こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの8/6のMad Moneyはどうだったでしょうか。

テーマや。わいはテーマが大好きや。なぜなら、テーマを見つけることができれば、向かい風に逆らうんじゃなくて、追い風に乗ったポートフォリオを作ることができるからや。株価が下がったときにも、「これはむしろ買い増しのチャンスだ」と自信を持って買える銘柄を選べる。これはものすごく大事なことや。なぜかって? どんな株だって、いつかは必ず下がるからや。

そして、どんなテーマが実際に機能しているのかを見つけるのに一番いい時期が、決算シーズンの終盤や。今日みたいに相場全体にあまり方向感がない日ほど、こういうテーマがその日の相場を決めることが多い。今日はダウは-0.85%、SP500は-0.18%、そしてナスダックは-0.06%やった。わいは決算シーズンがここまで進んで、はっきりしたテーマが浮かび上がってくるのをずっと待ってたんや。そしてようやく出てきた。だから今日は、それをみんなに明かしたい。重要なものを5つ言っておくで。

まず一つ目のテーマは、完全に直感に反する話や。ほんまに予想外なんやが、今、消費者がめちゃくちゃ強いんや。これまで何度も、「消費者はもう限界まで追い詰められている」と言われてきた。政府からの支援は減ったし、インフレは大きく上がった。だから家計は相当苦しいはず、という話やった。ところが今回の決算シーズンで企業が言っていることは、まったく違うんや。

その話はまず銀行から始まった。大手消費者向け銀行のBank of AmericaとWells Fargoの両社が、あらゆる所得層の消費者が前向きな状態にあり、自分たちの収入の範囲内で使えるお金をちゃんと持っている、と言ってるんや。しかも、大量の借金を積み上げているわけでもない。つまり、消費者は健全で、家計のバランスシートも良好なんや。

正直、わいはこれは予想してなかった。もちろんAmerican Expressについては、富裕層の顧客が多いから消費は強いやろうとは思ってた。でも、ここ数日でBookingやExpediaのCEOが語っているのを聞くと、旅行需要が驚くほど強いんや。これは素直にかなり心強い話やと思う。確かにCOVIDのあと、人々が旅行したがるようになったというのはある。COVIDを経験して、「人生は短い。世界を見に行かなあかん」と考えるようになった人が増えたんやろう。

でも、わいはそれも一時的な現象やと思っとった。ところが、どうやら違う。今では、この旅行需要は一過性やなくて、ずっと続く構造的なものになっているように見えるんや。DeltaとUnited AirlinesのCEOも、このストーリーを支持しとる。Discoverとの合併によってクレジットカード業界の大物になったCapital Oneも、今の強い消費を取りにいく銘柄としてわいは好きや。ここにはチャンスがある。

それからAmerican Expressは年初来で7%下がっている。これもええと思うで。Capital Oneも9%下がってとる。どっちもポートフォリオに入れていいと思うし、わいは両方ともここから上がると思ってる。ほかにはWilliams SonomaとRalph Laurenや。この2社は高級消費者向けの小売企業で、消費者が強ければ大きな恩恵を受ける。わいは両方とも好きや。Ralph Laurenはまさに今朝、素晴らしい決算を出した。ほんまに見事な仕事やった。

さて、二つ目のテーマや。これは今日、一日中テレビでも聞いてた話やと思うけど、今、データセンター向けを中心に、あらゆる種類のメモリーが不足している。そこでメモリーを必要とする企業の株を買うのはどうかというと、これは危ないこともある。最近の株価の激しい動きを見れば分かる。そして、実際にメモリーそのものを作っている企業を買うのも、やっぱり簡単ではない。

でもな、メモリーを作るための「機械」を作っている会社はどうや?これはものすごくいいんや。わいは、この企業群こそ一番安定していて、一番価値があると思ってる。なぜなら需要の心配をする必要がほとんどないからや。顧客はメモリーを増産するために設備投資しないといけないし、その顧客企業には金もたっぷりある。

半導体製造装置の三強は、Lam Research、KLA、Applied Materialsや。この3社から一つだけ選ぶのはめちゃくちゃ難しい。全部すごい会社やからな。長年わいの番組を見ている人なら知ってると思うけど、わいが昔から大好きなゲストの一人がRick Hillや。Novellusの元CEOで、そのNovellusはLam Researchに買収された。だからわいはどうしてもLam Researchに少し肩入れしてしまう。それに今のCEO、Tim ArcherもRick Hillの流れをくむ人物や。

とはいえ、やっぱり一社には簡単には決められない。Applied MaterialsのCEO、Gary Dickersonは、この業界の価値を最も積極的に訴えてきた人物やとわいは思ってる。そして疑いようがないのは、これらの半導体製造装置企業こそが、アメリカの半導体サプライチェーンを支える本当の知的財産を握っているということや。

これらの会社たちは世界中から羨望の目で見られとる。中国からもや。中国は技術でアメリカを追い越していると、しょっちゅう聞かされる。でも、違うで。少なくとも半導体を「作る」という部分では、中国はアメリカより先には行っていない。Lam Research、KLA、Applied Materials。この3社こそが、アメリカの持つ優位性なんや。

