こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの9/11のMad Moneyはどうだったでしょうか。

ありがたいことに、今日は原油価格が下がった。これがすべてを変えたんや。原油安がアメリカ国債利回りの上昇を抑えて、それが株式市場のかなりしっかりした上昇につながった。ハイテク株主導でダウは+0.98%、SP500は+0.86%、そしてナスダックは+0.96%やったで。今日は本当に、昔を思い出させるような相場やった。面白いことに、今回のハイテク株上昇は、わいを困惑させていたような材料とはあまり関係がなくて、AdobeとOracleから出てきた前向きな発言がかなり大きかった。もっとも、AdobeとOracle自身の株価は、それほど派手に上がったわけではない。

かつての人気株から転落したAdobeはエンタープライズ・ソフトウェアを代表する会社や。一方のOracleは、昔はデータベース会社やったけれど、今ではデータセンターを建設する会社になっていて、AIを代表する存在になっとる。Adobeが少しでも成長を示したこと、そしてOracleがATM、つまり市場で株式を売却するアット・ザ・マーケット方式で200億ドルを調達できたこと。この二つによって、両社とも「まだ戦い続けられる」ということが分かったんや。両社とも見通しは保守的やった。それでいい。少なくとも、この二社が近いうちに押しつぶされるような状況ではない。そこが重要なんや。

では、この二社のおかげで、ほかにどんな企業が「まだ戦える」ということになったのか。最近かなり低調やった、データセンター向けのエンタープライズ・ソフトウェアやハードウェア企業や。Dell、Vertiv、Cisco、Marvell、GE Vernova、Hewlett Packard Enterprise。こうした企業はすべて、ハイパースケーラーによる巨額の設備投資の恩恵を受ける。もちろん、ハイパースケーラー自身の株もそうや。Meta、Amazon、Alphabet、Microsoftは全部上昇して取引を終えた。

Appleもここに入れたいところやけれど、Appleは完全に独自の世界にいる。そして幸いなことに、今のAppleにとっては素晴らしい世界や。この新しいデュアル折りたたみ式iPhoneへの需要は、とんでもないものになる可能性がある。Bravo、Appleや。新製品発表のあと、Apple株は珍しいくらい素晴らしい上昇を続けとる。わいはまだ上値余地があると思っとる。さて、ここから来週のゲームプランを見ていこう。来週は決算がかなり少ないから、いつもより短めや。

まず月曜日、わいはサンフランシスコに向かうで。いつも市場を動かすDreamforceがあるからや。Salesforce CEOのMarc Benioffが開催する、とてつもなく大規模なイベントや。今年はインタビューする顔ぶれもかなり豪華や。BroadcomのCEO Hock Tan、OpenAIのCFO Sarah Friar、LyftのCEO David Risher、そしてRobinhoodのCEO Vlad Tenev。すごいメンバーやで。それと月曜日には、湾岸地域で週末に何が起きたのかも確認せなあかん。最近は毎週月曜日、これをやらなあかんようになっとる。

というのも、アメリカが何をやっても、軍事的にイランを抑止できていないということが、かなりはっきりしてきたからや。まったく抑止できていない。率直に言うと、イランはこの真っ向勝負をむしろ楽しんでいるようにも見える。まるでチャンピオンと同じリングに立っているだけで、「われわれはTalibanや、North Vietnameseや」と言えるかのような感じや。イラン側から見れば、自分たちのほうが優位に立っていて、トランプ大統領には何かをすることもできないし、するつもりもない、ということなんやろう。

もし何も起きなければ、湾岸諸国とイランの間で始まったばかりの和平協議が何らかの成果を出して、それによって原油価格が急落する可能性があると考えなあかん。ちなみに、わいが今日原油価格が下がった理由やと思っとるのはこれや。ただし、もしイランが空母打撃群にドローンの大群で攻撃するようなことになれば、原油価格は急騰し、金利も跳ね上がって、株式市場はかなり激しく売られることになる。さらに、イエメンにいるイランの同盟勢力フーシ派が紅海を封鎖できる可能性もある。これも相場にとってはまったく助けにならん。

火曜日にはSalesforceのMarc Benioffにインタビューするで。Salesforceは今、Agentforceという最先端のAIプラットフォームを提供しとる。これは、2年前にわいらの番組で紹介したやつや。わいのファンドでもSalesforce株を保有しとる。最近、この株はかなり強い。今日もそうやった。ようやく投資家が、Salesforceの製品は企業のデータに問いかけて、それをさまざまなAIに通すことで、どうすれば一番うまく売上につなげられるのかを導き出せる、ということを理解し始めたんやと思う。わいはこのプログラムがどれだけ優れとるのか、本当に興味を持っとる。実際に自分でもかなり試したし、相当な時間を使って調べたで。

