アメリカ発ーマカベェの米株取引

アメリカ在住マカベェがジム・クレーマーの発言等の米株情報をアップデートします。

景況 銘柄

【ジム・クレイマー】弱気派が全部間違っていた!市場を支配した「大嘘」の正体!【Mad Money】

投稿日:

 

こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/27のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

Mark Twainの言葉を借りるなら、嘘には3種類ある。「嘘、大嘘、そして統計」や。でっち上げみたいな数字に、それっぽく作り込んだネガティブなストーリーを組み合わせたものほど、人を惑わせるものはない。今日はダウは+0.20%、SP500は+0.72%、そしてナスダックは+1.57%と上昇したわけやが、Salesforceは46ドル、率にして22%も上がり、Nvidiaも18ドル、8.7%上昇した。今日は、なぜこの2銘柄がたった1日でここまで大きく動いたのか、その裏側を説明したい。

 

結論から言うと、わいらはここしばらく、実体のない統計に裏付けられた「嘘」と「大嘘」に振り回されていたんや。そして今、その弱気ストーリーが完全に裏目に出て、じっと持ち続けた人たちにとんでもない利益をもたらした。今日は、これまで間違って語られてきたことが一気に正された日やった。特に言いたいのは、SalesforceとNvidiaをめぐってずっと語られてきた根拠の薄いストーリーや。それからもう1社、CrowdStrikeもあるんやが、これも今日、決算をうけて大きくあがったんやが、これは別の機会に話すで。とにかく今回はSalesforceとNvidiaや。

 

Salesforceの創業者兼CEOのMarc Benioffと、Nvidiaの共同創業者兼CEOのJensen Huangは、昨夜それぞれ素晴らしい決算を発表したあと、わいの番組に出てくれた。2人とも、自分たちの会社が非常に健全な状態にあり、ビジネスが絶好調やということを強く訴えたんや。2人とも誇らしげやった。それも当然や。これまで浴びせられてきた嘘、誇張、恐怖をあおる話を、実際の数字で完全に打ち破ったばかりやからな。この数カ月、SalesforceとNvidiaの株は弱気派や空売り筋によって押さえ込まれてきた。

 

Salesforceについては、「AI競争の時代になればエンタープライズ向けソフトウェアは生き残れない」と言われた。一方Nvidiaについては、「ハイパースケーラーが独自チップを開発して自分たちで使うようになり、さらにはNvidiaから顧客を奪って、その顧客にまで自社チップを売るようになる」と言われてきた。少なくとも、これがずっと語られてきたストーリーやった。では、なぜこんな弱気ストーリーがここまで市場を支配したのか。まず、わいとヘッジファンドマネージャーとの関わりについて話しておきたい。

 

わいは基本的に彼らと話すのがあまり好きやない。なぜなら、彼らは常に自分のポジションに都合のいい話をしている可能性があるからや。もちろん、ヘッジファンドマネージャーが全員不正直やと言うとるわけではない。でも彼らには、自分のポジションを有利にすることで金銭的な利益を得られるという事情がある。だから、その気になれば事実を自分たちに都合よくねじ曲げる動機がある。わいはそこに巻き込まれたくない。なぜなら、わいのボスは誰やと思う? みなさんや。だから、みなさんを間違った方向に導きたくないんや。

 

まずSalesforceから見ていこう。Salesforceは、いわゆる「シートモデル」というビジネスモデルを使ってきた。簡単に言えば、ユーザー1人ごとに料金を取る仕組みや。これは長い間、非常に優れたビジネスモデルとして機能してきたし、Marc Benioffもこのモデルで大成功してきた。ところが最近になって、一部の空売り筋が「Salesforceのような会社はAI競争によって食い尽くされる」と言い始めた。彼らの理屈はこうや。SaaS企業はユーザー数、つまりシート数に応じて料金を取っている。でもAIが普及すれば、企業はこれまでほど多くの従業員を必要としなくなる。そうなればシート数は減る。だからSalesforceは値段を下げざるを得なくなる。つまり、Software as a Serviceというビジネスモデルそのものが死んでいく、という話やった。

 

さらに弱気派は、AnthropicやOpenAIのような大規模言語モデル企業なら、Salesforceが提供しているものと同じような機能を、自分たちでコードを書いて簡単に作れるとも主張していた。「そんなものは簡単にできる」ヘッジファンドマネージャーたちはそう言うとった。そして彼らは、これを「SaaSpocalypse」と呼んだ。SaaSの終末や。この言葉はキャッチーやったから、みんながどんどん使い始めた。そして実際、このストーリーは株価に効いた。Salesforce株を押さえ込み、さらに下へ下へと引きずっていった。

