こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/16のMad Moneyはどうだったでしょうか。

何かがおかしい。だからこそ、そのおかしさについて話さないとあかん。昨年、投機的な株が市場を支配したときに何が起きたか、覚えているよな。株は上がって、上がって、上がって、どこまでも高く上昇していったんや。市場全体が安心感と過度な熱狂に支配される中で、や。わいはそれを「魔法のような投資の年」と呼んだで。そして、「続いているうちは楽しめばええが、でも、いずれ終わるし、その終わり方はひどいものになる」と言うたんや。案の定、10月半ばに投機はピークを迎えて、その「魔法のような投資の年」は大暴落で幕を閉じたんや。

それを今持ち出すのは、ここでも大きな上昇が起きているからや。その上昇は今日も続き、ダウは+0.24%、SP500は+0.26%、そしてナスダックは+0.36%やったで。そして、残念なことに、あのときと同じような投機株がまた先導しとる。だが、少し分解して見ていこうやないか。何が本当に起きているのかを説明するで。だって、またあなたに傷ついてほしくないからな。昨夜説明したように、相場はあまりにも短期間で、あまりにも急速に上がってきたんや。このラリーは、どの基準で見ても、もうかなり長く続きすぎとるで。

それでも、こういう局面になると、過剰に熱くなる人たちが必ずおるんや。相場が上がるたびに、彼らは何を買ってもさらに上がると思い込んでしまう。本気で、自分たちは天才だと思っとる。彼らはすべての規律を失っとる。自信過剰になりすぎとる。昨年とまったく同じや。自信過剰は、株を買うときの長所ではないで。信じがたいことに、彼らは何も分かっていなかったりするんや。では、今日そういう人たちは何に熱狂したのか?前回、彼らに大金を稼がせ、その後に大金を失わせた、まさにあの同じものや。原子力、量子コンピューティング、そして宇宙や。

わいは原子力が大好きや。だが、規制環境が以前より好意的になったとしても、原子力発電所の建設は決してうまいビジネスではないで。原発はコストがかかりすぎるし、それに、とにかく時間がかかりすぎるんや。だからこそ、上場している公益企業の大半は原発に関わりたがらないんや。Southern Company の災難を見た後ではなおさらや。Southern Company は、自社が抱えていた4件の原子力プロジェクトのうち最後の2件を完成させようとした際、深刻なコスト超過に見舞われたんや。

設計の複雑さ、サプライチェーンの問題、さらに建設会社の破綻も重なり、Southern は2基の原子炉を造るのに15年もかかったんや。冗談のような話になってしまって、おこりうる悪いことは、何もかも起きたような状態になってしまったんや。当初の見積もりは140億ドル。最終コストは約360億ドルやった。いいか、わいは原子力を否定しているわけではないで。クリーンエネルギーが欲しいなら、原子力は最良の解決策や。ただ言いたいのは、その複雑さゆえに、建設途中で倒産してしまわないような、より大きな企業と組む必要があるということや。

先日夜、割安な成長株を探していてわいが名前を挙げたのが Vistra だったのは覚えとるか?Vistra は、原子力へのエクスポージャーを十分に持つ非常に優れた独立系発電事業者や。わいやったらこれを買うで。スリーマイル島での再稼働を目指している Constellation Energy も好きや。この会社は原子力をよく分かっとるし、自社の保有設備にも多くの原子炉を抱えとる。今の水準なら、妥当な評価と価値の両方を備えていると思うで。あとは、GE Vernova も好きやで。GE Vernova は発電設備メーカーで、オンタリオで小型原子炉を建設しているうえに、Tennessee Valley Authority の原子炉建設計画でもパートナーになっとる。GE Vernova は実に優れた会社で、わいはその数字と成長の時間軸の両方に納得しとるで。

では、量子関連株はどうか。わいは、いつの日か量子コンピューティングが非常に重要になると信じとる。だが、今日はその日ではないんや。現時点で上場している企業は、まだ単なるサイエンス・プロジェクトにすぎないんや。どこも大きなことを語るが、前にも散々言ったことを繰り返すが、実際に成り立つ量子ビジネスを持っているのは Google、IBM、そして Honeywell だけや。わいのファンドでは Google を保有しとるし、後はIBM も非常に良い買いやと思うで。Honeywell に関しては今年後半、自社の量子事業である Quantinuum をスピンオフする予定や。Honeywell はその54%を保有しとる。非常に価値の高い資産や。

宇宙分野はもっと分かりやすいで。Elon Musk によって、おそらく今年の夏の後半にももたらされるであろう SpaceX の超大型IPOがあるからや。わいはこれが大ヒットになると思うで。その間は、SpaceX に似たものは何でも上がるはずや。Rocket Lab もその一つや。わいは Rocket Lab を推しとる。というのも、この会社には18.5億ドルの受注残があり、それが将来に対する非常に高い見通しの良さを与えているからや。今日はかなり上がったで。言うまでもなく、SpaceX 株を手に入れるのは簡単ではないやろう。でも、わいはそれが Tesla よりも良いパフォーマンスを示すと思っとるで。

