こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの6/9のMad Moneyはどうだったでしょうか。

本物の強気相場にはリーダーがいて、そのリーダーたちは素晴らしい特徴を持っとるんや。大きな利益を上げていて、数が限られていて、さらに市場に出回っている株数も多くないんや。なぜなら、こうした企業は常に自社株を買い戻しているからや。そして、それができるんや。なぜかというと、大量のキャッシュを生み出していて、バランスシートが非常に美しいからや。ほんの数カ月前までは、それはほぼすべての巨大テック株に当てはまっとった。しかし今、わいらは新しいリーダーを探しとるんや。なぜなら、テック株はもはや信頼できなくなっているからや。

だから今日のような相場になるんや。ダウは+0.17%と上昇したものの、SP500は-0.26%、そしてナスダックは-0.97%と下落したんや。日中の下落幅はもっと大きかったりしたんやで。考えてみてほしいんやが、2023年春の小規模な銀行危機以来、テック株はこの相場の中心的リーダーであり続けてきたんや。ずっとや。わいらは忘れがちやが、Magnificent Sevenが登場したのはその時やったで。半導体株が勢いよく上昇し始めたのもその時やった。エンタープライズ・ソフトウェア株が急騰したのもその時やった。コモディティ型の半導体メーカーを除けば、テック関連はすべて一気に上昇したんや。

彼らは完璧なリーダーとしての資質を持っとった。良好な成長、素晴らしいバランスシート、安定した自社株買い、そして希少価値や。市場の他の部分は、成長が不確実で、一貫性がなく、断続的で、鈍く、疑わしいものに見えたんや。しかし今、わいらはまったく違う局面におるよな。テックには、もはや希少性がないんや。史上最大級のIPOがいくつも控えとる。まずSpaceX、それからAnthropic、そしてOpenAIもや。いま一貫しているテック株といえば、当時最悪だったもの、つまりコモディティ型の半導体株だけや。いつものように、これらは今日大きく反発したで。なぜなら深刻な供給不足があるからや。短期資金はとにかく供給不足が大好きなんや。

Magnificent Sevenの全盛期には、誰もがこのテックの巨人たちが非常に高い利益を上げている点を評価しとった。しかし、わいらがいま崇めている新しいBig Three、つまりSpaceX、Anthropic、OpenAIは、信じられないほど巨額の赤字を出しとる。SpaceXは、宇宙での壮大な野心に資金を払い続けるつもりなら、何度も資金調達をしなければならんやろう。それ自体は構わんが、でも、それは2023年にわいらがテック株について好んでいた特徴ではないで。他の2社については、誰にもわからないんや。彼らには利益を出している時間などないんや。

Magnificent Sevenの特徴は、盤石なバランスシートやった。それが、彼らに強力な自社株買いを可能にしとった。需給は引き締まっとった。株価が雪崩のように崩れることはあまりなかったんや。巨大企業ではあったが、売りに出てくる株は常に多くなかったんや。増資?冗談やろう?という感じや。しかし今では、AppleとNvidiaを除けば、バランスシートに余裕のない企業が山ほどあるで。Alphabetは何年も自社株買いをしてきた後に、株式を発行したんや。資金調達が必要になるMagnificent Sevenの企業は、Alphabetだけではないかもしれん。

つまり、Amazon、Meta、Microsoftのいずれも、株式を売りたいと思う可能性があるという議論を組み立てることができるで。もしわいが経営しているなら、どうやろうか。ハイパースケーラー同士の銃撃戦に、ペンナイフ一本で出ていきたいとは思わないんや。大型テック株にはまだ希少価値があるやろうか。SpaceXとAnthropicが次々に公開されるとなると、そうは言えないやろう。AnthropicとOpenAIがいつ上場するのかは実際にはわからんが、わいはこれらの案件はわいらが思っているより早く実現する可能性があると思っとるで。彼らには資金が必要や。

Bloombergによれば、AI関連の資金需要パイプラインは3.6兆ドルに上るそうや。それはまったく良くないんや。全然良くないで。ここには希少価値などまったくないんや。わいは何度も何度も繰り返し言ってきたよな。金利上昇は強気相場にダメージを与える可能性がある、と。しかし、強気相場を本当に殺すのは、株式の供給過剰や。わいらはこれから、あふれ出るほどの供給に直面しようとしとる。あまりにひどいので、今日は自分でも、SpaceXの案件がわいが思っていたほどうまくいくのかどうか疑問に思い始めたで。

もしかすると、彼らは高すぎる水準で始めてしまうのかもしれん。成行注文によって、Nvidia並み、つまり5兆ドルの評価額まで高く始まり、その後、地獄行きになるのかもしれん。最初から自分が何をしているのかわかっていなかった人たちが、成行注文を使って買い、損失に耐えられず猛烈に投げ売りする。そんな株の大量放出や。唯一の救いは、SpaceXを買おうとしている人たちの多くが、すでに損をすることに慣れているという点や。なぜなら、彼らはBitcoinやレバレッジETFにいるからや。そうや。SpaceXの案件に入りたがっているのは、まさにその短期の投機資金や。最悪の種類の資金や。