さて、三つ目のテーマやが、これもとても興味深いんやが、サイバーセキュリティーや。わいは以前、サイバーセキュリティというものはいずれコモディティ化するか、あるいはハイパースケーラーや巨大テクノロジー企業の領域になってしまうと思っとった。でも違ったで。この三つ目のテーマは本物や。中国のハッカーや、AnthropicやOpenAIみたいな最先端AIモデルを作っているところから出てくる、いたずら好きのグレムリンみたいなAIたちを見れば分かる。SFでも好きやない限り、そんなところまで入り込めるなんて想像もしなかったような組織にまで、侵入する方法を見つけてしまうんや。

今年の初め、わいらはこのサイバーセキュリティ銘柄について判断を狂わされた。このグループは大量に空売りされた。なぜならウォール街が、AnthropicのCEOであるDario Amodeiの大言壮語をあまりにも簡単に信じてしまったからや。みんなあの人が大好きやからな。Dario Amodeiは、Anthropicなら最高のサイバーセキュリティを提供できる、みたいなことを言っていた。でも、自分たちの暴走したAIエージェントがどれほど危険になり得るかをAnthropic自身が分かっていることを考えると、ちょっと皮肉な話でもある。

でも今では、わいらも分かってきた。だからCrowdStrikeとPalo Alto Networksは、今やサイバーセキュリティでまず買うべき銘柄になった。この2社はAIに仕事を奪われる被害者やない。むしろ逆や。AIを使うハッカーが増えれば増えるほど、この2社はますます必要になる。この市場全体を見渡しても、最高クラスの銘柄やと思うで。

わいのファンドでも、このテーマにかなり深く投資してきた。そして最近、Palo Alto NetworksとCrowdStrikeの両方で100%以上の利益が出たから、一部を利益確定した。結局、わいは昔からこの格言を大事にしとる。ブルは儲ける。ベアも儲ける。でも、欲豚は死あるのみ。株価が2倍になったんやで。それでも一株も売らなかったら、さすがに欲張りすぎや。だから利益の一部をテーブルから下ろす、つまり確定する必要があるんや。

さて、次の大きなテーマやが、四つ目に言いたいのは、M&A、つまり企業の合併・買収に対する積み上がった需要や。バイデン時代の過剰な反トラスト法執行が終わって、トランプ時代のほとんど反トラスト法を執行しない状態に変わった。多くの企業は、こんな状況がいつまでも続くとは思ってない。だからこそ、今のうちにこの環境を利用して、M&Aをやってしまおうとしてるんや。

夏が終わったら、かなりの大型案件が出てくるとわいは思うで。噂されているAstraZenecaによるBristol Myersへの買収提案とか、実際に動いているStripeによるPayPalへの買収提案みたいな、とんでもなくデカい案件や。もちろん、こういうケースでは買われる側が合併したがってない可能性もある。でも買う側は、完全に準備できてるものや。めちゃくちゃ興味を持っているように見えるし、かなり高い金を払う覚悟までできているやろう。

じゃあ、このM&Aブームにどう投資するんや?それは、買収されそうな会社を当てにいくんやない。そんなことやったらあかんで。そんなのはカモがやるゲームや。そうじゃなくて、こういうM&Aを成立させる側の会社を買えばいいんや。となれば、Goldman SachsとMorgan Stanleyやろ。どっちも素晴らしいM&A部門を持っとる。M&Aのアドバイザリー業務というのは金鉱みたいなビジネスや。従業員一人当たりで莫大な利益を生み出せる。ということは、そのままEPSにも大きく効いてくるんや。

そして最後のテーマやが、五つ目はメドテックや。テクノロジー株はここまであまりにも上がってきた。だからポートフォリオマネージャーたちは、テクノロジー以外のセクターにも投資先を広げたい。でも、ただの古臭い会社は欲しくない。イノベーションを持っている会社が欲しいんや。言ってみれば、「テクノロジー株ではないテクノロジー株」やな。

わいのファンドでは、Eli LillyとJohnson & Johnsonを特に重視してきた。両社とも素晴らしい決算を出していて、株価が下がる場面があれば買うべきやと思っとる。Beckton DIckinsonにも医療テクノロジー事業がたくさんある。そしてAmgenも素晴らしい決算を出した。評価すべきものはちゃんと評価せなあかん。Modernaは、特定の病気に合わせた専門的なワクチンを作るという夢を、いよいよ現実にし始めている。ちょうど今週、mRNAインフルエンザワクチンがFDAの承認を受けたで。Modernaの株が年初来83%も上がっているのには、ちゃんと理由があるんや。

もちろん、テーマ投資をしたからといって絶対に儲かる保証なんてない。間違った医薬品株を選ぶこともある。Goldman Sachsだって、セールス&トレーディング部門が足を引っ張ることはある。消費者が羽振りよく金を使っていると思ってクルーズ株を買ったら、その中の一社が弱い決算を出して、業界全体がまとめて売られることだってある。

でも結論はこうや。今回の決算シーズンで出てきた情報は、まだ十分に新鮮や。だから、旅行関連株、半導体製造装置メーカー、サイバーセキュリティ企業、M&Aの世界で儲かる企業、あるいは医療テクノロジー企業。このあたりから銘柄を選べば、2026年の残りの期間で儲けられる可能性をかなり高めることができると、わいは思ってるんや。
好調さが続きますように。
応援よろしくお願いします。
