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【ジム・クレイマー】去年のパンデミックの最中のマーケットのボトムはどうやって形成されたのか!?【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの3/23のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

 

今日は株式市場が下落の日になったな。今のマーケット、いつ下げ止まるか知りたいと思っとる人も多いことやろう。ちょうど一年前の今日、マーケットはパンデミックの大きな大きなマーケットの下落でボトムをつけた日になったんや。皆がボトムを待ち望んどったんやが、ちょうと今日がその日やったんや。全ての痛みがボトムをつけたんや。そのボトムつけとる時は誰もそれを認識はできなかったんやけどな。今の状況は去年の今頃のようなボトムをつけるところとはまだまだかけ離れとるで。セルオフがいつ終わるのか、それを考えるためにも、去年のことを振り返っとこうやないか。

 

 

 

 

まず、Squawk BoxやSquawk on the Streetを長年やっとるHarm Hainesは、誰よりもボトムを当てるのがうまいんや。2009年の3月なんか有名なHaines callや。売り手と買い手の比率が9:1になったらボトムがおこる、これが彼が好む一つのやり方や。こんなに売り手が多いということは、皆全てをあきらめて投げ売っとるということで、それは正しいことではないことが多く、ボトムなことが多いんや。やけど去年の時は、ちょっと特殊やったで。その法則が今一通用せんかった。わいはどうかやって?わいの場合はどれぐらい多くの会社がaccidentally high yeilderになるかを見るんや。株価指数は確かに一年前の今日、安値にヒットしたんやが、わいが観察して待っとった売りのクライマックスはその数日前、3/19に来たんや。79のSP500の会社が配当が5%こえて50%株価が下落したんや。190の会社が4%の配当で40%下落したんや。やけどそれでもまだその時はボトムやなかったんや。

 

ダウのリアルなボトムは、18213や。高値から10000も落ちたんや。下落はめちゃめちゃ速かったで。やけどボトムはちょっとconfusingやった。なぜならボトムをつける前に、既に多くの株の株価が回復しはじめとったからや。そしてそういう株がその後のリーダーになったんや。いわゆるGreat Reshufflingを担った株たちや。リモートワークになって、都市から田舎への移動のシフトが起きた。Great Reshufflingという言葉はわいはZillowのカンファレンスコールではじめて聞いたんや。何にせよ、下落の先を担うリーダー株は、ボトムより前に立ち上がるから、あらかじめ買っとかんとバーゲン価格では買えんのや。

 

ボトム前の下落では、多くのダウングレードや目標株価の切り下げがあったで。Wells FargoなんかCarnivalの目標株価を$53から$6に引き下げたりしたんや。今は時価総額が2兆ドルのアップルも、時価総額は1兆ドルをきってたんやで。原因を探したければ、やっぱりワシントンやろう。COVIDのrelief planを上院が取りまとめるのに失敗したことはわいらを驚かせて失望を与えたで。2008年にTARPが通らんかった時はダウは800も落ちたんやが、その時と一緒や。ムニューチン財務長官が、dealは近いとマーケットをなだめようとしても、マーケットは聞く耳を持たんかったんや。やけどムニューチンは皮肉にも正しかったんや。ほどなく328万人という最悪記録の失業者の数字が発表されて、上院は2兆ドルの経済支援パッケージを合意せざるを得なかったんや。

 

 

 

 

 

 

さて、ちょっと話を戻って、なんで2009年のHainesのボトムより、去年のボトムをあてるほうが難しかったかということやが、繰り返すようやが、マーケット全体がボトムをつける前に、既にあがりはじめとる株があったからや。それがStay at Home銘柄やったんや。Zoom (ZM)、DocuSign (DOCU)、Etsy (ETSY)、Shopify (SHOP)、PayPal (PYPL)、Square (SQ)とかや。わいのCOVID Indexの主要構成銘柄達や。そういう銘柄は3/23のボトム以前に株価が立ち直り始めとったんや。ボトムをつける前に、お金は敗者から勝者に移り始めとったんや。株式市場全体がまだ下げ止まらんように見えるときでも、そういう動きは既にはじまっとったんや。それはなぜかというと、金融危機の場合と違って、リモートワーク時代に適応できた会社は、どんどん伸びるやろうことが予想できたからや。

 

 

 

 

 

 

シンプルに言うと、期待されとった経済支援策がまとまらんかった時がボトムやった。やけど振り返ってみると、社会経済活動が無残なことになって、いずれ経済支援策がまとまることはわかっとったはずや。やっぱり夜明け前が一番暗いんや。ワシントンは2009年の時のように、混乱を引き起こして、パニックを引き起こして、やけどそれでボトムが形成されて、ワシントンの動きが正しくなればそこから上がっていったんや。それが去年おきたことや。そして勝者はボトムより先に上がり始めとったんや。

 

 

冴えない株価の動きが続きますね。。。

 

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