そして水曜日は、とてつもなく重要な一日になる。この日はFOMC、連邦公開市場委員会が開かれる。市場のコンセンサスでは、経済が過熱していて、ほぼ完全雇用の状態やから、Fedは利上げを実施する必要があると見られとる。それは分かる。インフレは高すぎる。今日のCPIも、まあまあではあったけれど、素晴らしい数字ではなかった。インフレを抑え込む必要がある。それだけは間違いない。今日出てきたさまざまな数字を見れば分かるけれど、かなり多くの価格が上がっとる。そして、そのかなりの部分が原油価格に左右されとる。

わいらはずっと原油価格が下がるのを待ってきた。よく「食品とエネルギーを除けば」と言うやろ。でも、もうそれでは済まん。あまりにも長い間、原油価格が下がるのを待ち続けてきたから、今では原油高が経済システムそのものに組み込まれてしまっとるんやないかと思う。もう無視できん。実際、原油価格は下がってこなかった。そこで大きな問題になるのが、短期金利が上がったとき、いわゆるイールドカーブの残りの部分がどう動くのか、ということや。Fed議長Kevin Warshが利上げを発表したら、30年債をはじめとした長期のアメリカ国債利回りは上がるのか、それとも下がるのか。

実はわいは、下がると思っとる。長期金利はむしろ低下するんやないかと思う。なぜなら、長期金利を決めるのは債券トレーダーで、債券市場の人間が見たいのは、この政府の中の誰かが規律を示すことやからや。Warshなら、その規律を示せるかもしれない。そして、その引き締めはかなり厳しいものになる可能性がある。来週の利上げがもたらす影響は、絶対に過小評価したらあかん。わいらはもう何年も高金利環境の中で暮らしてきた。それなのに、ここから金利がさらに上がる可能性があるというのは、かなり厳しい。Fedが金融引き締めをするなら、強気派はFedと戦うことになる。

そして「Fedと戦うな」というのは、ウォール街の昔からの鉄則や。ハイテク株であっても同じやと思う。だから今は、手元の現金を株に投入するにしても、かなり慎重にやったほうがええ。CNBC Investing Clubでは、この不安定な環境を考えて、今はわいのファンドのかなり高い割合を現金で持っとる。そしてもう一回言っておく。信用取引から降りるんや。今は借金して株を買うような時ではない。株価は高すぎる。そして、この素晴らしい住宅建設会社のためにも、長期金利が下がってほしい。その会社が、取引終了後に決算を発表するLennarや。

去年、Lennar株は140ドルやった。今は79.60ドル。それでも今日は1.70ドル上昇したあとの価格や。アメリカ国債利回りが頑固なまでに高止まりする限り、住宅ローン金利も高止まりする。そして多くの人は、この10年の初めに手に入れた低金利の住宅ローンを捨てて、今の高金利のローンに乗り換えたいとは思わん。たとえ、それによって新しい家を買えるとしてもや。ただ、Lennarは住宅市場には何らかの支援策が必要やと強く訴えると思う。これは大統領も検討すべき話や。なぜなら、中古住宅販売件数は40年ぶりの低水準にあるからや。

もし議会で共和党が多数を維持するなら、全員に5,000ドル配るより、住宅購入者を助けるほうがええんやないか。必要なのは「トランプ配当」やない。初めて住宅を買う人への支援や。いや、正確に言うなら、住宅購入者への支援やな。木曜日には重要なアナリスト向け説明会が二つある。BrinkerとIntuitや。Brinkerは、わいらの番組でも何回も取り上げとる会社や。BrinkerといえばChili'sやな。この会社には毎回驚かされる。今回の説明会も例外ではないと思っとる。

そしてTurboTaxとQuickBooksを手がけるIntuit。この会社は不当に悪く見られとると思う。みんな「AIに破壊される」と考えとるからや。でもわいは、「AIにディスラプトされるかもしれない」という話だけで株価を叩き下げる時代は、もう終わったと思っとる。ServiceNowとSalesforceの反発を見れば分かる。そしてAdobeについて、わいがどうなると思っとるかも、もう分かっとるやろ。わいはIntuitもInvestor Dayのあと、同じような値動きをする可能性があると思っとる。

結論やが、ここまで株のことを言ってきたが、今日の結論は全く別のことを言いたい。なぜなら、もちろん今日は、2001年9月11日にアメリカが攻撃されたときに亡くなった方々を追悼する日でもあるからや。そのことに触れずに終わるわけにはいかん。わいは、あの日がどれほど凄惨な一日やったのか、これまで本当に長い時間をかけて考えてきた。10年前には、このテレビ局のためにダウンタウンの復興についての特別番組も作った。そしてわいは、あの出来事を常に人々の意識の中心に置いておくことが大切やと思ってきた。特に若い人たちには知っておいてほしい。

あの日、アメリカは永遠に変わった。結局のところ、今日一番大切なのは、亡くなったすべての人たちを忘れないことや。建物の中で亡くなった人たち。そして、その建物の中にいた人たちを救うために、自分の命を懸けた人たち。このあと番組の中で、わい自身があの日について考えとることをもっと話すつもりや。この番組が単に「金のことだけを考える番組」だったとは思わんでほしい。まったくそんなことはないんや。
FOMC後の動きが心配です。
応援よろしくお願いします。
