のMad Moneyはどうだったでしょうか。

もし、まだ「今週もさらにもう1週間、3%上昇するような相場がある」と信じていなかったのなら、それはもっともや。今週上がったのは3%どころじゃなかったで。実際には今週、相場は3%ではなく4%上昇したんや。今日の巨大な値動きのおかげもあるで。中東で和平が成立しつつあるように見え、さらにホルムズ海峡が再び商業航行のために開かれる見通しとなったことで、株式市場はそれを好感し、ダウは+1.79%、SP500は+1.20%、そしてナスダックは+1.52%と上昇したんや。

はっきり言って、わいは長年この世界を見てきたが、今の上昇はわいがこれまで見てきた中でも最も目を見張るラリーの一つや。これは昨年の、いわゆる「解放の日宣言」後のラリーを、ほんの小さな上昇に見せてしまうほどや。このすさまじい相場の軌道を考えてみてほしいで。市場は戦争で急落し、その後は戦争の最中に上昇した。しかも、イランがホルムズ海峡を封鎖し、自国分を除いて湾岸からの石油輸出を止めていたにもかかわらず、や。そしてその後、停戦で更に急騰して、海峡が閉じられたままだった局面でも上昇し、さらに海峡の再開、そして戦争終結と思われる状況で、なお一段高となった。

これほど強気なら、何が起きても市場は際限なく上がっていくように見えるよな。戦争終結の式典でも、あるいは少なくとも戦争に従事した兵士たちをたたえる大統領の記者会見でも、相場は上がるんやないかと思ってしまう。わいが「こんな3週間のラリーは見たことがない」と言うのは、普通なら株式市場は好材料の前夜に上がるものだからや。ところが、実際に好材料が出ると、市場は売られるものなんや。売って、売って、売って、となるのが普通や。ところがこの市場は、何が出ても上がるんや。買って、買って、買って、や。しかも、上がっているのはテックだけではないで。銀行株、小売株、住宅建設株にもラリーがあったんや。

となると、当然こう問わんとあかんよな。これはまだ続くのか? そのためには、今後のゲームプランを見ていく必要があるで。来週は注目決算が目白押しの重要な週になるんや。見ていこうやないか。月曜日はAlaska Airが決算を発表するで。普段はあまり注目しない銘柄やが、今は大型再編が起こり得ると見とるで。戦争が終わったことで、Alaska Airもその話題の一部になるかもしれん。UnitedがAmericanの買収を目指していることは分かっとるし、JetBlueも候補先として、あるいは完全買収の対象として検討されるかもしれん。ただ、反トラスト法の観点からは正当化が難しいやろう。もっとも、航空会社にとって幸運なのは、今の政権はその点をあまり気にしないのではないか、ということや。

火曜日から決算ラッシュが始まるで。まずは朝、UnitedHealthの決算が出るが、わいはこれが、正当性を取り戻そうと懸命に立て直しを進めているこの健全な医療保険会社からの、大きな好決算の連続の最初になると見とるで。GE Aerospaceも決算を発表するが、もしかしたら、やや失望をよぶかもしれん。というのも、この会社は航空機整備から多くの売上を得とるが、戦争中はかなり深刻な稼働停止があったからな。さて、もちろん、わいが戦後に期待しているのは金利低下や。Kevin Warsh率いる新しいFedが利下げを行い、住宅市場が爆発的に伸びる、そのことを期待しとる。

もしそうなれば、更に火曜日に決算があるDR Hortonの株は大きく反応するやろう。特に低価格帯住宅の建設会社やからな。その前に、今回の決算でこの会社がどういう状況か見ておこうやないか。更にRTXの決算がもあるが、わいはこの会社が好きやで。防衛と商業航空宇宙が入り混じった、興味深い会社だからや。ここで珍しく下げとるが、わいやったら決算前にこの株を買うかも、と思うで。RTXのこうした押し目は、長続きしない傾向があるからな。

火曜日の引け後にはUnited Airlinesが決算を発表するで。この会社がライバル買収にどれほど本気なのかが分かるやろう。わいは、トランプ政権のホワイトハウスなら実際にそれを認めると見とるで。ブッシュ政権やオバマ政権の人たちは航空会社の統合を許しすぎて、その結果、航空券価格が急騰したんやが、そういう過去があっても、や。さて、水曜日はまさにダイナマイト級やで。わいのファンドはBoeingとGE Vernovaの株を保有しとるんやが、両方ともこの日に決算があるんや。どちらの大きく動く可能性があるで。

Boeing株はここ数週間、投資家が長期戦と受注減を恐れたため、猛烈な売りに見舞われてきたんや。わいは、その点がカンファレンスコールの焦点となって、今回はネガティブではなくポジティブに受け取られると思うで。GE Vernovaは、データセンター向けに需要が非常に強いタービンエンジンを製造しとる。短期的には完全に売り切れ状態やから、この株を買うというのは将来年度の確定受注への期待に賭けることになるで。そしてわいは、その受注は取れると思っとるで。彼らが原子力プログラムについて話してくれることを願っとるし、顧客はそれを望まないかもしれんが、わいは値上げしてくれることも期待しとるで。

更にVertivの決算もあるんやが、この株はものすごい上昇を見せとるんや。この会社は、非半導体分野を含むさまざまな業界向けに空冷ソリューションを提供しとる。ここ最近、非常に素晴らしい決算を続けていて、そのたびに株価は大きく上昇してきたんや。でも、決算発表前の時点で年初来ほぼ90%高というのは、わいはこれまで見たことがないで。だからこそ、わいは慎重でいたくなるんや。この会社自体はとても好きやけどな。水曜日の引け後にはTeslaの決算があるで。