 

確かにSalesforceには、やや期待外れの四半期が2回ほどあった。でもMarcはずっと、Agentforceを導入していると説明していた。これは2年前のDreamforceで、わいの番組でも紹介してくれたものや。AIエージェントを使って営業力を高め、従業員の生産性を上げる仕組みや。ただ、その移行期間中にも「SaaSpocalypseや」という声はどんどん大きくなっていった。Salesforceの成長率は急速に落ちている。年間受注額は急落する。シート数は減る。顧客は離れている。顧客離脱率はひどい。大幅な値引きをしている。契約期間も短くなっている。そしてClaudeのようなAIがSalesforceを完全に不要にする。ずっとそんな話ばかりやった。

 

ところが昨夜、Salesforceが決算を発表したら、実際の数字はまったく違っていた。純新規の年間受注額の伸びは、この4年間で最も強かった。すべてのシート数が前年同期比で増えた。価格設定も強かった。顧客離脱率は過去最低水準に近かった。そしてSalesforceで最も価格の高いバンドル製品の受注は2倍になった。つまり、これまで言われていた懸念が一つずつ全部消えたんや。そして、もしAnthropicが本当にSalesforceを破壊しようとしているなら、ずいぶん変なやり方をしているよな。昨夜、SalesforceはAnthropicとのパートナーシップを大幅に拡大すると発表した。実質的には、SalesforceのプラットフォームをClaudeに深く組み込んでいくような話や。

 

AnthropicのCEOであるDario Amodeiも、わいの番組でこう言うとった。「私たちは誰かを破壊することには興味がありません。これは非常にポジティブサムなものだと考えています。それが市場というものです。私たちはここで新しい価値を生み出しています。問題は誰かを破壊することではありません。この莫大な利益が、さまざまな人々や企業にどれだけ分配されるのかということです。そして私たちは一貫して、顧客と協力していきたいと考えています」わいはこの姿勢が好きや。「新しい価値を作る」。ええやないか。

 

では、Salesforceを破壊するはずやったSaaSpocalypseはどこへ行ったんや。忘れたらあかんのは、Salesforceは何よりもまずデータの会社やということや。企業がデータレイクを作るのを手伝い、データを統合し、連携させ、調和させる。AIモデルが本当に企業の中で機能するには、このレベルのインテリジェンス、セキュリティ、ユーザーごとの管理、共有の仕組みが必要になる。Salesforceはその上にエージェントモデルを載せて、さらに新しいAIのユーザーインターフェースを載せようとしている。そうすることで、企業のシステムの中にずっと眠っていたデータの価値を引き出せるというわけや。これが、Salesforce株が1日で22%以上も上昇した理由や。

 

Salesforceは今年を265ドル台で始めた。そのあと、「AIによってSalesforceは不要になる」という失望と置き換えへのヒステリーがピークに達したところで146ドルまで落ちた。そして今日、252ドルまで戻ってきた。わいはまだ上がると思っとる。SaaSpocalypseやって?むしろShortpocalypseやろ。つまり、SaaS企業の終末やなくて、空売り筋の終末や。そしてSalesforceをめぐるSaaSpocalypseの話もひどかったけど、正直言って、Nvidiaをめぐって飛び交っていた噂はもっとひどかったと思う。

 

考えてみてくれ。Nvidiaは、実質的にAI革命そのものを作ったような会社や。Jensen HuangはNvidia革命を率いてきた先駆者で、わいは「現代のDa Vinci」とずいぶん昔から呼んできたことはこの番組を見てくれている人なら知ってくれているやろ?Nvidiaがまだ主にPC向けのグラフィックスチップを作る数十億ドル規模の会社やったころから、AIを動かす半導体を作る会社へと変え、ついには時価総額5兆ドル、世界最大の会社にまで成長させた。ところが最近、Nvidia株は少し出遅れていた。そして株価が出遅れると、ネガティブな話が一気に増える。これは本当にそうや。株価が弱いというだけで、それに理由をつけるように悪い噂がどんどん作られていく。

 

5月以降、Nvidiaにはずっと攻撃の刃が向けられてきた。わいはSalesforceもNvidiaも、わいのファンドで長いこと保有してるから、いろんな噂を聞いてきた。Nvidiaの売上は減速している。顧客基盤が一部のハイパースケーラーに集中しすぎていて、そのハイパースケーラーがNvidiaに背を向け始めた。データセンターをめぐる政治環境も悪化している。巨大なデータセンター建設会社は資金不足に陥っている。Nvidiaのチップは価値を維持できず、どんどん価値が下がっていく。新しいVera Rubin半導体も遅れている。粗利益率も低下している。さらには、Nvidiaが顧客に出資し、その金で顧客にNvidiaのチップを買わせる、いわゆる循環取引をしているという批判まであった。とにかく、とんでもなくネガティブなストーリーばかりやった。