一方で、暗号資産のチャートは、正直に言って、わいのキャリアの中でも最悪級かもしれん。加えて今日は市場のいくつもの分野が圧倒されとる。特にエンタープライズ・ソフトウェア分野や。またしても、そこに属する1社が失望を招けば十分だったんや。SailPointや。誰も聞いたことがないようなサイバーセキュリティ企業や。でも、わいらは彼らが負債を抱えていることを知っとる。彼らはしかも将来見通しを引き上げなかったんや。実際に起きたのはそれや。

でもそれが「死のキス」となり、同じグループ全体に波及して解釈されたんや。SailPointは11%超急落し、ServiceNowは6%下落、Adobeは3%下落したんや。AdobeはSalesforceと同じ事業ですらないのに、完全に下げ戻されたんや。供給が多すぎて、バランスシートは傷んでいて、株主は投機的で、希少価値はない。Magic 7が市場のリーダーとして選ばれた時とは正反対や。では、今日の相場を主導したのは何だったんやろうか?まあ、かなり単純や。JM Smuckerが10%上がったんや。

この会社は、ペットフード、コーヒー、ピーナッツバター、フルーツスプレッド、トースト、そしてTwinkiesまでを寄せ集めたような会社や。ちなみに、Twinkiesは好調やったで。この会社や同業他社は、今まで見捨てられた存在やったよな。猛烈なインフレ、健康への懸念、GLP-1受容体作動薬の影響の犠牲者やった。しかし考えてみると、食品株には希少価値があり、バランスシートも悪くないんや。成長はあまりないけどな。そして、それはもちろん、食品株をやや魅力に欠けるものにはしとる。

ということで、わいにとって、他の主導株グループのほうがもう少し受け入れやすいんや。そこで金融株とヘルスケア株や。前者は成長が限られとるが、信用不安と金利低下への懸念で叩き売られてきたため、株価は安いんや。信用問題は依然としてリスクになり得るが、金利は安定するか上昇するやろう。それは銀行にとって良いことや。あとは、ヘルスケアやが、これこそ、わいらが探していた主導株グループや。Johnson & Johnsonを見てほしいで。消費者向け製品事業のKenvueや、コモディティ化した整形外科事業のような、成長の遅い部門を切り離してきたんや。そして高成長の医薬品に集中しとる。わいはそれが好きや。

Johnson & Johnsonは、AAA格のバランスシートを持っとる。アメリカ政府よりも良いんや。わいはここでは医薬品株が好きやで。UnitedHealthのような銘柄も好きや。バイオテックの中でも、贅肉のない企業も良いと思うで。あと、住宅関連株にも買いが入ったんや。中古住宅販売が強い数字となり、今年最高だったからや。わいはこのグループを割り引いて見とるが、脈があることを確認できたのは良いことや。良好な住宅市場は、住宅だけに影響するわけではないで。もちろん住宅にも影響しますが、小売にも追い風になるんや。たとえばWilliams Sonoma。素晴らしい動きを見せとる。今日の買い手たちは、明らかに良い住宅関連指標が複数続くことを見込んどるで。幸運を祈るで。わいもそれほど強気になれたらいいんやけどな。

さて、この週末、わいはInvesting Clubのメンバー向けに記事を書いたんや。その内容については後ほどもっと話すが、わいは市場に対してますます弱気になっていると書いたで。わいは何度も何度も、買いをかなり大幅に減らさなければならんと言ってきたんや。なぜなら、この株式供給の洪水を非常に懸念しているからや。供給が多すぎることへの唯一の治療法は、価格が下がることや。企業がもう株式を売りたくなくなるほど低く、そして他のものがあなたやわいにとって魅力的に見えるほど低い価格や。わいらはまだそこまで来てないで。供給過剰の期間に入って、まだ2日目にすぎん。しかし、これらの案件が「大蛇の腹」を通り抜けて消化されるまでは、できることはあまりないんや。

最後に、もう一つ奇妙な点があるで。テック企業の多くは、データセンター網を構築するための資金が必要だから上場しようとしとる。つまり、これらのIPOすべてから実際に恩恵を受ける、割安で自社株買いもある唯一の企業はNvidiaだということや。それなのに、Nvidiaも他のすべてと同じように叩き売られとる。買うべきなのはこれや。この泥沼から最初に反発するのはこれや。そして次はAppleや。Appleには今なお素晴らしいバランスシートがあるからな。自社株買いもまだあるで。わいら皆が愛する製品もまだあるんや。結論やが、信用取引から降りようやないか。煽るような売買や投機もやめようやないか。上昇局面では現金を増やそうやないか。後悔することはないはずや。
下落が止まってくれればいいのですが。
応援よろしくお願いします。