もう誰も自動車の話なんて聞きたくないんや。聞きたいのは自動運転車の話とか、ロボットの話や。SpaceXのIPOに関する情報も欲しいで。会社は別やが、相手はElon Muskやから、何が出てきてもおかしくないで。つまり、車以外の話なら何でもいいんや。これほどテック中心の見方になるのは不思議やが、Teslaを自動車会社として型にはめて見ることには、わいはもう関心がないんや。今取り組んでいることには、もっとはるかに大きなものがあるからな。

さて、更にServiceNowの決算もあるんやが、この株は非常に大きく売られてきたで。かつての株主の多くは、今やAnthropicのような企業にあまりにも簡単に破壊されてしまうのではないかと懸念していたんや。こういう話が出ると、いわば致命傷になりかねず、なかなか打ち返せないものや。でも今回は、Bill McDermottから非常にしっかりした数字が出てくると思うで。問題は、それがちゃんと評価されるかどうかや。わいは、今回は好材料が株価を押し上げ、ここ数四半期のように無視されることはないと思っとるで。ただ、これはかなり思い切った予想や。これまでそうならなかったからな。

更にIBMの決算もあるんやが、この株は前回の決算でひどく売られたんや。わいはそこまで悪い四半期だとは思わんかったし、特に下げる理由もなかったと思うで。あれほど内容がしっかりしていたのに下がったのは奇妙やった。今回はIBMが強い決算でその動きをひっくり返すと思うで。しかも大量の情報も出してくるやろう。量子コンピューティングへの取り組みについても聞ければと思っとるで。量子が好きなら、IBM株は魅力的やで。

さて、この水曜日で最も強い決算を出すのはLam Researchかもしれん。メモリー向けに必要な半導体製造装置を作っている会社や。半導体メーカー関連は爆発的な動きになる可能性があるで。だからカンファレンスコールはしっかり聞きたいで。木曜日にも大物がそろっとる。まず、わいのファンドが持っとるHoneywellの決算があるで。産業オートメーションと航空宇宙事業について、かなり率直な決算になると思うで。Honeywellは今年後半に2社に分割される予定や。数字は良いはずですが、腹立たしいことに、それが株価に報われないことが多いんや。それに、この株は決算発表時にたいてい売られるんや。だから、この日に傷つきたくないなら、この日に少し売ってもいいかもしれんで。

更にBlackstoneの決算もあるんやが、これは興味深いで。というのも、この会社には大規模な解約に見舞われたプライベート・クレジット・ファンドがあるからや。その後どうなっているのかもっと聞きたいんや。彼らの運用成績はどうなのか。本来ならかなり喜んでいていいはずなんやけどな。わいは答えとしてはかなり良いものになるはずやと思っとるで。そもそも、そのファンドの資産自体には大した問題はなかったからや。単なる恐怖騒ぎだったんや。わいがその騒ぎに一役買わなくて本当に良かったと思っとるで。

更にAmerican Expressの決算もあるんやが、この銘柄は決算が出た直後はいったん下がり、その数日後に上がる、という動きがほとんどなんや。ではどうするか。引け間際まで待つか、あるいは翌朝まで待ってから買うんや。そうすれば、決算の数字自体はたいていかなり良いのに起こる、この終わりのない機械的な売りを避けられるで。さて、American Airlinesの決算もあるが、この会社は果たして身売りしたいんやろうか。何か言ってくれるはずや。ここまで期待外れだったからこそ、株価はこんなに低いんや。わいは彼らが売りたがっているとは思わん。ただ、Unitedが追いかけているという噂は、一向に止まないんや。

Lockheed Martinの決算もあるが、これは大ヒット級になるかもしれんで。CEOのJim Taicletは、政府からの注文への対応を見事にこなしてきたし、今後もまだまだ注文は来るやろう。ここは買いやで。たとえこれ以上戦争がなくても、や。さて、おそらく今週で最も重要な決算は、木曜の夕方に出るIntelやろう。かつて半導体の王者だったこの会社は、わいが見てきたどの業界の歴史の中でも最も成功した立て直しの一つに乗り出しとる。CEOのLip-Bu Tanは、CPU事業と高級半導体パッケージング事業の両方を取り込むうえで、見事な仕事をしてきたで。執行力は驚異的や。ただ、前回わいが取り上げたときには、市場は冷たく反応したし。今回も市場が同じことをやっても不思議ではないで。この株が欲しくても、決算を見るまでは買わないことや。決算後に少し拾えばいいんや。

最後に金曜日には、Procter & Gambleの新CEOの話を聞くことになるが、わいは今回の決算は弱いと思っとるで。ここ数四半期はそれほど良くなかったし、立て直しにはまだ早すぎるんや。ただ、景気減速に対するヘッジとして、わいはこの株をとても気に入っとるで。ここ何年かで見た中でもかなり割安や。だからこそ、わいのファンドはこれを持っとるんや。結論やが、来週は四半期ごとに訪れる3週間のうちの1つで、絶対に集中を切らしてはいけない週や。決算ラッシュの中では、通過するまで利益を上げるのがほとんど不可能や。ここを乗り越えても、ハードな局面はまだ3分の1終わっただけや。そのあとには第2週、第3週が控えとる。相当なハードさがこれから続くことを覚悟しようやないか。
いい決算が続きますように。
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