なぜわいが、投機がまた制御不能になりつつあると強く主張するのか。その証拠Aとしては、Allbirds という会社のケースが圧倒的なものとなっとる。これは靴屋さんやが、わいのクローゼットにも Allbirds が一足あるで。ただ、あってもどうということもないんや。わいが買った当時はクールやったが、今はわいはそうでもないと思っとる。一方で、わいは足首を痛めとるんやが、この New Balance は素晴らしい。この New Balance のほうが、Allbridsよりずっとかっこいいと思うで。

率直に言って、6週間前には、Allbirds は歴史のごみ箱に向かっているように見えたんや。株価は2ドルそこそこで、運命が少し変わる程度の水準やった。上場して以来、ずっとそんな調子や。利益も出していない。だが、店じまいする代わりに、彼らは、自分たちでは天才的だと思ったに違いないことをやったんや。Allbirds は自社の靴事業を American Exchange Group に売却して、さらに機関投資家との間で5000万ドルの転換社債に関する最終契約を締結したと発表したんや。

そしてその資金によって、そしてここはリリースからの引用やが、「同社は事業をAIコンピュート・インフラへと転換し、長期的には、完全統合型のGPU as a service および AI native cloud solutions provider になることを目指すことが可能になる」。つまり彼らは、カジュアルシューズからAIへと方向転換し、社名も NewBird AI に変えるというんや。この会社は、より多くのコンピュート需要があると見とって、そのギャップを埋めるつもりだという。

彼らによれば、NewBird AI は、そしてこれも引用すると、まず「高性能・低遅延のコンピュート・ハードウェアの取得を目指し、それを長期リース契約のもとで提供することを追求する。そして、スポット市場やハイパースケーラーが安定的に対応できていない顧客需要を満たす。」引用終わりや。ああ、なるほど。コンピュート不足がある、だから彼らは誰に電話すればいいか分かっている、というわけや。カジュアルシューズメーカーに、や。これ以上適任がいるやろうか。Taiwan Semiconductor と対等に条件交渉したり、Nvidia の Jensen Huang とチップをめぐって真っ向勝負したりするのに、Allbirds 以上に適した会社なんて思いつかないよな。

考えてみてほしいで。彼らは木型を知っとる。キャンバス地も知っとる。ゴム底も知っとる。でもその知識で、 CoreWeave と張り合おうというんか?確かに会社によっては、 Bitcoin マイナーからデータセンター運営会社に転じた例はあるで。彼らはそういう例を持ち出して、靴メーカーに同じことができない理由がどこにあるのか、というかもしれん。もちろん、単純な答えがあるで。Bitcoin 採掘会社は、もともと事業の一環としてデータセンターを運営しとるんや。一方でAllbirds は、そもそも成功した靴会社ですらなかったやないか。

そういう状況なのに、このばかげたニュースを受けて、株は昨日ほぼ600%も急騰したんや。これを見ているといろいろ考えさせられるで。わいのファンドではNikeを持っとって、この株は持っていて本当に厳しい株や。Allbirdsのような感じで株が上がるんやったで、じゃあJordan ブランドのGPUラインでも始めたらどうや?Just do it.やないか。あるいは On Holding も、CoreWeave に対抗できるような、常時稼働型の製品ラインを出せるかもしれん。Under Armour が再び勝負に戻る方法は、GPU に全面的に賭けることかもしれん。Constellation Brands はかつて酒類事業を持っていた。今はデータセンターや、みたいなことも可能や。器用なもんや。

真面目な話、この分野へのエクスポージャーが欲しいなら、昨夜のTaiwan Semiの決算で、つまり Nvidia 向けチップを実際に作っている会社の決算で、CPU は不足していると言うとった。ということは、今上がっているように、 AMD や Intel を買えばいいということやないか。これらの株もかなり上がっとるが、こういうのに乗る方が、転換社債やなんだかんだのAllbirdsの株を買うよりはずっとましや。いや、もっといい考えがある。Allbirds を買うくらいなら、結局Nvidia を買ったらどうや、とわいは真面目に思うで。

データセンター とそのサービスという話になれば、わいは Allbirdsではなく、Jensen についていきたいんや。彼のほうがよく知っとるし、この業界について本物の感覚を持っていると思うんや。Allbirds は、履物ですらまともにやれなかったんやから。Allbirds は、ここで実質的にまったく新しい会社を作ろうとしとる。しかも、何の審査も、実際の精査も受けずに、上場しているシェル企業に入り込むことでそれをやろうとしとる。これがあまりに先へ進みすぎる前に、SEC は“Allbird の人たち”にちょっと電話して、会社を見直してみたらどうかと提案したり、これが単なる途方もない冗談ではないことを確認したらどうなんや?

結論やが、わいは昔から自由市場を信奉する人間や。でもこのAllbirdsの案件は、まさに投機の橋を渡りすぎた案件や。NewBird AI の居場所は、Allbirds があるべき場所と同じや。クローゼットの奥や。いや、Birdsやから、場合によっては鳥かごの中ですらあるやろう。でもこういう動きこそが、魔法の投資の年がよみがえってきたことの明らかな証拠であり、だからわいらは警戒を強めんとあかんのや。
上昇はどこまで続くでしょうか。
応援よろしくお願いします。