 

では、実際にはどうやったのか。今挙げた話は、ほぼ全部間違っていた。彼らは何も分かってなかった。まずハイパースケーラーや。以前はNvidiaの売上のかなり大きな部分を占めていたけど、今では全体の50%まで低下している。残りの50%は、国家レベルの買い手やネオクラウドのインフラ事業者が占めている。つまり、以前よりも少数の巨大顧客への依存度はかなり低くなっているんや。そしてNvidiaのチップは、みんなが思っていたよりはるかに長く使える。場合によっては7年くらい使える可能性もある。なぜなら、ソフトウェアアップデートによってチップの性能や機能をずっと新しい状態に保てるからや。Vera Rubinも予定通りや。

 

確かに粗利益率は少し下がった。でも、それはビジネスが弱くなったからではない。メモリー価格が急騰している中で、そのコストを顧客に全部転嫁せず、Nvidia自身が一部負担することを選んだからや。さらに、「ハイパースケーラーは独自チップを作ってNvidiaから離れていく」という話も違った。確かに彼らはNvidia以外のチップも作っている。でも、それでもNvidiaを大量に使い続けている。Amazon Web Servicesは、Nvidiaが得意とするGPUを200万基導入する計画やし、NvidiaのCPUも大量に使う予定や。それから、あれだけ批判された循環取引も、多くはうまくいっている。なぜならNvidiaが投資した会社の価値が維持されているか、むしろ上昇しているケースが多いからや。

 

Jensenは、わいの番組で「もっと大きな投資をしておけばよかった」とまで言うとった。こういうところが彼らしい。Nvidia自身の利益は拡大している。そして同じくらい重要なのは、Nvidiaの顧客もNvidiaの計算資源を使って利益を出せるようになってきたことや。利益を生まないままAIチップを買い続ける時代は終わった。ここからは、莫大な利益を生み出す時代や。最悪の場合ですら、Nvidiaの計算能力を他社に貸すだけで大金を稼げる。Elon MuskがSpaceXのNvidiaの計算資源をGoogleやAnthropicに貸して稼いだようにな。

 

そして何より重要やったのが、次の数字や。Nvidiaの決算発表直後、投資家が決算資料を読み込んでいた段階では、株価は時間外で6ドルほど下がっていた。ところがカンファレンスコールが始まった瞬間、ほぼ一気に10ドル近い上昇へと切り返した。なぜか。Nvidiaが次の会計年度に、売上高を70%成長させられると示したからや。ウォール街の予想は45%成長やった。しかも供給制約がなければ、100%成長できた可能性すらあるという。よく考えてくれ。これは時価総額で世界最大の会社や。その世界最大の会社が、来年70%成長すると言うとる。これはもう、驚異的としか言いようがない。

 

そしてデータセンターをめぐる政治的な混乱についても、Jensenはそこまで心配していない。彼はこう言うとった。「もっと大きな視点から見れば、これはアメリカにとって大きなチャンスです。本当に途方もない機会です。AIデータセンターやAIファクトリーは、アメリカ全土で何十万もの雇用を生み出しています。そして地域社会も良くしています。多額の税収をもたらし、経済活動を地域に持ち込んでいるからです。だから、これが雇用を生み出しているということに気づいてほしい。これはアメリカを再工業化することになります。この50年間で失ってきた製造業が、アメリカに戻ってくるチャンスなのです」

 

アメリカよ、これをちゃんと聞いてくれ。昨日、Nvidiaの70%成長という数字が出る直前まで、株が大きく売られていたことを考えると、人間がどこまでネガティブになれるのか、本当に信じられない。でも、空売り筋が何を言うかなんて、わいは気にしてない。好きなだけしゃべらせておけばいい。最後には真実が出てくる。結論やが、SaaSpocalypseを叫び、Nvidiaの終わりを語っていたヘッジファンドは、SalesforceとNvidiaの株価上昇によって完全にやられた。もしわいの話を聞いて、途中で売ったり買ったりせず、ただSalesforceとNvidiaを持ち続けていたなら、今日は、とんでもなくええ日やったということや。

 

 

決算後の株価の動きは素晴らしかったです。

 

応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

米国株ランキング

-景況, 銘柄
-

Copyright© アメリカ発ーマカベェの米株取引 , 2026 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.